今回は「HG デルタガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUC MSVより、デルタガンダムをご紹介。
2012年発売。
百式が本来目指していた可変MSのデルタガンダムですが、外装がゴールドメッキ仕様で再現されています。
差し替えにより、ウェイブライダー形態へも変形可能。
という事で、HGUCデルタガンダムをレビューしていきたいと思います!
HGUC デルタガンダム
ガンプラ的には2010年に発売されたHGUCデルタプラスの関節ランナーを使いつつ、外装や武装が新規造形のキットとなります。
もちろんウェイブライダー形態への変形も再現されているよ!(>ω<)
ホイルシールがこちら。
ツインアイやセンサー部のほか、主に茶色い部分を補うものがチョロチョロと付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「WR形態用差し替えパーツ」「手首パーツ×6」
手首パーツは右の「銃持ち手」「サーベル持ち手」のほか、左右の「握り手」「平手」が同梱します。
HGUCデルタプラスの余剰パーツがこちら。
WR形態の土台となる差し替えパーツが変化していて、甲パーツは使いません。
そして完成したHGUCデルタガンダムがこちら。
ご覧のように洗練されたプロポーションで再現されており、ゴールドメッキ仕様のおかげで素組みでもキラキラのデルタガンダムが組み上がります(*´ェ`*)
骨格にはHGUCデルタプラスのランナーが使用されているため、接地性が良好です。
ランナーを流用したリデコキットではあるのですが、ほとんどが新規造形パーツになっているため使いまわし感はあまり感じません。
背部左右にあるフレキシブルバインダーはボールジョイント接続に変更されており、デルタプラスよりも柔軟に動くようになりました。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。手足の広がりはそこそこといった感じ。
顔は上下・左右とそれなりに動きます。
手足の関節は90度強曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
腰を撚ることもできます。
最近のガンプラのように超絶可動するわけではないのですが、ポージングに困ることはないと思います。
百式の系譜を感じる頭部。
目の部分は「黒」「ツインアイ(茶色い両目が浮かび上がった状態)」からの選択式です。今回は黒いシールを貼ってあります。
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部と側面に合わせ目が出ます。
左後方のアンテナは別パーツ化されています。
胴体と腰も前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
ショルダーアーマーは上からかぶせます。
肩も前後はめ込み式で、上部に合わせ目が出ます。
腕は「肩内部ブロック」「前腕部」に合わせ目あり。
組み立て書の作例では「前腕部の合わせ目」がそのままでモールド扱いになっていましたが、設定画にモールドはありません。
腰部をアップで。デルタプラスやデルタカイとは違い、フロントアーマーが百式に近い形になっているのが特徴です。
股下にはスタンド用の3mm穴あり。金メッキ部分は、↑画像右のように裏側はシルバーになっています。
脚部。金メッキ部分は「モモ後ろ側」に合わせ目が出ます。
そのほか(金メッキ以外の部分)は内部フレームやカカト、関節パーツに合わせ目があります。
足首パーツはボールジョイント接続で、接地性に優れています。
足裏に肉抜きはありません。
フレキシブルバインダーはボールジョイント接続に改良されており、デルタプラスとは形も違います。
後発のデルタカイでも固定式だったので、バインダーまわりの可動はデルタガンダムが優れています。
デルタガンダム、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルから。TMS(可変)計画機向けに設計されており、ロングタイプになっています。
シンプルな3パーツ構造で、このあたりは合わせ目が一直線に出ます。
シールドはTMSならではの変形用サブユニットになっています。
設定的には、先端部分にセンサーユニットを内蔵しているとの事。
プラ同士のシンプルな軸接続ですが、ポロリする事はありませんでした。
戦場を駆け回るデルタガンダム!
アクション!
暴れまわるデルタガンダム!
シールドにはビーム・サーベルのグリップが2本収納されており、着脱可能です。
デルタガンダム、ビーム・サーベルを抜刀!
サーベル刃はクリアイエローの短めのものが2本付属しますが、サーベル持ち手は右しか同梱しません。
攻撃!
ウェイブライダー形態がこちら。
差し替えパーツを使って再現しますが、骨格部分がデルタガンダム用の新規造形になっているのが特徴です。
先端にはシールドを、下部にはビーム・ライフルを取り付けます。
突撃!
HGUCデルタガンダム、HGUCガンダムデルタカイと比較。(左から発売順)
すべてHGUCデルタプラス(一番左)の関節フレームを流用したリデコキットとなりますが、外装や武装が大きく変化しているのが特徴です。
胴体やシールドなどを比較。
ビーム・ライフルを比較。
バリエーションキットではあるのですが、デルタプラス系は各々新規キットといっていい内容になっています。
HGUC200 百式(REVIVE版)と比較。
百式の系列でディスプレイ。
HGUC デルタガンダムの感想
ということでHGデルタガンダムのご紹介でした。
2010年製のデルタプラス系関節を使用しているためめちゃめちゃ動くわけではありませんが、ウェイブライダー形態に変形できるほか洗練されたプロポーションで立体化されているのが長所といったところ。
ゴールドメッキ仕様も相まり、とにかくド派手なガンプラに仕上がっていると思うぞ……(*´ェ`*)
反面、その金メッキ仕様のためお値段高めになっているので30%オフ以上の時とかに購入するのがオススメかもしれません。
金メッキ部分の合わせ目は「頭部」「肩」「腕」「モモ」に出ますが、ピカピカしているため肩以外はそれほど目立たないと思います。
パーツのポロリがないので、ストレスフリー・かつ組みやすいガンプラに仕上がっているよ!(パーツ数は結構多いですが)
以上、「HGUCデルタガンダム」のガンプラレビューでした!