今回は「HGレッドライダー」のガンプラレビューです。

コミック「機動戦士ガンダムアグレッサー」に登場し、チェイス・スカルガードが搭乗するレッドライダーをご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGペイルライダーのランナーをベースに、新規造形である専用武器「ツヴァイ・ハンダー」をはじめ特徴的な外装パーツ、アグレッサー隊の部隊エンブレムシールなどが付属します。
という事で、HGUCペイルライダーをレビューしていきたいと思います!
HGUC レッドライダー

ホワイト、ブラックに続きついに発売されたレッドライダーさん。個人的には、真打ち登場!といった感じです(>ω<)
まず設定をおさらいすると、レッドライダーとは週刊少年サンデーSで連載されている漫画「機動戦士ガンダム アグレッサー」の主役機で、コミックではジオンの亡命兵で構成された地球連邦軍アグレッサー部隊を主役とした物語が展開されていきます。
ちなみにこの作品、ガンダム漫画の中でもトップクラスに面白いのでまだチェックしていないガンダムファンは是非読んでみてくださいね!(>ω<;)
ぶっちゃけガンダム漫画って外れも多いイメージですが、これはマジで面白いです。1戦1戦がリアルで命のやりとりをしているという緊迫感がたまらない漫画になっているぞ!↓

ホイルシールと、アグレッサー隊の部隊エンブレムシールが印刷されたマーキングシールが付属します。
ホイルシールの方は「ノーマル状態」「AREUS発動状態」からの選択式です。
※AREUSとは:300秒の間だけリミッターが解除され、運動性能が150%向上する実験用システム。パイロット負担有り

付属品一覧がこちら。
※「試作型100mmマシンガン(+ビーム刃2つ)」「ビーム・サーベル(刃は2つ付属するが1つは余剰)」「ツヴァイ・ハンダー(+刃、グリップパーツ)」「100mmマシンガンとシールド(陸戦型ジムと同じタイプ)」
↑の太字が今回の新規造形パーツになります。

今回はHGUCペイルライダー系のリデコキットになるので、ペイルライダーの余剰パーツが出ます。
逆算すると、ざっくり言って↑の「ホワイト」と「レッド」部分のパーツが変更されている感じです。
また、HGUC陸戦型ジムのパーツも余ります。

そして完成したHGUCレッドライダーがこちら。
ご覧のようにペイルライダー系のランナーが流用されていますが、武装をはじめ「頭部」「胸部」「脚部」などがレッドライダー特有の新規造形パーツになっているのが特徴です。

大元をたどれば、2014年に発売されたPS3のゲーム限定版に同梱するHGがベースになっています。
という事で昨今のHGのように超絶可動するわけではありませんが、古さを感じることもないクオリティで立体化されています。

それでは各部細かく見ていきます!

可動域は標準的で、手足はそれなりに開きます。

上半身が柔軟に可動しないものの、一応ヒザ立ちは可能です。
手足の関節は、90度以上大きく曲がります。

真横を向くことも可能。全体的に見て、可動は標準+といったところ。

頭部をアップで。「トサカ前後」「ツインアイ」「頬」にシールを使います。
頭頂部のアンテナ先端には、安全フラッグあり。

頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。

バイザーはクリアパーツでできていて、奥にシールを貼る仕様です。
シール下にはモールドがあります。

AREUS発動状態の赤いクリアパーツも付属するほか、全身のシールもノーマル状態とAREUS発動状態との選択式になります。
※今回はノーマル状態をチョイスしてあります

組み換えは必要になりますが、バイザー無し状態を再現することもできます。
ちなみにこちらのバイザー無しの顔パーツは、新規造形です。
ペイルライダー系のツインアイまわりは結構範囲が大きいので、シール感が目立つためバイザー無し状態で組む場合は部分塗装がオススメかもしれません。

胴体の細かな部分もシールで色を補います。
赤の胴体パーツは新規造形で、前後はめ込み式により脇の下に合わせ目が出ます。上部はモールドに見えるようなパーツ構造になっています。

肩部をアップで。側面のグレーはシールです。
上から見た場合、ショルダーアーマーとバックパックに合わせ目あり。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。

