今回は「MGガンダムヴィダール」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場し、ヴィダールが搭乗するガンダムヴィダールのMG版をご紹介。
2025年発売。
形部一平氏監修で立体化されていて、ガンダム・フレームがアップデートされていて肩関節の可動域が拡大しています。
ハンドガンとバーストサーベルの着脱、足部ハンターエッジの展開はもちろんのこと、MGオリジナルギミックとしてハンドガンのブローバック可動を実装。
コクピット内は選択式で「阿頼耶識 Type-E」の発動・非発動状態が再現できるコダワリっぷりです。
ということでMGガンダムヴィダールをフルメカニクス版と比較しつつ、いつもよりちょい画像数多めで徹底的にレビューしていきたいと思います!(>ω<)←ヴィダール好きな人
MG 1/100 ガンダムヴィダール
ついに発売されたMG版のガンダムヴィダールさん。
内容的にはMG 1/100 ガンダムバルバトスでも使用されているMGのガンダム・フレームが流用されているものの、肩部可動がアップデートされているため最新版の鉄血系仕様で立体化されているぞ!(>ω<)
価格は6,600円(税込)です。
ホイルシールと、マーキングシールが付属します。
色分けはめちゃ優秀なので、ツインアイや3基目のエイハブ・リアクター部の色を補うものなど、シール数は少ないです。
1/100 ヴィダールのフィギュアがこちら。
この立ち姿のほか、内部に組み込む座った状態のものも付属します。(後述)
余剰パーツがこちら。
MG 1/100 ガンダムバルバトスで使われているフレームパーツなどが、かなり余ります。
そして完成したMG 1/100 ガンダムヴィダールがこちら。
ご覧のように2025年のMGクオリティで立体化されていて、色分けがいいのはもちろん高密度かつ高可動なガンプラに仕上がっています。
まさか鉄血最新MGがヴィダールだとは思わなかったので、興奮が止まりません……!(>ω<)←ヴィダール好き
以前発売されたフルメカニクス版では経年劣化が理由かもしれませんが、ガンダム・フレームの関節がクニャついてくる弱点がありました。
今回のMG版は関節強度がキツめに設計されているため、おそらくその弱点は解消されているのではないかと思われます。
後ろ姿もかっこいい……(涙
接地性・自立性ともに、優秀です。
可動域はかなり広く、MGバルバトスで弱点だった肩まわりの可動範囲が拡大しています。
開脚範囲も広く、かなり自由に動きます。
手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
腰を捻る動作も得意です。
おそらく気になる方が多いと思うので、今回は2016年に発売された「FULL MECHANICS 1/100 ガンダムヴィダール(左)」と比較しながら、どこが変わったのかレビューしていきますね。
まずはパッと見で情報量と成形色が違いますが、何気にフルメカニクス版もガンダム・フレームに装甲を取り付けていく優秀な作りをしていました。
後ろ姿。フルメカニクス版でも色分けが良かったのですが、今回はMGクオリティということで更にアップデートされている感じです。
頭部を比較。
元々シンプルなカラーデザインなのでどちらも色分けが優秀ですが、
MG版はツインアイがクリアパーツで再現されています。(↑ではシールを貼っているのでアレですが)
胴体を比較。
組み上げると見えなくはなるのですが、今回のMG版はコクピット内部も再現されていて、2種類からの選択式となります。
「阿頼耶識 Type-E」発動状態の方は、左右にシールを貼る仕様。
結果見えなくはなるのですが、こういうところまで追求されているのがマスターグレードっぽくていいよね……(*´ェ`*)
MG版の外装は、胸部の奥まった位置にあるモールドも精密に再現されていて、細かなところもグレーで色分けされているコダワリっぷりです。
ガンダム・フレームのシリンダーにはシルバーメッキのパーツが使われていて、動きにあわせて伸縮します。
背部を比較。中央にある3基目のエイハブ・リアクターは、MG版では「光沢感のあるシールの上にクリアパーツを被せる」構造です。
