今回は「HGアイザック/ガザC/ギラ・ドーガ(ユニコーンVer.)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCに登場する「アイザック」「ガザC」「ギラ・ドーガ」の、ユニコーンVer.セットをご紹介。
2013年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
3体が劇中登場イメージカラーで再現されているほか、「エングレービングの袖部」パーツを中心に新規造形パーツが付属。
ということで、ボリューミーなHGアイザック/ガザC/ギラ・ドーガのユニコーンVer.セットを、どこが変わったのかをスッキリさせつつレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 アイザック/ガザC/ギラ・ドーガ(ユニコーンVer.)セット
ドデかいボックスの、アイザック/ガザC/ギラ・ドーガ(ユニコーンVer.)セット。
ベースキットは「2009年に発売されたHGUC 1/144 アイザック」「2006年に発売されたHGUC 1/144 ガザC」「2008年に発売されたHGUC 1/144 ギラ・ドーガ」となるため、ちょい昔のHGの成形色を変え、新規造形が加わった内容になっているのが特徴です。
長らく積みプラしてたので、この度レビュっていこうと思いますw
価格は5,390(税込)です。
ホイルシールは、3体分のものが1枚付属。
ご覧のように、主に袖部を中心としたエングレービングにシールを使います。
完成した3体がこちら。成形色が渋い……。
それでは一体一体、どこが変わったのかを見ていきます!
アイザック(ユニコーンVer.)
まずはアイザックさんから。
アイザック自体は元々、2000年に発売された「HGUC 1/144 ハイザック」のリデコキットとなるため、今回のセットの中では一番作りが古いものが使われています。
ご覧のように、まずは成形色が渋いグレーで再現されているのが特徴です。
こちらが余剰パーツ。
ハイザック系のパーツを中心に、ノーマルアイザックの腕部なども余ります。
HGUC 1/144 アイザック(左)と比較。
新規造形は「腕部の袖」「シールド表面パーツ」で、「アクションベース2(別売)に対応する股間パーツ」に変更されているのも特徴です。
腕部を比較。ここの変化が一番デカいです。
特徴的な頭部をアップで。モノアイに凸モールドはなく、シールを貼るだけの簡素な作り。
底面のツマミを動かせば、モノアイが左右に可動します。
頭部の内側はこのようになっていて、
ある程度左右に振ることができます。
また、上面のレドームはぐるぐるまわります。
袖部をアップで。さすがにHGシリーズなので、エングレービングはシールで色を補います。
武器は、ザク・マシンガン改が付属。
ここはベースキットと同じですが、シールド表面のパーツが新規造形で「十字がなくなったデザイン」に変更されています。
ザク・マシンガン改で攻撃!
地味にアクションベース系に対応するようになったのも、嬉しいポイントですね。
ガザC(ユニコーンVer.)
次はガザCいってみましょう。
派手なピンク色だったガザCですが、ユニコーンVer.ではグリーンに変更されました。
ガザCも2006年発売と結構古いHGにはなるのですが、今のガンプラ目線で見ても通用する再現度を誇っていると思います。
デザイン的に腰まわりの可動は弱いですが、ご覧のようにめちゃかっこいいフォルムで再現されています。
接地性はちょい悪かな?w
こちらがユニコーンVer.の新規造形パーツで、腕部と胸部が付属します。
付属品と余剰パーツがこちら。
ビーム・サーベル2本と、モビルアーマー形態時に使う手穴を塞ぐパーツが同梱します。
ノーマルのガザCとの違いは、胸部パーツです。
また、クリアパーツがグリーンからブルーに変わっていたり、動力パイプの軟質パーツも色が違うので、このあたりも本キットの売りになると思います。
あとはもちろん、袖部(前腕部のパーツ)が異なります。
う~む……。久々にガザCレビュってますが、これめっちゃ出来良くないか?(*_*;)
やはり袖パーツが嬉しいですね。
実際は簡素なモナカ割りのパーツですが、袖を自作するのは超ムズいと思うので助かるパーツです。
ナックル・バスターは胸部右側に接続されていて、専用の持ち手が付属します。
ナックル・バスターで攻撃!
両肩のバインダー内には、ビーム・サーベルのグリップがマウントされています。
抜いて持たせることができます。
もちろん、ビーム刃も2本付属します。
モビルアーマー形態にも変形できるぞ!(>ω<)
差し替えはハンドパーツのみで、あとは本体を動かせば簡単に変形できます。
HGUC 1/144 ガザC(左)、HGUC 1/144 ガザC(ハマーン・カーン専用機)(中央)とディスプレイ。
ガザCは、一般流通で「一般機」「ハマーン・カーン専用機」が発売されています。
全ガザを集めるのも乙ですぞ……。
ギラ・ドーガ(ユニコーンVer.)
最後は、3体の中では比較的新しいギラ・ドーガを見ていきます。
ギラ・ドーガは今のガンプラ目線でも普通に通用するクオリティで再現されているので、そこまで古さを感じません。
ただ、昔主流だったポリパーツを使ったモデルな点はご注意を。
非常にかっこいい……。
変化したのは袖パーツだけなので、通常ギラ・ドーガの手首まわりのパーツが余ります。
通常のHGUC 1/144 ギラ・ドーガ(左)と比較。
前述したように、形状的な違いは袖だけです。
頭頂部のパーツは、「一般機」「指揮官機」が付属。
途中からでも切り替え可能です。一応、ユニコーンVer.では「一般機」を使用します。
銃床下にグレネードランチャーが搭載されている、ビーム・マシンガンがこちら。
このあたり、変化はありません。
ビーム・マシンガンで攻撃!
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
いい感じ……。
シールドの上部左右には、グレネード・ランチャー(スモーク・ディスチャージャー)を搭載。(小さいパーツ)
内側にはシュツルム・ファウストを4本マウントしていて、着脱可能です。
シールドは、折り曲げることができます。
腰部リアスカートのラッチには、ビーム・ソード・アックスをマウントしています。
持たせる際は、伸びた状態のパーツを使います。
3体を並べてパシャリ。
ベースキットの方では今回紹介しなかった可動域や合わせ目の場所を解説してあるので、こちらのレビューもあわせてどうぞ↓
HGUC 1/144 アイザック/ガザC/ギラ・ドーガ(ユニコーンVer.)セットの感想
ということで袖突きセットガンプラのご紹介でした。
感触としては、アイザックはさすがに古さを感じますwが、ガザCとギラ・ドーガは今組んでも満足度は高いと思います。
今の時代、それぞれ一般で入手しづらいのがネックだと思うので、再販時には即買い推奨アイテムといった感じ。
中々再販されにくいのもネックですが、新規造形パーツがチラホラ入っているのでユニコーンVer.のコレクターにはマストアイテムで間違いないですぞ。
以上、「HGUC 1/144 アイザック/ガザC/ギラ・ドーガ(ユニコーンVer.)」のガンプラレビューでした!