今回は「1/100 ガンダムエアマスターバースト」のガンプラレビューです。
機動新世紀ガンダムXに登場する、ガンダムエアマスターバーストの1/100スケールをご紹介。
1996年発売。
特徴的なミサイルライフルが付属し、ファイターモードに変形可能なガンプラに仕上がっています。
という事で、1/100ガンダムエアマスターバーストを色々なエアマスターとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
1/100 ガンダムエアマスターバースト
1/100ガンダムエアマスターバーストのボックスアート。28年前に発売されたものになります。
HG表記ですが、旧キットに分類されるガンプラです。
ホイルシールがこちら。量は少ないですが、胸部は広範囲の部分に貼る事になるのでシール感が目立つ感じです。
武器は「バスターライフル×2」「ミサイルライフル」が付属します。
ミサイルライフルが本キットの特徴部分となります(*´ェ`*)
余剰パーツがこちら。1/100ガンダムエアマスターの一部パーツが余ります。
そして完成した1/100ガンダムエアマスターバーストがこちら。
ブルーは2色使われていて、バーストらしい爽やかな成形色になっています。
シールは少ないものの、「胸部」「肩部ライン」はシール感が目立つため部分塗装推奨といった感じです。
時代を考えるとめちゃめちゃかっこいいプロポーションで立体化されていると思うのですが、旧キットという事で接地性は良くないです。
それでは細かく見ていきます!
腕は真横まで上がりますが、開脚範囲は狭いです。
肩はシンプルな軸接続、足はボールジョイント接続と昔ながらのガンプラ構造をしています。
ヒジ関節は90度曲がり、ヒザ関節は90度以上大きく曲がります。
変形ギミックの恩恵もあり、上半身は360度回転します。
可動域は今のガンプラ目線で見ると狭いですが、旧キットとして見た場合はそこまで悪くない印象です。
頭部をアップで。アンテナはメッキパーツが使用されていて、豪華な見た目。
トサカ部センサーとツインアイはシールで色を補います。
側面にはヘッドバルカンが造形。アンテナ裏側はゴールドではなくシルバーになっているため、気になるモデラーさんは要塗装といったところ。
頭部は左右はめ込み式で、頭頂部・後頭部に合わせ目が出ます。(今回旧キットという事で全身に合わせ目が出るため、画像での解説は省略させていただくぞ!(*ノェノ))
エアダクトや腰パーツ中央にもメッキパーツが使われています。
ただ、胸部中央のブルーは広範囲の部分にシールを使うため、ここは塗装推奨といった感じです。
左右の「ウイング」や背部中央の「ファイターノーズ」は色分け良好です。
ウイングは軸接続で、ガッチリと固定されます。
エアマスターでは一部シールを使いましたが、バーストになり色分けが進化しました。
ただ、合わせ目はちょくちょく出ます。大型のブースターは別パーツで色分け済みです。
肩部の青いラインはシールです。
当時ものキットという事で、関節はポリキャップが露出します。
また、腕部の合わせ目は基本段落ちモールド化されていますが
手首パーツ中央には合わせ目アリです。
指が動くタイプの手首パーツが付属しますが、今のガンプラ目線で見た場合ちょっと古さを感じるのでMSハンドなどに交換した方がいいかもしれませんね。
腰部。フロント・サイドアーマーともに可動しますが、開脚は苦手です。
リアアーマーのモールドはかなり細かく、サイドアーマーにはバスターライフルをマウントできる穴が空いています。
ヒザに青いアーマーがついた恩恵で、エアマスターから合わせ目の量が減りました。
ただ、後ろ側や足首パーツには合わせ目が出ます。
カカトの上にある穴は、別売りの1/100 Gファルコンと合体する時に使用します。
足裏に肉抜きはありませんが。フロントアーマー裏側にモールドは無しです。
バスターライフルがこちら。2つ付属し、トリガーに指をかけて持たせる事ができます。
バスターライフルで攻撃するエアマスターバースト!
それではアクションポーズいってみます!
暴れまわるウィッツ!
開脚範囲が狭いためポーズ幅は限られますが、造形自体は中々良く出来ていますね。
「どっからでもかかってきやがれってんだ!」
バスターライフルのグリップ部分は収納する事ができ、
サイドアーマーにマウント可能です。
プラ同士のシンプルな凹凸接続ですが、ガッチリとマウントできます。
また、ファイターモードへの変形ギミックの恩恵で、前腕部外側にバスターライフルを装着する事もできます。
ジャキッ……。
そしてこちらが本キットの売りでもある、ミサイルライフル。
1/144スケールの方には付属しないため、1/100版の特徴といっていい部分です。
合わせ目は出まくりますが、ご覧のように良くできた造形をしている模様。
ミサイルライフルで攻撃!
手を添えて。
ミサイルライフル+バスターライフルで。
そしてこちらがファイターモード。
頭部・下半身を回転させて再現します。接続強度がかなりきついので、各所動かす際は破損にご注意を!(>ω<)
一瞬ヒヤリとする場面がありました。←破損させまくりモデラー
ノーズビームキャノン(左)のほか、ブースタービームキャノン(右)を装備しているのがバーストの特徴です。
下から。
いい感じ……。
1/100ガンダムエアマスターと比較。
成形色のほか、主に「左右のウイング」「ファイターノーズ(背部中央)」「ミサイルライフル」が本キットの特徴です。
1/144ガンダムエアマスターバーストと比較。
HGAW版のガンダムエアマスターバースト(左・より新しい方)と比較。
1/100 ガンダムエアマスターバーストの感想
ということで1/100 ガンダムエアマスターバーストのご紹介でした。
1/100エアマスターの感想とかぶる部分が多いですが、「肩と腕部分」など一部接続強度がきつすぎる箇所があるため、要調節といった感じです。変形の際には破損させないよう注意してね!(>ω<)
旧キットという事で可動域は狭いのですが、プロポーション自体は非常に良く出来ているため合わせ目消し・塗装などで見栄えが爆上がりするポテンシャルを秘めたガンプラだと思います。
総評としては、ある程度手を加えるモデラーさんにはオススメといった感じ。当時物という事で定価が安めなのも魅力だよ……。
以上、「1/100 ガンダムエアマスターバースト」のガンプラレビューでした!