今回は「HGガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプ」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドメタバースに登場する、ダブルオーコマンドクアンタのデザートタイプをご紹介。
2024年発売。
「ダブルオークアンタ」に「SDコマンドガンダム」の要素を加えてカスタマイズされたガンプラで、今回は通常のダブルオーコマンドクアンタから成形色がデザートカラーに変更されています。
ということで、HGガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプをレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 ガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプ
熱帯・砂漠戦という局地戦をイメージしたデザートカラーの、ガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプさん。
ガンダムビルドメタバースの1話と3話において、「SIDE-G」のロビーに展示されていた機体になります。
ガンプラ的には2022年に「ガンダムブレイカーバトローグ」シリーズのHGとして発売された「HG 1/144 ガンダムダブルオーコマンドクアンタ」の完全な色変えキットとなり、クリアパーツを含めた成形色がデザートカラーに変更された内容となります。
ホイルシールも変化していて、イエロー中心だったGNコンデンサー部分がレッドに変更されました。
本キットは大元を辿れば「HG 1/144 ダブルオークアンタ」のリデコキットとなるため、ダブルオークアンタのパーツがいくつか余ります。
ただダブルオークアンタのランナーが全て入っているわけではないので、色違いのHGダブルオークアンタを再現することは不可となります。
そして完成したHG 1/144 ガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプがこちら。
ご覧のように機体のカラーリングがデザートカラーに変更されていますが、通常のダブルオーコマンドクアンタの色替えキットなため新規造形はありません(*ノェノ)
2010年製のHGダブルオークアンタの骨格ランナーが使われているので、従来のポリパーツを組み込むタイプになっているのも特徴です。
最近のポリキャップレス仕様に慣れていたので、懐かしさを感じたぞ……!(>ω<)
ということで結構古いHGベースにはなりますが、劇場版ダブルオーあたりのHGは結構クオリティが高いのでそこまで古さは感じないと思います。
この「実体兵器に限定した武器郡」に、ミリタリー要素を感じますよね。
まずはHG 1/144 ガンダムダブルオーコマンドクアンタ(左)と比較。
前述したとおり違いは成形色のみで、主にコマンドガンダムを意識したグリーン部分がデザートカラーに変更されているのが特徴です。
クリアパーツもイエローからレッドに変更されているので、デザートカラーを再現したいなら塗装派モデラーさんも今回のキットを購入推奨といった感じです。
アップで比較。
ということで色以外同じではありますが、今回も各部アップで見ていくぞ!(>ω<)
可動域は広く、手足は大きく広がります。特に、接地性がめちゃめちゃ優秀です。
手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。
真横を向くこともできます。
骨格自体はほぼベースキットのダブルオークアンタと共通ですが、今のガンプラ目線で見ても良く動くイメージです。
頭部をアップで。額まわりの色分けが優秀で、シールはツインアイ部と後頭部センサーのみです。
横、後ろから。合わせ目はありません。
胴体をアップで。超厳密にいえば胴体側面のポリパーツ上下(小範囲)は合わせ目判定かもしれませんが、肩を取り付ければ見えなくなります。
ショルダーアーマーをアップで。
肩は、前後に動きます。
前腕部は↑枠部分に合わせ目があります。(このあたりはダブルオークアンタと共通部分)
GNコンデンサーは、クリアレッドのパーツに変更されました。(中に光沢感のある赤いシールを貼ってその上からクリアパーツをかぶせる構造)
腰部フロントアーマーはポリキャップ接続で、左右に振ることができます。
股間軸は可動式で、底面のカバーパーツを外せばスタンド用の3mm穴が露出します。
脚部は、足の付け根とふくらはぎに合わせ目あり。
アーマーデザインがゴテついているのが、非常にいい感じ。
足を曲げた際に露出する関節フレームにも、一部合わせ目があります。
後ろ側のアーマーは、開くことができます。
足裏はローラーのようなものがついたデザインで、肉抜きはありません。
ローラーパーツは一体化されているので、まわったりはしません。
ガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプ、出撃!
平手は、左手のみ付属します。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
本機のメインウェポン、ヘビーマシンガンがこちら。
銃身下部の近接戦闘用ブレードは、HGダブルオークアンタのパーツが流用されています。
戦場に降り立つダストストームブレイカー!
ダストストームブレイカーという二つ名は、「ドバイのガンプラバトル国際選手権において、システムトラブルとなった巨大砂嵐の被害を本機が食い止めた功績」から与えられたとのことです。
ヘビーマシンガンで攻撃!
かなり動くな……。
ブレードで斬り裂くコマンドクアンタ!
ヘビーマシンガンは、バックパック中央にマウントすることができます。
こちらはダブルオークアンタのGNシールドを改造した、アームズシールド。
両端にはコンバットナイフを、裏側にはビームキャノンが組み込まれています。
ビームキャノンで攻撃!
ヘビーマシンガン+ビームキャノンで。
コンバットナイフは、アームズシールドから取り外すことができます。
ジャキッ……。
バックパック左側にはミサイルランチャーが搭載されており、各部動かすことができます。
ミサイル部のイエローは、別パーツにて色分け済みです。
ミサイル発射!
右側には大型の実体剣、コマンドソードをマウントしています。
ダブルオーコマンドクアンタ、
コマンドソードを抜剣!
アクション!
かっこいいポーズはガンガン決まりますが、デザイン的に肩を上げる動作はちょい苦手といったところです。
その他、HGのクアンタベースのガンプラレビューは↓からどうぞ。
HG 1/144 ガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプの感想
ということでHGダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプのご紹介でした。
以前発売された「HG 1/144 ガンダムダブルオーコマンドクアンタ」の完全なカラバリキットとなっているため、新規造形はありません。
ただ塗装派モデラーさんも「クリアパーツがイエローになっている」ので、デザートタイプを再現するなら本キットをチョイスする必要アリ、といった感じ。
ガンプラも種類が増え過ぎて狙ったものがなかなか再販されないので、以前のコマンドクアンタを買いそびれた方にはオススメだと思いますぞ。
以上、「HG 1/144 ガンダムダブルオーコマンドクアンタ・デザートタイプ」のガンプラレビューでした!