今回は「1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクス」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場し、三日月・オーガスが搭乗するガンダムバルバトスルプスレクスの1/100 フルメカニクス版をご紹介。
2017年発売。
1/100用にディティールの描き越しを追加し、実機のメカニカル感が表現されています。
超大型メイスは柄の収縮、先端のパイルバンカーギミックを再現。サブアームは展開し、同シリーズの1/100グレイズに同梱するバトルアックスなどを持たせる事ができます。
という事で、1/100ガンダムバルバトスルプスレクスをレビューしていきたいと思います！
1/100 ガンダムバルバトスルプスレクス
1/100スケール、フルメカニクスVer.のバルバトスルプスレクスさん。
内容的にはガンダム・フレームを使いつつ、レクスの特徴である長い腕部分のフレームや外装・武装が新規造形で同梱します。
実は買い時を逃してしばらく入手できなかったのですが、秋葉原のビックカメラで在庫が補充されていたので即買いしてきました(*_*)
最近ネットより、バクチで店頭見に行った方がガンプラ入手しやすくなった気がする……（かなり運に左右されますが）
ホイルシールがこちら。
ガンダムフレームに貼るゴールド部分のシールや、細かなグレー部分の色を補うものが中心です。
付属品一覧がこちら。
※「超大型メイス（＋マウント用ジョイントパーツ）」「テイルブレード（＋リード線）」「手首パーツ（レクスネイル）×２種類左右分」「ミニスタンド」
超大型メイスや、テイルブレードを支えるミニスタンドが同梱します。
余剰パーツがこちら。
レクスでは使わないガンダムフレームが余ります。（主に手足）
ガンダムフレーム状態がこちら。
長い前腕部分や、大型のスリッパが特徴的です。
アップで。ツインアイのグリーンは、別パーツで色分け済みです。
装甲を装着してしまえば見えなくなるような部分にも、光沢感のあるゴールドのシールが使われています。
特徴的な腕部分。ここは展開式のサブアームギミックが搭載されています。（後述）
そして完成した1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクスがこちら。
1/100らしく迫力のある大きさと、パーツ分割による色分けに秀でたガンプラに仕上がっています。
いかがでしょうか……。
接地性が優秀で、後ろに超大型メイスをマウントしても自立が安定します。
後ろから見てもかっこいいですね……！タマラン(>ω<;)
それでは各部細かく見ていきます！
ガンダムフレームの恩恵で可動域は広く、手足は水平・水平以上広げる事ができます。
デザイン的にヒザ立ちは無理が出ますが、手足の関節は90度以上曲がります。
真横を向く事はできませんが、腰を↑ぐらいまで撚る事ができます。
頭部をアップで。1/100スケールらしく、イエロー・ホワイト・レッド・グレー・グリーンと細かくパーツ分割で色分けされています。
横、後ろから。頬付近の細かなイエロー部も色分け済みです。
ただ、白いパーツが左右はめ込み式になっており頭頂部と後頭部に合わせ目が出ます。
胴体をアップで。襟前部の鉄華団マークも色分け済みです。
腰部シリンダーは、動きに合わせて伸縮します。
側面から見た場合、バックパックに合わせ目が出ます。
ショルダーアーマーの青いパーツ（↑青枠）は多少可動するうえ、細かなイエロー部分も色分け済みです。
特徴的な腕部をアップで。厳密に言えば少し合わせ目が出ますが、あまり目立たないパーツ分割構造になっています。
サブアームは各所細かく展開し、他キットから武器を持ってきて持たせる事ができます。
レクスネイルをアップで。内側は一部肉抜きっぽくなっていますが、こういう形状だと思ってOKかな？
ただ、ネイル部分はイエローで要塗装です。
腰部分をアップで。いつも通りスタンド穴は空いておらず、専用のスタンド用パーツは同梱しません。
アクションベース１の「股間止め用８mm幅」に対応しています。
脚部。ヒザなど細かなところはシールですが、モールドが細かく合わせ目がありません。
足裏は、ツメ部分に少しだけ肉抜きがあります。
アップで。モールドが細かいので、1/100スケールでもディテールが細かく見えます。
スミ入れすると化けそうですね。
バックパックのテイルブレードは左右はめ込み式で、一直線に合わせ目が出ます。
基部で、上下に可動します。ガッチリと取り付ける事ができ、ポロリの心配はありません。
リアアーマーに↑枠のジョイントパーツを噛ませれば、超大型メイスをマウントする事ができます。
「三日月・オーガス、出るよ」
ガンダムバルバトスルプスレクス、出撃！
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます！
超大型メイスは、柄が伸縮し先端のパイルバンカーを引き出す事ができます。
超大型メイスを構えるバルバトスの図。
ハンドパーツ内の凹凸と合わせる事により、安定して保持する事ができます。
ただ↑画像でも少しわかるように、メイス先端が重過ぎるため柄部分の棒がしなってきますｗ
「分かってるよ、オルガ。こいつらを殺ればいいんだろ」
敵を叩き潰すミカ！
「まだ止まれない…俺も、バルバトスも…！」
武器持ち手は両腕分付属し、メイスを両手で掴む事もできます。
ただ、結構重いのでメイスに重心を持っていかれる事が多々あります。
……という事で、メイスが重過ぎる問題を解決させるためのミニスタンドがこちら。
高さが調整できるので、自由度は高いです。
こんな感じで支える事ができます。
長期間飾っておくと柄が曲がってしまうと思うので、ポーズ付けには必須アイテムになっています。
テイルブレードを外し、間に図太いリード線を噛ませる事でテイルブレード射出状態が再現できます。
太いだけあり、形状記憶力に優れています。
テイルブレードを放つバルバトス！
「へえ、結構使える」
ミニスタンドは、テイルブレードにも対応します。
HG 1/144 ガンダムバルバトスルプスレクスと比較。
もちろん色分けは今回の1/100版の勝利ですが、HGIBO版もめちゃめちゃ出来がいいぞ！(*_*)
よくこの価格で出せたなと感心する内容になっていると思います。
「MG 1/100 ガンダムバルバトス（左）」「1/100 ガンダムバルバトスルプス（中央）」と比較。
ルプスもレクスも、MG化はされていません。（記事執筆時点※2022年2月）
1/100 ガンダムバルバトスルプスレクスの感想
ということで1/100 フルメカニクス ガンダムバルバトスルプスレクスのご紹介でした。
1/100スケールらしく、パーツ分割による色分けに秀でています。また、モールド量がそれなりに多いのでスミ入れでかなりグレードアップ可能なガンプラに仕上がっていると思います。
MG化が待たれる機体ではあると思うのですが、ルプスのMG化でさえ話を聞かないので難しいのかな？といった感じです。（Gセルフとかも噂を聞かない……ｗ）
店頭に並ぶとソッコー消える系のキットだと思うので、定価で売られているのを見つけたら購入推奨ですぞ(*_*)
以上、「1/100 ガンダムバルバトスルプスレクス」のガンプラレビューでした！
