今回は「HGUC ハマーン・カーン専用ガザC」のガンプラレビューです。
劇場版「機動戦士ZガンダムII A New Translation 恋人たち」に登場し、ハマーン・カーンが搭乗したガザC(ハマーン・カーン専用機)をご紹介。
2006年発売。
HGUCガザCの一般機から成形色が変更され、特徴的な白と紫を基調としたカラーリングにて立体化されています。
という事で、HGUCガザC ハマーン・カーン専用機を一般機との比較画像や、モノアイにLEDを仕込んで光らせた状態を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 ガザC ハマーン・カーン専用機
映画で印象的だったハマーン様のガザC。
組み立て書の解説によると「キュベレイにも見られるように、おそらくこの配色はハマーンのパーソナルカラーなのだろう」との事です。
一般機のガザCと違い、マーキングシールは付属しません。
ホイルシールはガザCと同じものが付属します。
動力パイプには軟質素材が使われています。
地味にガザCとは違う色になっているため、塗装派モデラーさんでも動力パイプを塗装しないのであれば本キットを選択する必要がありそうです。
付属品は「ビーム・サーベル×2(+クリアイエローのビームエフェクトパーツ×2)」「手首パーツ×3」「変形用の差し替えパーツ×2」です。
一般機のガザCに同梱する「簡易スタンド」「スタンド用ジョイントパーツ2種」は付属しません。
そして完成したHGUCガザC ハマーン・カーン専用機がこちら。
ズバリ、ガザC(一般機)の色違いです。
ただ先述した通り、「軟質素材の動力パイプ」が一般機の小豆色からベージュに変更されているため、動力パイプを塗装しないモデラーさんは本キットを選択する必要があるといった感じです。
2006年発売と古いHGになりますが、プロポーションの再現度はかなり高いのではなかろうか。
それでは細かく見ていきます!
変形ギミックの恩恵か、腕は水平まで上がり開脚範囲も広いです。
ただ、頭部は多少上がるものの左右には動きません。
ヒジ関節は90度まで、ヒザ関節は90度以上曲がり、ヒザ立ちさせる事ができます。
上半身は回転せず、↑が限界といった感じ。
可動域に関しては、頭部・腰が弱点といったところです。
メインカメラはクリアグリーンのパーツが使用されています。
色分けも良く、合わせ目も出ません。
この「ザ・敵の量産型」みたいなデザインがタマリマセン……
胴体の動力パイプは多少外れやすいですが、合わせ目は肩フレームにしか出ません。
本キットのグレー部分はABS樹脂でできているため、塗装にはご注意を。
肩と前腕部に合わせ目が出ます。
手首のパープル部はシールで色を補います。
ナックル・バスターは合わせ目が出ます。
動力パイプで胴体とつながっており、右手のみナックル・バスター持ち手が付属します。
背部パーツは合わせ目が出ます。
スラスター内はレッドで要塗装です。
腰部はフロント・リアアーマーとも左右独立して動きます。(リアのみ中央をカットする必要アリ)
リアアーマーの紫部分はシールで色を補います。
脚部の合わせ目の量は多いです。
こちらの動力パイプにも軟質素材が使われており、足を曲げても可動の妨げにならない構造をしています。
独特な足首パーツ。脚部クローは細かく動きます。
色分けも良好で、モールドが細かいですね(*_*)
股下のカバーを外せばスタンド穴が露出します。
丸型の穴ではなく、昔ながらの角型になっています。
ガザC(ハマーン・カーン専用機)、出撃!!
色が変わっただけなのに強そうに見えるな……。
ナックル・バスターで攻撃!
「ようやく迎えに来ることができた。同行していただく……、シャア」
劇場版でハマーン様がガザCに乗って登場するシーン、音楽の効果も相まってかなり興奮したのは私だけではないはず……(*ノェノ)
バインダーの内側にはビーム・サーベルの柄が収納されており、引き抜く事ができます。(左右とも)
ハマーン様、ビーム・サーベルを抜刀!
柄は手首パーツの穴サイズとあっておらず、プラプラします。
斬りかかるハマーン!
腰を撚る動作が苦手なので、ポーズパターンは限定されます。
ビーム・サーベルは2本付属。二刀流も可能だよ!
それではMA形態に変形させてみます。
差し替えるのは手首パーツのみです。
こちらが砲台形態。ガウォーク形態みたいになりました。
足を前へ持っていき、脚部クローを曲げれば飛行形態になります。
横から。
脚部クローは元々「土木工事用のマニュピレーター」だったとの事です。
それでは、モノアイにLEDを仕込んでみた状態をご紹介。
ビコォン!!!
釣り用具のミライト(緑)を仕込んでみたのですが、他のガンプラでも使えそうです。
ガザCには取り付けしやすいので、改造派モデラーさんにはオススメですぞ!
ガザC(一般機)とディスプレイ。
ハマーン様(+ロリハマーン)のミニフィギュアと一緒にディスプレイ。
ハマーン・カーン搭乗機でパシャリ。
※左から「HGUCガザC ハマーン・カーン専用機(本キット)」「HGUCアッガイ」「HGUCキュベレイ」


ガザCバリエーションで。
※左から「一般機」「ハマーン専用機」「ユニコーンVer.」


HGUC 1/144 ガザC ハマーン・カーン専用機の感想
という事でHGガザC ハマーン・カーン専用機のご紹介でした。
デザイン上可動は苦手(頭部・上半身の回転)で、腕・脚に目立つ合わせ目があるものの、色分けは良好で成形色がめちゃめちゃいいです。
プロポーションの再現度が非常に高く、このあたりは今のガンプラ目線でも満足するスタイルで立体化されていると思います。
一応公式のガンダムカラーも売られていたので、塗装派モデラーさんは安いのを見かけたらゲットしてみるといいかもしれません↓
以上、「HGUC ハマーン・カーン専用ガザC」のガンプラレビューでした!