今回は「HGM ヴァル・ヴァロ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUSTMEMORYに登場し、ケリィ・レズナーが搭乗するヴァル・ヴァロをご紹介。
2002年発売。
巨大なモビルアーマーであるヴァル・ヴァロですが、HGメカニクスシリーズという事で1/550スケールで立体化されています。
1/550フルバーニアンとサイサリスも同梱。
という事で、ガンプラの中でも変わり種なHGメカニクスのヴァル・ヴァロをレビューしていきたいと思います!
HG ヴァル・ヴァロ
1/550スケールで立体化されたヴァル・ヴァロさん。
設定的にはMIP社製のMA-05ビグロの後継機として開発されたヴァル・ヴァロですが、形状や構造はむしろMAM-07グラブロに近いという事もあり、詳細は不明との事です。
……ヴァル・ヴァロ自体は、漢らしいレッド・ミディアムブルーの2色成形だぞ!w(>ω<)
ただ、元々のカラーデザインがめちゃシンプルなため色分け良好という面白キットになっています。
こちらが全内容物で、ヴァル・ヴァロのほかに「専用スタンド」「伸縮状態の差し替えアーム」「1/550ガンダム試作1号機フルバーニアン」「1/550ガンダム試作2号機サイサリス」が付属します。
フルバーニアンとサイサリスをアップで。
それぞれミニ台座が付属しますが、この2体は接着剤が必須となります。
また、一切色分けされていないので本キットの重点的な要塗装部分です。
接写しても中々細かく造形されているぞ……!
腕は接着せずともくっつき、多少前後に振る事ができます。
こちらがヴァル・ヴァロの専用台座。
軸が太めに設計されており、アクションベースなどとは規格が異なっているため3mmスタンドには対応しません。
前面にはジオンのマークが造形されています。
そして完成したHGMヴァル・ヴァロがこちら。
グラブロのようなカラーリングです……(*´ェ`*)
2色成形で、各所合わせ目は多いです。
HGメカニクスシリーズという事で、塗装や合わせ目消しなど「多少手を加える事前提」のガンプラに仕上がっている点だけはご注意を。
横から。
丸みを帯びたフォルムがカワイイです……。
上から。
……なんだかレッドロブスターに行きたくなってきた(*_*)
頭頂部のパーツはポリキャップ接続で、ほんの少しですが浮かせる事ができます。
また、↑のように内部にもモールドが刻まれています。ただ合わせ目は出ます。
機首先端の下部にある大型メガ粒子砲のブロックは開閉します。
後方のプラズマ・リーダーは段差がついており、合わせ目が出ません。
ちなみに、アッザムが装備していたアッザム・リーダーの発展型武装だったりします。
メインスラスターをアップで。
バーニアの内部は、一部レッドで要塗装です。
下部には110mmバルカン砲などが造形されています。
すごく小さいですが、動力パイプはグレーで要塗装です。
アームパーツは差し替えで、伸縮状態を切り替えできます。
左右分、各2つずつ付属します。
短い方と長いアームはこんな感じ。
いつでも切り替えできます。
ヴァル・ヴァロ、出撃!
アームを後方へ倒せば、飛行形態になります。
ハサミ(フレキシブルクローアーム)は各部可動し、開いた状態にする事ができます。
フレキシブルクローアームで攻撃!
「甘いぞ、ウラキ。戦いに状況など、選べはしない」
同梱する1/550のフルバーニアンとディスプレイ。
フルバーニアンの方は真っ白なので、塗装推奨です。
「ケリィさん、脱出装置を…!」
RGのフルバーニアンに変えて対決シーンを再現。
「へっ、そんなものは積みこんじゃいないぜ」
RG ガンダム試作1号機フルバーニアンと大きさを比較。
フルバーニアンのスケールはもちろん1/144、今回のHGメカニクスは1/550になります。
1/550、HGメカニクスシリーズのガンプラ勢揃いでディスプレイ。
クィン・マンサやシャンブロも、このシリーズで発売して欲しいっす……(*´ェ`*)
「軍人なら僕なんて言うな!」
HG ヴァル・ヴァロの感想
ということでHG ヴァル・ヴァロのご紹介でした。
ヴァル・ヴァロ本体はレッド・ミドルブルーの2色成形という事で細かな色は足りませんが、実は設定色の段階から超シンプルなため色分けが悪くなかったりしますw
ただ、1/550のフルバーニアンとサイサリスはホワイト1色成形のため塗装必須といった感じ。
ヴァル・ヴァロは裏側の動力パイプやメインスラスターをちょろっと塗れば色分けが完了しますが、合わせ目の量はそこそこ多いのでご注意を。
かなりマニアックどころのガンプラだと思いますが、巣篭もり中にまったり筆塗りするのに適したおもしろキットに仕上がっていると思うよ……(*´ェ`*)
以上、「HG ヴァル・ヴァロ」のガンプラレビューでした!