腕部は、「基部ブロック」「前腕部」に合わせ目が出ます。

バックパックをアップで。

腰部は、右側に予備の弾倉を。左側にビーム・サーベルのグリップをマウントしていて着脱可能です。
股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

脚部に合わせ目はありません。足裏は、つま先付近に少し肉抜きがあります。

レッドライダー、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

新規造形の試作型100mmマシンガンがこちら。
角度付き武器持ち手は右手のみ付属し、手穴内の凹凸と合わせるためガッチリと保持できます。
内蔵したヒート・ソードのビーム刃は、着脱できます。

こちらも新規造形の、ツヴァイ・ハンダー(シールド形態)。
ともに、今回のHGUCレッドライダーの売り部分です。

戦場に現るレッドライダー!

試作型100mmマシンガンで攻撃!

フォアグリップは可動し、

両手で構えることができます。

カッケェ!(>ω<;)
アグレッサーファンにはたまらん……。

ヒート・ソードで斬りかかるレッドライダー!

ビーム・サーベルを装備させてみます。

レッドライダー、ビーム・サーベルを抜刀!
サーベル刃のエフェクトパーツは2つ付属しますが、サーベル自体は1本のみです。

攻撃!

ツヴァイ・ハンダーの大剣形態を再現してみます。
パーツを展開し、専用の大型ビーム刃パーツを取り付ければ完成です。



また、↑枠のグリップパーツを取り付けることにより……

手に持たせることもできます。

両手で構えることもできるぞ!

襲いかかるレッドライダー!

いい感じ……。

100mmマシンガンとシールドも付属します。
ともにHGUC陸戦型ジムと同じものになっていますが、シールドに貼るアグレッサー隊の部隊エンブレムシールが付属するのが特徴です。

100mmマシンガンをぶっ放すレッドライダー!

ストックは後方へ展開可能です。

シールドも前方へ展開できます。

また、シールドはバイポッドとして立たせることもできます。

ヒザ立ちは、ちょっぴり無理が出るかな?
ちなみに100mmマシンガンのフォアグリップも可動するので、両手で構えることができます。

ベースキットのHGUC 1/144 ペイルライダー(Limited Metalic Ver.)と比較。
このLimited Metalic Ver.が、最初に発売されたペイルライダーになります。

アップで比較。レッドライダーの場合、「コックピット付近」「両肩部」がウェラブル・アーマーになっているのが特徴です。

ヒザにもウェラブルアーマーを搭載。

バックパックなどは同じですが、右腰部はビーム・サーベルではなく100mmマシンガンの予備マガジンを取り付けているのが特徴です。

HGUC 1/144 ホワイトライダーとHGUC 1/144 ブラックライダーを混ぜ、ペイルライダー系のバリエーションでディスプレイ。
ペイルライダーのガンプラは、初代のLimited Metalic Ver.(PS3のゲームに同梱するガンプラ)以外はすべてプレミアム・バンダイ限定品になります。




「死を受け入れ、一瞬一瞬の反応に従い…行動するのみ!!」
HGUC レッドライダーの感想
ということでHGレッドライダーのご紹介でした。
可動をはじめガンプラの出来に関しては他のペイルライダー系とほぼ同じ感じです。
レッドライダーの売りは、新規造形の外装部分や「試作型100mmマシンガン」「ツヴァイ・ハンダー」といった特殊な武装が付属する点で間違いないです。
弱点は、他のペイルライダー系でも感じていましたがハンドパーツが外れやすい点。特にツヴァイ・ハンダーを大剣状態で持たせると非常に外れやすいので、この点だけは微調節した方がいいかもしれません。
本編漫画の機動戦士ガンダム アグレッサーファンにとっては「やっと立体化されたか!」と思える待望のMSだったと思うので、ファンの方は購入できるうちにゲットしておいて損のないガンプラだと思いますぞ。
ガンプラの出来もいいですが、漫画の方もめちゃめちゃ面白いので、こちらもチェックしてみてくださいね↓(アナザーのようなスタイリッシュ系ではなく、一年戦争のファンがターゲット層の漫画なのでそのあたりだけはご注意)
以上、「HGUCレッドライダー」のガンプラレビューでした!









