今回は「HGBFウイングガンダムフェニーチェ」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズに登場し、リカルド・フェリーニが使用するウイングガンダムフェニーチェをご紹介。
2013年発売。
イタリア語で「不死鳥」を意味を持つフェニーチェ。
HGウイングガンダムをベースキットに使用したカスタムガンプラになり、アシンメトリー(左右非対称)のデザインが冴え渡るガンプラに仕上がっています。
という事で、フェニーチェ系最初のHGウイングガンダムフェニーチェをHGBCメテオホッパーに乗せた状態も含めレビューしていきたいと思います!
HGBF ウイングガンダムフェニーチェ
まずは同梱物から見ていきます。
※「バスターライフルカスタム(バスターライフル+小型ライフル)」「ビームレイピア」「ビームマント」「各種マウント用パーツ」
バスターライフルの下部に装着する小型ライフルは新規造形で、組み合わせる事によりバスターライフルカスタムとなります。
レイピアとマントも新規造形です。
そして完成したHGBFウイングガンダムフェニーチェがこちら。
TV版のHGACウイングガンダムがベースキットになっており、成形色はイタリア国旗をモチーフにしたトリコローレに変更されています。
各部外装もフェニーチェ独特の左右非対称デザイン。
設定的にも変形システムは無くなっています。
一部シールを使っていますが、今回は塗装して仕上げました。
合わせ目箇所はいつも通りバッチリ解説するぞ!
このカラーリングが最高にかっこいいよ……(*´ェ`*;)
それでは細かく見ていきます!
可動域は広く、手脚は水平まで上がり各関節は90度以上曲がります。
上半身は少し引き上げるようにしてまわせば360度回転します。(隙間も出ません)
頭部。右側のアンテナが「ダメージを負い折れているような特徴的なデザイン」になっています。
また、写真では少し見辛いですがオッドアイになっており右目がレッドになっていたりします。
アップで。ダメージ痕のディテールがかっこいいです(>ω<)
……塗りは汚いけど←自虐
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部と側面に合わせ目が出ます。
胴体部分はウイングガンダムの成形色違いになります。
胸のサーチアイはシールの上にクリアパーツをはめ込み再現します。
マシンキャノンは色分けされておらず、グレーで要塗装となります。
上半身は前後・左右と柔軟に可動。
フェニーチェの特徴、2枚とも左側に装着されたウイングユニットがこちら。
基部である程度可動し、翼自体も大きく広がります。
上から見た場合の『頭部と肩の合わせ目』箇所がこちら。
肩は前後に可動、特に前方向への動きに優れています。
左肩のみビームマントが装着可能で、基部は上下に可動します。
肩内部のダクトのようなパーツですが、思い込みでグレーで塗装したのですが設定画ではクリーム色でした(*´ェ`*)※成形色でもクリーム色
前腕部の爪(黄色いパーツ)は、可動の妨げにならないよう動きます。
合わせ目は肩の内部ブロックとショルダーアーマーに発生します。
肘関節は180度近くまで大きく曲がります。
フロント・サイドアーマーも広がり、下半身の可動域向上に一役買っています。
※股間部のくぼみはグレーになり、シールも付属するのですが貼り忘れてます(*ノェノ)
脚部は膝の外装パーツが左右非対称になっています。
合わせ目の量は少なく、前面や
横、関節パーツには出ませんが
足首パーツ(赤いスリッパ)の後ろには出ます。
また、足裏は多少肉抜きっぽい形状になってます。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
それでは武器を見ていきます!
まずはバスターライフルカスタムから。
バスターライフル(上)に小型ライフル(下・新規造形)が装着されたデザインです。
バスターライフルカスタムを構えるウイングガンダムフェニーチェ!
ビームマントを装備させてみます。
少し闘牛士っぽくも見えますね(*´ェ`*)
ビームマントをアップで。
クリアピンクのパーツが使われており、
モールドも刻まれています。
ビームシールドで防御するフェニーチェ!
バスターライフルカスタムのフォアグリップは可動し、両手で構える事ができます。
また、バスターライフルカスタムの下部を外せば小型ライフルになり、2丁持ちが可能となります。
バスターライフルカスタムはウイングユニットの反対側、背部右側にマウントする事ができます。(同梱のジョイントパーツを使います)
次はビームレイピア。
こちらも専用のジョイントパーツを前腕部後方に取り付ければ、腕にマウントできるようになります。
ビームレイピアを引き抜くフェニーチェ!
ビームレイピアは合わせ目が出ない構造で、シンプルながら非常に作りやすいです。
ウイングユニットが広がる影響で、ポージングが映えます!(>ω<)
斬りかかるフェニーチェ!
また、腕関節の可動に優れているのでレイピアを突き出すようなアクションポーズをとらせる事も可能です。
バスターライフルカスタム+ビームレイピア+ビームマントで。
HGBC メテオホッパーとの組み合わせ
ビルドファイターズ本編でもフェニーチェが使用していた、別売りのHGBCメテオホッパーもご紹介。
フェリーニのバイク好きが高じて作られたサポートメカになります。
※こちらも塗装しています
車輪は固定式です。
標準サイズのガンプラ(最近の1/144)に対応したハンドルと、3mm穴に対応したパーツが取り付けられています。
更にフェニーチェと組み合わせる場合は、下部にバスターライフルカスタムを取り付ける事ができます。
フェニーチェを乗せてみた状態がこちら。
やはり似合うな……(*_*)
本体とガッチリ接続されるため、落下の恐れはありません。
後継機のリナーシタやリベルタになると、単体で空を飛べたり自分でバイクみたいになっちゃうので、無印フェニーチェとの相性が一番いいと思います。
合わせ買い推奨だよ!(>ω<)
サイドバインダーのアームをフレキシブルに可動させ、
MA形態にチェンジする事もできるぞ!
この状態でもスタンドに対応しています。
ベースキットのHGACウイングガンダムと比較。
違いをアップで比較。カラーリングの変更だけではなく、頭部・肩や
脚部外装、足首パーツなどが変更されています。
ウイングガンダムのバスターライフル(上)と比較。
HGBFガンダムフェニーチェリナーシタ(中央・塗装済)、HGBFガンダムフェニーチェリベルタ(右・塗装済)と比較。
あなたはどのフェニーチェがお好み?
HGBF ウイングガンダムフェニーチェの感想
ということでHGBF ウイングガンダムフェニーチェのご紹介でした。
頭部と肩などに合わせ目が出るものの、基本段落ちモールド化されている箇所が多く非常に作りやすいガンプラに仕上がっています。
リナーシタやリベルタもめちゃめちゃかっこいいですが、無印の特徴としてはメテオホッパーと組み合わせて劇中再現できる点と左右非対称デザインになっている点だと思われます。
ウイング好きでもフェニーチェ好きでも楽しめる良ガンプラになっているぞ!(>ω<)
以上、「HGBF ウイングガンダムフェニーチェ」のガンプラレビューでした!