今回は「HGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場し、ルナマリア・ホークが搭乗するガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)のHG版をご紹介。
2005年発売。
ガナーウィザードが同梱するほか、本体がルナマリアカラーで再現されています。
という事で、HGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)をレビューしていきたいと思います!
HG ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)
SEED HGシリーズ第22弾、ルナマリア専用ガナーザクウォーリアさん。
内容的には2004年発売のHGザクウォーリアのリデコキットとなり、左肩のシールドやガナーウィザードが同梱しルナカラーで再現されているのが特徴です。
ちなみに本キットの翌月、量産機カラーのHGガナーザクウォーリアが発売されていたりします。
組み立て書にはルナマリア・ホークが記載。
ホイルシールがこちら。
本体にはモノアイ部分のシールしか使わず、その他はすべてオルトロス高エネルギー長射程ビーム砲(エネルギータンク含む)に使用します。
付属品一覧がこちら。
※「ガナーウィザード」「MMI-M633ビーム突撃銃」「MA-M8ビームトマホーク」「手首パーツ×4」
手首パーツは左右の「武器持ち手」、右の「ビーム突撃銃持ち手」、左の「平手」の計4つ同梱します。
そして完成したHGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)がこちら。
成形色がルナマリアカラーの真紅で再現されており、元のカラーデザインがそこまで複雑な配色でないことから「この時代のHGにしては意外と色分けが良い」印象です(*_*)
合わせ目の量は多いですが、プロポーションについては今のガンプラ目線でも通用しますね。
作り込めば化ける系のキットに仕上がっていると思います。
今回の売り、ガナーウィザードがこちら。同じHD SEEDシリーズで発売されているウィザードシステム(ブレイズザクファントムのブレイズウィザードやドムトルーパーのイージーウィザードなど)と互換性があるため、無改造で交換できたりします。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はこの時代で言うと標準的で、今のガンプラのように超絶可動するわけではありません。
意外と顔は上げ下げできます。
手足の関節は90度ほど曲がり、少し無理は出るもののヒザ立ち可能です。
上半身を少し引き上げれば、真横を向くことができます。
頭部に合わせ目はありません。
動力パイプは色分け済み。ただモノアイに凸モールドはなく、ホイルシールを中央に貼るシンプルな仕様です。
横、後ろから。
ヘルメットを外せば、モノアイを左右に動かすことができます。
胴体は前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
色分けが意外と優秀で、胸部白いパーツの溝を塗るだけでOKです。
上から見た図。肩アーマーは左右とも前後はめ込み式で、合わせ目が出ます。
肩は軸接続になりますが、多少前後に可動します。
右肩と左肩をアップで。
左肩にはシールドを装備しており、
ボールジョイントによりフレキシブルに可動します。
また、シールド裏にはビーム突撃銃のドラム型ビームマガジンを2つマウント可能です。
ただ、表面のビームトマホーク収納ギミックはオミットされています。(ちなみにMG版でもオミットされていたりします)
腕部は「肩内部パーツ」「前腕部前後」に合わせ目が出ます。
関節は良くも悪くもシンプルな1パーツ成形で、合わせ目がありません。
腰回り。左右にはハンドグレネードをマウントしていて、着脱可能です。(ハンドグレネードは一部要塗装)
股下にスタンド穴は空いておらず、厳密に言えば合わせ目が出ます。
リアアーマー中央のパーツを下にスライドさせれば、ビーム突撃銃をマウントすることができます。
※ビーム突撃銃のドラム型マガジンとフォアグリップは折りたたんでから装着
脚部の合わせ目は多く、前後のほぼすべての装甲に合わせ目が出ます。
ただ、足裏に肉抜きはありません。このあたりは一部最近のHGに勝っていますね。
カカト付近のスラスターは、地味に可動します。
ガナーウィザードをアップで。このあたりは合わせ目が出ます。
右側にはオルトロス高エネルギー長射程ビーム砲を、左側にはエネルギータンクが積まれているのが特徴です。
ビーム砲は赤いリード線で繋がれていますが、可動に支障はありません。
「ルナマリア・ホーク、ザク、いきます!」
ガナーザクウォーリア、出撃!
スタンド穴が空いていないので、股下挟み込み系のスタンドが必須だよ……(*´ェ`*)
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
MMI-M633 ビーム突撃銃から。
意外な事に6パーツも使われており、当時物のHGにしては凝った作りをしています。
「このまま一気に!」
ビーム突撃銃で攻撃!
平手が付属するのと、モノアイが動くのもありポーズをつけると一気にかっこよくなりますね!(>ω<)
フォアグリップは可動式で、
両手で構えることができます。
こちらはMA-M8 ビームトマホーク。
シンプルなグレー1色1パーツ成形のため、このあたりは要塗装です。
飛びかかるルナマリア!
M1500 オルトロス高エネルギー長射程ビーム砲は前方へ可動し、先端部分を展開させることができます。
フォアグリップを引き出すことができるので、
両手で構えることができます。肩も前に引き出すことができ、無理なくポージング可能です。
「オルトロスの威力を!」
今回付属するガナーウィザードのみならず、他のウィザードシステムにも対応しているので……
ケルベロスウィザードなどと互換性があります。
その他HGブレイズザクファントムのブレイズウィザードと、HGドムトルーパーのイージーウィザードにも対応しています。
HGケルベロスバクゥハウンドとディスプレイ。
HGガナーザクウォーリアと比較。
違いは成形色だけです。
ミネルバ部隊でパシャリ。
※左から「HGブレイズザクファントム(レイ・ザ・バレル専用機)※塗装済」「HGCEフォースインパルスガンダム」
色々なルナマリアフィギュアとディスプレイ。
デスティニーヒロインDXのルナマリアフィギュアとディスプレイ。
Figure-rise Standard ルナマリア・ホークとディスプレイ。
フィギュアライズのルナの方がデカいです。
BB戦士版(左)、MG版(右)とディスプレイ。
こう見てみると、ガナーザクウォーリアのガンプラってどれも出来がよくて立体化に恵まれていますね。
「わたし…予防線張られた?」
HG ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)の感想
ということでHGガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)のご紹介でした。
HGの当時物ザクウォーリア系のガンプラはかなり出来がいいので、今のガンプラ目線でも通用するスタイルで立体化されているのが最大の長所だと思います。
ただ合わせ目の量が多かったり、細かな色が足りないので今のHGクオリティに近付けるには多少手を加えた方がいいかもしれません。
お粗末様ですが、↑は塗装中のガナーザクウォーリアさん。モノアイをスマホのデコシールに変え、合わせ目を消して筆塗りでマッタリ楽しんでおります……(*´ェ`*)
2005年製の古いガンプラながら、作り込むと全然イケるスタイルで立体化されているのでSEEDのザクファンにはかなりオススメだよ!(もちろん今から買うならMG版も全然アリ)
以上、「HG ガナーザクウォーリア(ルナマリア・ホーク専用機)」のガンプラレビューでした!