今回は「HGガルスJ」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダムZZに登場し、マシュマー・セロが搭乗するガルスJのHGUC版をご紹介。
2025年発売。
特徴的な「エネルギー・ガン」が付属するほか、肩部ミサイル・ポッドのハッチはパーツの差し替えで展開状態が再現できます。
腕も差し替えにより、アーム・パンチの伸縮状態を再現可能。
ということで、HGガルスJをレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 ガルスJ

ついに発売されたZZ勢の、ガルスJさん。
ガルスJのガンプラは旧キットの1/144として1986年に発売されていましたが、このたび39年ぶりにリニューアル発売されたということになります。
……約40年ぶりの発売です。めでたい!(>ω<)
価格は2,750円(税10%込)と、お求めやすい価格でリリースされました。

シールは少なめですが、ちょっぴり目立つところに貼るイメージです。

そして完成したHGUC 1/144 ガルスJがこちら。
ご覧のとおり2025年フォーマットのHGUCとして、主役機のダブルゼータよりも高クオリティに立体化されるという、ガンプラあるあるのオモシロ現象が起きているのではないでしょうか。
※HGUC 1/144 ダブルゼータガンダムは2010年発売

今回は最新キットらしく、ポリキャップレスのKPS関節を使った現代風フォーマットで再現されています。
旧キットとの比較は後ほど。

それでは各部細かく見ていきます!

可動域から。デザイン上そこまで動くわけではありませんが、手足はある程度広がります。
顔もこのぐらいまで上がる感じ。

手足の関節はよく曲がりますが、デザイン的にヒザ立ちはちょい苦手といったところ。
腰を捻る動作も苦手ですが、ガルスJの動きの再現としては及第点かな?といったところ。

頭部をアップで。現代風なシャープな造形で再現されているだけではなく、再現性も高いのではなかろうか。

横、後ろから。アンテナ先端には、安全フラッグがついています。

超アップで。口先の動力パイプは少し外れやすいですが、ボールジョイント接続になっていて、動きにあわせてある対応できます。

モノアイは非可動ですが、一応↑パーツとの差し替えで目線移動を再現できます。
黒いシールを貼り、その上の好きな位置にモノアイを貼る仕様なので、どのみち動かすことはできない点はご注意を。
モノアイの凸モールドは、ありません。

胴体をアップで。肩部左右には、ミサイル・ポッドを搭載しています。

横から。肩は、ボールジョイント接続です。
ZやZZ時代のMSって、この少しブルーがかったパープルのようなパーツが雰囲気を醸し出してていいよね……。

上から見た図。左右のフィンようなパーツは、可動します。

後ろ側をアップで。

バックパックは、中央と左右のバーニア部が多少上下に可動します。

肩部の色分けも良好で、肩は少し外側へ引き出すことができます。

特徴的な腕部。

左右で形が違い、左手はハンドパーツがフィンガー・ランチャーになっています。

こちらは親指だけ可動するタイプで、↑枠のグレーはシール。
4本指のパーツは差し替えで、

伸ばした状態のものに交換できます。
ただ4本指は非可動で、内側には肉抜きっぽい形状アリ。(こういう形かもしれませんが)

腰部サイドアーマーはボールジョイント接続で、可動。
股間軸は図太い軸接続で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

ボリューミーな脚部をアップで。接地性、自立性ともに優秀です。

ただ、目立つ場所にシールを使います。
このあたりは塗装推奨ポイントですね。

足裏をアップで。

「ライオンは、生きるために全力でウサギを倒すものだ」
ガルスJ、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

独特の形状をした、エネルギー・ガンがこちら。
4連想ミサイル・ポッドと一体化した射撃兵器で、ミサイル部レッドはシールです。(シール下に凸モールド有り)

下部には保持用のグリップがついていて、両手で構えることができます。

エネルギー・ガンで攻撃!

↑枠のミサイル・ポッドのカバーは、差し替えで開閉状態が再現できます。

ミサイルで攻撃。

ビーム・サーベルのグリップは、↑枠の「腰部リアアーマー中央」と「バックパックの穴」にマウントできます。

腰部左右のアーマー内部にもマウント可能です。
サーベルのグリップ自体は、2本付属します。

ガルスJ、ビーム・サーベルを抜刀!

ビーム刃も、2本同梱します。

「ここで決着をつける!ゼータ…ビーム・サーベルを抜け!」

↑枠の腕部パーツを差し替えれば、アーム・パンチ機構の伸縮が再現できます。

アーム・パンチ!

ジュドーのゼータガンダムとバトル!

左腕も、伸縮用のパーツが別で付属します。

ZZ前半のゆるふわ感、結構好きなんだけど異端かな……?

ちなみにZZのシーンということで、↑のゼータはHGUC 1/144 ゼータガンダム[U.C.0088](限定品)の方を使ってみました。


旧キットの1/144 ガルスJ(塗装+微加工済)と比較。

旧キットの方は、かなり昔に筆とスプレー缶で塗装した思ひ出……。
出来については勘弁してね……(*ノェノ;)

頭部を比較。旧キットのモノアイは、たしかHアイズに交換した状態だと思います。
あまりに昔過ぎて、どう作ったか忘れた……(*_*)

上半身を比較。

腕部を比較。※旧キットに各所貼ったデカールは付属しないので、ご注意を

脚部を比較。旧キットの足首まわりは、少し改造してあります。



機動戦士ガンダムUCに登場する、HGUC 1/144 シュツルム・ガルスと比較。



その他、マシュマー搭乗機については↓のレビューをどうぞ。
ザクIII改はHGUC No.3(超初期ナンバー)、ズサに至ってはプレバン品という異色の2体になります。



HGUC 1/144 ガルスJの感想
ということでHGガルスJのご紹介でした。
懐かしいガルスJが2025年フォーマットで登場ということで、ZZ往年のファンは歓喜のラインアップになっているのではないでしょうか。
商品の売りとして高可動をうたっていますが、デザイン的に思ったほど動かない点と、ちょい目立つ場所にシールを使っている点、モノアイが非可動な点など気になる点もありますが……
ガルスJをHGUC化してくれただけで、文句は一切ありません
以上、「HGUC 1/144 ガルスJ」のガンプラレビューでした!













