今回は「1/144 ライジングガンダム」のガンプラレビューです。
機動武闘伝Gガンダムに登場し、レイン・ミカムラが搭乗するライジングガンダムをご紹介。
1994年に発売された1/144スケールの旧キットになります。
ビームナギナタ、ビームボウ、ビームマシンガン、ライジングシールドと一通りの武装が付属します。
という事で、1/144ライジングガンダムをレビューしていきたいと思います！
1/144 ライジングガンダム
久々の旧キットレビュー。ついにGガンの旧キットに手を出してみましたｗ
31年前に発売されたかなり古いキットになりますが、Gガン系ってシャイニングやゴッドなどの一部を除きガンプラ化に恵まれない印象が強いので、このライジングガンダムはまだ需要がある気がします。（改造素体としても）
組み立て書にはレイン・ミカムラが記載。
ホイルシールの量は多く、肩アーマーを補うものが中心になります。
付属品一覧がこちら。
※「ビームナギナタ」「ビームマシンガン」「ビームボウ」「ライジングシールド」
このキットは1/144シャイニングガンダムのランナーを流用しているので、シャイニングの手脚パーツの一部などが余剰パーツで付属します。
そして完成した1/144ライジングガンダムがこちら。
旧キットらしく、ほぼ全ての部位に合わせ目が出るため今回合わせ目解説は省略させていただくぞっ……(*´ｪ`*)
31年前に発売されたものという事と価格を考えると、何気に良く出来ていますね。
このままでも悪くはないとは思うのですが、おそらくHGFCシャイニングガンダムと本キットをニコイチしようと思っているモデラーさんも多いと思うので、改造前・部品取り用としても参考にしてくださいまし。
それでは各部細かく見ていきます！
腕は水平まで上がりますが、旧キットという事で開脚範囲は狭いです。
手脚の関節はそれなりに曲がるものの、膝立ちはできません。
上半身は360度回転します。
頭部はシャイニングガンダムと違い、フェイスマスクのスリットが無くなったのが特徴となります。
ツインアイのほか、アンテナと口はシールで補います。
特に口は範囲が足りていないため、塗装前提と思った方がいいです。
横、後ろから。モールドは意外と細かいですね。
胴体。レッド、ブルーと２色しか使われていないため、細かなところはシールになります。
コア・ランダーは着脱可能です。
シャイニングガンダムと違い、ビームナギナタをマウントできる形に変化しています。
上から。肩アーマーはホワイト１色成形で、
赤い部分は要塗装となります。
ここはライジングシールドになる部分で、シャイニングとの違いが一番でかい部分です。※外した状態は後述
肘関節は90度弱曲がります。
関節はこの頃主流であったポリパーツが使われています。（手首パーツも）
フロント・サイドアーマーはそこそこ広がります。
接続方式は、Vフレームのようなボールジョイント接続です。
接続強度はちょい悪ですが、ポロポロ落ちるほどでもありません。
ライジングガンダムの場合、左側のサイドアーマーも右側と同じ形状をしているのが特徴です。
脚部。何気に太ももは前後とも段落ちモールド化されていたりします。
当時物という事で、股下にアクションベース用の3mmジョイント穴は空いていません。
足裏に肉抜きはありませんが、モールドも無しです。
ビームマシンガンは１パーツ１色ホワイト成形で左側に肉抜きがあります。
それではアクションポーズいってみます！
ビームマシンガンで攻撃するライジングガンダム！
ビームマシンガンは前腕部側面に接続可能です。
プラ同士のシンプルな凹凸接続です。
ビームボウは手首パーツを外し、前腕部側面に差し込む形で再現します。
「必殺必中、ライジングアロー！」
肩アーマーは着脱可能です。
取っ払うと金色の肩が露出します。（シールで補います）
ライジングシールドは別パーツで付属。
内側には格納状態のビームボウもしっかりと造形されています。
ビームナギナタを持って。
斬りかかるレイン！
……あれっ？結構かっこいいぞｗ(>ω<)
ビームナギナタは両手で掴む事もできます。
HGFCシャイニングガンダムと比較。
ニコイチを考えている改造派モデラーさん向け情報を書くと、
肩の取り付け方法が旧キットのライジングでは軸接続なのに対し、HGFCシャイニングガンダムではボールジョイント接続になっています。
頭部は無改造で交換可能でしたが、そこまで簡単にニコイチできるわけではなさそうでした。（脚の取り付け然り）
1/100ライジングガンダム（右）と比較。
ガンダムヒロインヒストリー3～戦士たちの休息編～のレインとディスプレイ。
「戦士たちの休息編」のカプセルトイは今の目線で見ても出来が良いので、かなりオススメです。
ヒロインスピリッツのレインとディスプレイ。
ディフォルメされたファイティングスーツのレインがカワイイぞ！(>ω<)
エクセレントモデルのレインフィギュアとディスプレイ。
このフィギュア、あらゆる意味でレインファンなら必須アイテムになっているよ……
1/144 ライジングガンダムの感想
ということで1/144 ライジングガンダムのご紹介でした。
31年前の旧キットという事でアナザー作品では最古にあたるガンプラだと思うのですが、意外と作りが悪くないです。
もちろん全身に合わせ目があり色分けも甘いですが、定価を考えると豊富な武器が付属しポーズによっては見栄えが良い感じ。
そのまま組んでレトロ感を味わうも良し、HGFCシャイニングガンダムとニコイチしてガチ製作しても良しと遊びの幅が広いガンプラだと思うよ！
以上、「1/144 ライジングガンダム」のガンプラレビューでした！
