今回は「SDCS ユニコーンガンダム2号機バンシィ(デストロイモード)&バンシィ・ノルン パーツセット」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場するバンシィおよびバンシィ・ノルンの、クロスシルエットの切り替えパーツ付きセット品をご紹介。
2023年発売。
他のSDCSユニコーン系の色替えランナーを使いつつ、「アンテナパーツ」「3種のアームド・アーマー」「リボルビング・ランチャー」が新規造形で付属します。
アームド・アーマーBS用の3Dメタリックシールも同梱。
SDフレームとCSフレームが両方付属し、組み替えによって「バンシィ」「バンシィ・ノルン」が再現できます。
ということで、クロスシルエットのバンシィ/バンシィ・ノルンをレビューしていきたいと思います!
SDCS ユニコーンガンダム2号機バンシィ(デストロイモード)&バンシィ・ノルン パーツセット
今回は豪華な内容になっていて、SDフレームとCSフレームが両方付属するうえパーツの付け替えで「バンシィ」「バンシィ・ノルン」の両形態が再現できるというパーツ数の多いキットに仕上がっているぞ!(>ω<)
ただ、お値段2,200円(税10%込)といつもよりちょい高めになっているのとデストロイモード固定な点はご注意を。
ユニコーンモードを再現したいなら、BB戦士版をチョイスする必要があります。
今回はホイルシールのほか、アームド・アーマーBSに貼る用の3Dメタリックシールも付属するのが特徴です。
また、瞳部分は通常の瞳とクワッと見開いた瞳の2種類が付属し、選択式となります。
SDフレーム:バンシィ
それではSDフレーム(頭身が低い方)の、ノルンではないバンシィ状態で組んだ状態から見ていきます。
SDフレームとはいえ、全高はBB戦士やEXスタンダードと同じぐらいです。
本体は「2019年製のSDCSユニコーンガンダム(デストロイモード)」の色違いランナーが流用されていますが、アンテナや武装類が新規造形で付属する感じです。
頭部をアップで。
新規造形のアンテナをアップで。
1号機のアンテナは表面だけイエローという設定色の都合上、アンテナにシールが使われていました。今回はゴールドで色分けされているので、色分けが進化していると言えそうです。
フェイス部分を超アップで。接写しても良くできた造形かつ、頬あたりにクリアパーツが採用されていて豪華な見た目を実現しています。
フェイス部分を引き抜き、目の部分を回転させれば……
瞳無しVer.に切り替えできます。
目のフチや隈取りが色分けされているので、見栄えがメチャいいです。
胴体をアップで。このあたりにもクリアイエローのパーツが多用されています。
右腕のアームド・アーマーBSは新規造形で、ゴールド部はメタリックシールを使います。
シールは分厚くて硬い素材でできているため、シール感があまりありません。
アームド・アーマーBSは、前方へ展開します。
左腕のアームド・アーマーVNも新規造形で、クローは開閉します。
クロー先端のゴールドは、シールです。
ランドセルのサーベルはダミーで、持たせる場合は専用のサーベルを持たせます。
底面には、スタンド用の3mm穴が空いています。足裏には肉抜きあり。
アームド・アーマーBSをぶっ放すバンシィ!
SDフレームとはいえ、可動はそんなに悪くありません。
アームド・アーマーVNで襲いかかるバンシィ!
ビーム・サーベルは、ブルー1色1パーツ成形で要塗装です。
ランドセルのサーベルは外せるので、持たせる場合は背部のサーベルを外して展示することができます。
持たせる用のサーベルも、2本付属します。
瞳無し状態でパシャリ。
SDフレーム:バンシィ・ノルン
それではSDフレーム状態のバンシィ・ノルンを見ていきます。
切り替えは簡単で、両腕のアームド・アーマーを外して「ビーム・マグナム」「アームド・アーマーDE(シールド)」「アームド・アーマーXC(背部)」を取り付けるだけでOKです。
背部のアームド・アーマーXCは、サーベルの基部に上から被せるようにして取り付けます。
ビーム・マグナムをアップで。銃身下部には、リボルビング・ランチャーを取り付けます。(着脱可能)
シールド(アームド・アーマーDE)は、左腕にマウント可能でロール回転します。
こちらにもクリアパーツが使われています。シールド内側のサイコフレームは、フチの青い部分にシールを使います。
アームド・アーマーXCはシンプルな2パーツ構造で、可動はしません。
シールドは、専用のジョイントパーツを噛ませることにより背部にマウントすることもできます。
暴れまわるバンシィ・ノルン!
