今回は「フルメカニクス エールカラミティガンダム」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムSEED ECLIPSEに登場し、ジョエル・ジャンメール・ジローが搭乗するエールカラミティガンダムをご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
メカデザイナーの阿久津潤一氏により描き起こされた、ギミック内蔵の「空戦用複合兵装<アドラー>」「エールユニット」などが、新規造形で再現されています。
ということで、フルメカニクス エールカラミティガンダムをレビューしていきたいと思います!
FULL MECHANICS 1/100 エールカラミティガンダム

空域支配-「制空戦闘型カラミティ」、エールカラミティガンダムさん。
設定的には後期GAT-Xシリーズである「カラミティのバリエーション機」で、みなさまおなじみのカラミティが「ランチャー(砲撃系)」、オレンジの切り裂きエドの乗るやつが「ソード」、そして今回の機体が「エール」となります。
ガンプラ的には一般で発売されている「FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダム」のリデコキットとなり、成形色の変更に加え新規武装・ユニットが同梱する内容になっています。
価格は5,500円(税込)です。

ホイルシールと、マーキングシールが付属します。

ということで、完成したFULL MECHANICS 1/100 エールカラミティガンダムがこちら。
ご覧のようにグレーっぽいブルーを主体とした成形色で再現されていて、特徴的な武器とエールユニットが同梱するのが特徴です。
今回は珍しく、全部のマーキングシールを貼ってみたよ……(*´ェ`*)

ボックスサイズは結構でかく、特に背部のエールユニットまわりの新規ランナーが多い印象です。
本体はカラミティの色替えですが、両肩と両腕に新規武装を装備しているのも特徴です。

エールユニットはかなり重いので重心が後ろに寄りますが、一応自立は可能です。
ただ経年で足の関節が緩くなってくるのが容易に想像できますので、展示する時はアクションベースを使った方がベターかもしれません。

本体の可動域はかなり広く、手足は大きく広がります。

手足の関節もよく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
今回ももちろん、ポリキャップレスのKPSランナーを使った動かしやすい素材で再現されています。

本体はほぼ同じですが、今回もアップで見ていきます。

頭部は15パーツも使われていて、目の下の隈取りや細かいアンテナも別パーツで再現されています。

胴体をアップで。

胸部中央には、580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」を搭載。
モールドが細かいですね(*_*)このあたり、カラミティ系の共通部分です。

肩の武装は変化。このあたりが新規造形で、上側のターレットには57mm2連装ショルダーキャノンを搭載。
2連装砲は、砲身が上下に可動します。

後ろから見ても、造形が細かいです。

下側には、220mm4連装多目的ミサイルポッドを装備。
ミサイルは色分けされていて、ロール回転します。

57mm2連装ショルダーキャノンも、回転ギミックを搭載しています。

肩は引き出しギミックにより、柔軟に可動。

腕部には、新規のビームガントレットを装備しています。
ギミックは後ほど!(>ω<)

腰部。前側の中央パーツは組むのにちょい難航したので、破損にはご注意を。
マーキングシールがかっこいいですね。

腰部のアーマー内部は、裏打ちパーツで色分けされています。
股間軸の穴は、前後にスイング可動します。

ボリューミーな脚部。接地性は優秀です。

マーキングシールかっこいい……(*ノェノ)
足裏に肉抜きはありません。

背部は、カラミティの共通規格です。

そしてこちらが本キット最大の特徴である、エールユニット。
両サイドには飛行モジュールが装着されています。

後ろから。ご覧のようにディテールが細かく、色分けも良好です。

各部アップで。ターボファンエンジンっぽいデザインです。

主翼は、航空機の構造を意識したディテールで再現されています。

先端には、120mm3連装ガトリング砲を搭載。
こちらもロール回転します。

↑枠のパーツをバックパック下部に取り付けることで、アクションベースに対応します。
一応股下に取り付けるジョイントパーツも余りますが、今回はエールユニットが重過ぎるため、こちらのパーツを使った方が良さげです。

ということで、展示した状態がこちら。

それでは新規の武装ギミックを見つつ、アクションポーズいってみます!

こちらが新規造形の空戦用複合兵装<アドラー>、ウォーハンマーモード。
多軸構造により様々な可動ギミックを搭載しており、パーツの差し替え無しで4種に変形可能です。

槌頭部分は、鋭利なやじりの形状をしています。
動力パイプや、後ろ側の造形も細かく再現されています。

各部アップで。
動きに合わせ、シリンダーのような部分も連動して動きます。

両手で掴むことができるぞ!(>ω<)

アドラーを振り上げるエールカラミティ!

粉砕!

このように先端パーツを折りたたみ、ビーム刃を取り付ければジャベリンモードに変化します。

ドドン。

突き!

いい感じ……。

逆側の先端部を折りたためば、銃口が顔を出します。

あとはこのように折りたたみ、

ライフルのように持たせれば……

ライフルモードBになります。

アドラーをぶっ放すエールカラミティ!

逆側に折りたためば、ライフルモードAになります。
肩に担ぐ射撃体勢をとれるモードです。

両腕のビームガントレットは、中央のパーツを外して手に持たせることによりビームサーベルになります。
特殊なビーム刃パーツも、左右分付属します。

ビームサーベルを構えるエールカラミティ!

アクション!

ベースキットの、FULL MECHANICS 1/100 カラミティガンダムと比較。

カラミティの方は、一般で入手可能です。

FULL MECHANICS 1/100 ソードカラミティガンダム(右)も混ぜてディスプレイ。



FULL MECHANICS 1/100 エールカラミティガンダムの感想
ということでフルメカニクス エールカラミティのご紹介でした。
本体はカラミティの色替えですが、「空戦用複合兵装<アドラー>」「ビームガントレット」「バックパック」と新規造形の多い内容になっていました。
2021年発売の優秀なカラミティのランナーが使われているので、今のガンプラ目線でも見ても新しさすら感じる高クオリティなガンプラに仕上がっていると思いますぞ……(*_*)
立たせて展示しておくと脚部関節がユルくなってきそうな気がするので、アクションベース1・3・4あたりは用意しておいた方がいいかもしれません。(本キットにアクションベースは付属せず)
以上、「FULL MECHANICS 1/100 エールカラミティガンダム」のガンプラレビューでした!