豪華な見た目になりました。
ちなみに、パーツを外した状態でもフレームのディテールがめちゃ細かいです……!(>ω<)
肩部装甲を比較。こちらも、グレー部が別パーツで色分けされています。
こうアップで見てみると、MG版はより設定画に近い成形色で再現されているのが見て取れます。
腕部を比較。MG版は親指が可動タイプで、その他の4本指を交換する仕様です。
フルメカニクス版では指固定ハンドだったので、ここもアップデートされた部分。
MG版では「平手」の指交換パーツのほか、「握り手」「ライフル/ハンドガン持ち手」「サーベル持ち手」が左右分付属します。
ヒジまわりにも、シルバーメッキのシリンダーパーツが使用されています。
動かすと伸縮するのがめちゃカッコイイ!(>ω<;)
腰部を比較。ともに、ハンドガン着脱ギミックを搭載しています。(後述)
リアアーマーの色分けも優秀で、可動します。
サイドアーマーを比較。上下のパーツはともに展開しますが
アップで見ると、MG版はより細かな造形で再現されているのがわかります。
MG版では、↑枠のアクションベース用ジョイントパーツが付属するのも特徴です。
脚部を比較。何気にフルメカニクス版も色分けが優秀なのですが、
さすがにMG版の圧勝です。フトモモ表面は、細かなグレーが足されています。
フルメカニクス版ではシールだったゴールド部が、パーツ分割で色分けされています。
ヒザの後ろ側をアップで。
脚を曲げる動きに合わせ、膝裏のアーマーとバーニアが連動可動します。
足首をアップで。こちらにも、シルバーのシリンダーが採用されています。
「浮かれているのかもしれないな、ようやくこいつと共に戦えることに…」
ガンダムヴィダール、出撃!
それでは武装とギミックを見つつ、アクションポーズいってみます!
ライフルは、専用の指パーツを使って持たせるためガッチリと保持できます。
ライフルで攻撃!
これだけでカッケェ!(>ω<;)
今回、特に肩まわりの可動範囲が拡大しているので、MGバルバトスで不満だったアクション面が解消されているのがデカいかもしれません。
フルメカニクス版のライフルと比較。
今回は、一部にクリアパーツが採用されているのが特徴です。
サイドアーマーには縦長の穴が3つ空いていて、
このうち好きなところにライフルをマウントすることができます。
腰部フロントアーマー左右にはハンドガンが収納されていて、引き抜くことができます。
ガンダムヴィダール、
ハンドガンを装備!
MGオリジナル仕様で、ブローバック可動をイメージしたギミックが搭載されています。
ハンドガンで攻撃!
ヒザを着いてアクション。
いい感じ……。
変にポロリするところがないので、動かしていてストレスフリーです。
フルメカニクス版のハンドガンと比較。
ブローバック可動ギミックが追加されているのはもちろん、大型になりトリガーガードが造形されているのも特徴です。
足部ハンターエッジを展開!
攻撃!
バーストサーベルはサイドアーマーに収納されている刀身の先端に取り付け、アーマーを引き出すことで交換状態が再現できます。
ヴィダール、
バーストサーベルを抜刀!
刃パーツは、左右で計6本収納されています。
手首は、角度をつけることができます。
突き!
ライフル+バーストサーベルでパシャリ。
そして面白いのは、今回パージ後の刀パーツが2本付属する点。
パージ時の端部形状が再現されていて、先端にシールを貼る仕様です。
HG版(塗装済)、FULL MECHANICS版と一緒にディスプレイ。


MG 1/100 ガンダムヴィダールの感想
ということでMGガンダムヴィダールのご紹介でした。
フルメカニクス版もかなりクオリティが高かったのですが、弱点である「ガンダム・フレームのクニャつき問題」が解消されている点だけでも、MG版の勝利だと思います。
またMG 1/100 ガンダムバルバトスの弱点であった肩関節の可動も解消されているので、2025年製のMGを名乗るにふさわしいクオリティで立体化されていました。
ヴィダール好きなら迷わず購入推奨、組み上げたあと変なため息出ました……(*_*)
以上、「MG 1/100 ガンダムヴィダール」のガンプラレビューでした!