ちなみに収納用のサーベルを外しても、アームド・アーマーXCに影響はありません。
CSフレーム:バンシィ
それではお待ちかね、頭身の高いCSフレーム状態のバンシィを見ていきます。
フレーム部が伸び、関節が曲がるので可動幅が大幅にアップします。
このように、手足の関節が曲がるようになりました。
やはり関節が曲がるので、派手なアクションポーズがガンガン決まるようになりました……(>ω<)
やはりCSフレーム、いいですね……。
ビーム・サーベルを抜刀。
アクション!
こいつ、動くぞ……!
CSフレーム:バンシィ・ノルン
CSフレームのバンシィ・ノルンも見ていきます。
リボルビング・ランチャーをぶっ放すノルン!
シールドで防御。
サーベル二刀流でパシャリ。
BB戦士とクロスシルエットの比較(バンシィ)
それではここから、過去に発売されたSDバンシィと比較していきます。
バンシィのBB戦士は2013年発売ということで、今回の約10年前に発売されたものになります。
全高は変わりませんが、微妙に体型バランスが変化しています。
頭部を比較。BB戦士版は頭部可動ギミックを搭載していて、ユニコーンモードが再現できるのが売りだったりします。
胴体を比較。ともにクリアパーツが使われていますが、色合いが若干異なっています。
BB戦士版は、HGUC版のような透明度の高いクリアパーツ。今回のSDCS版は、イエロー要素が濃いパーツで再現されています。
アームド・アーマーBSを比較。今回は長めにデザインされているうえ、メタリックシールが付属するのが特徴です。
アームド・アーマーVNを比較。
EXスタンダードとクロスシルエットの比較(バンシィ・ノルン)
それでは今度は、2017年発売のEXスタンダード版のバンシィ・ノルンと比較してみます。
ちなみにBB戦士では「バンシィ」「ノルン」両形態が発売されていますが、EXスタンダードではノルンのみのリリースとなります。
頭部を比較。EXスタンダード版は安価ということもあり、アンテナをはじめシールを貼るところが多いです。
胴体を比較。
アームド・アーマーXCを比較。
ビーム・マグナムとリボルビング・ランチャーを比較。
シールドとアームド・アーマーDEを比較。
BB戦士版、EXスタンダード版のレビューは↓からどうぞ。
バリエーションキットである、「クロスシルエット ユニコーンガンダム(デストロイモード)」「クロスシルエット ユニコーンガンダム3号機フェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)」とディスプレイ。
これらは、共通ランナーが使われています。
あなたはどのユニコーンガンダムがお好み……?(わたしは地味に無印バンシィ(*ノェノ))
SDCS ユニコーンガンダム2号機バンシィ(デストロイモード)&バンシィ・ノルン パーツセットの感想
ということでSDCSバンシィセットのご紹介でした。
「SDフレーム」「CSフレーム」の両方が付属するうえ、「バンシィ」「ノルン」どちらにも切り替えできるのでバンシィファン・かつSDファンには決定版になっていると思います。
ただ、クロスシルエットのユニコーン系はすべてデストロイモード固定なので、ユニコーンモードを再現したい方はBB戦士版をチョイスしましょう。
元が2019年製のSDCSユニコーン系のランナーが使用されているので、クオリティ的には今のガンプラ目線で見ても通用するSDキットに仕上がっていると思いますぞ。
以上、「SDCS ユニコーンガンダム2号機バンシィ(デストロイモード)&バンシィ・ノルン パーツセット」のガンプラレビューでした!