今回は「MGジムキャノン」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムMSV・および機動戦士Zガンダムなどに登場する、ジムキャノンをご紹介。
2015年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
MG 1/100 ジム Ver.2.0をベースとしつつ、「頭部」「胸部アーマー」「腰部フロント・リアアーマー」「バックパック」のほか、「240mmキャノン砲」が新規造形で付属します。
ということで、MGジムキャノンをレビューしていきたいと思います!
MG 1/100 RGC-80 ジム・キャノン
1/100スケールで初の立体化となる、プレバン限定のMGジム・キャノンさん。
この前の再販で購入できたので、早速レビューしてみるよ!(>ω<)
内容的には、2009年に発売されたMG 1/100 ジムVer.2.0(大元をたどればMG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0)のリデコキットとなります。
今のガンプラ目線で見ると「新しくはないが古くもないMG Ver.2.0仕様」ということで、そこまで古さを感じない内容になっているのが特徴です。
ホイルシールと、水転写デカールが付属します。
腹部マーキングは、パッケージイラスト版の「8172」も収録されています。
組み立て書はカラーですが、機体の設定解説などはありませんでした。
1/100のパイロットフィギュアをアップで。
今回、色分けの都合でAランナーが2枚付属します。
それもあり、余剰パーツがたんまりと出る内容になっています。
そして完成したMG 1/100 ジム・キャノンがこちら。
原点回帰のフォルムをコンセプトとしたMG 1/100 ジム Ver.2.0をベースキットとしているため、モールドが少なめの懐かしさを感じる味わい深いプロポーションで立体化されているのが特徴です……(*´ェ`*)
いかがでしょうか。これは往年のファンにはたまらないジムになっているのではなかろうか……。
ちなみにフレームランナーには、ABS樹脂を使用。ポリキャップの数は少ないです。
このMSV風味を感じるレトロ感がタマリマセン……。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域はそこそこ広く、特に開脚範囲が広いです。
手足は大きく曲がり、ヒザ立ち可能です。
ただ、腰を撚るのはちょっぴり苦手。
MGらしく、頭部は内部フレームも細かく再現されています。
メインカメラには、クリアブルーのパーツが使用されています。
額左右の60mmバルカン砲も色分け済みです。
頭部は前後はめ込み式です。合わせ目は、モールドっぽくも見えます。
※古い方の設定画ではモールド無しですが、新しい方では有りだったりします
中はこのようになっているぞ!(>ω<)
新規造形の胸部まわりをアップで。
アップで。コクピットブロックは開閉します。
肩は、前方へ可動します。これ以上動かすと、肩アーマーが外れてしまう感じです。
シンプルな腕部。ハンドパーツは、指可動タイプのみが付属します。
腰部。ちょっぴり残念なのは、中央V字のイエローがシールになっている点です。
↑枠のジョイントパーツを取り付ければ、アクションベースに対応します。
腰部アーマー内も再現されており、見えにくいところのコダワリを感じます。
特徴的な脚部。ジム・キャノンの特徴部分の一つです。
足はこのように、キレイに曲がります。
新規造形の、240mmキャノンをアップで。
上下に可動します。また、ほんと少しだけですが基部を左右に振ることができました。
特徴的なバックパックをアップで。
ジム・キャノン、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
240mmキャノンをぶっ放すジム・キャノン!
この、一瞬でやられそうな姿がたまらんw(*ノェノ)
ビーム・スプレーガンも付属します。
指を引っ掛けるので、比較的安定して保持できます。
ピシュンピシュン……ビーム・スプレーガンで攻撃!
ハイパー・バズーカも付属します。
グリップを引き出すことができるので、持たせやすいです。
ヒザを着いて射撃。
弾倉は、腰部リアアーマーに2つマウントできます。
1つはハイパー・バズーカにつけるもので、追加で1つ付属する感じです。
覗き窓が開閉式のシールドも付属。
グリップを掴み、前腕部側面に接続します。
ドドン。
余剰パーツでビーム・サーベルのグリップも付属しますが、ビーム刃は付属しません。
オリジンMSDのHG 1/144 ジム・キャノン(空間突撃仕様)、HG 1/144 ジム・キャノン(ロケット・バズーカ装備)とディスプレイ。
1/144スケールのジム・キャノンは旧キットも発売されていますが、最新で近いものだとオリジン版ベースのHGになると思います。
いずれも、プレミアム・バンダイ限定品です。
MG 1/100 RGC-80 ジム・キャノンの感想
ということでMGジムキャノンのご紹介でした。
原点回帰が意識されたMG 1/100 ジム Ver.2.0ベースということで、良い意味でレトロ感を感じるあっさりぎみなディテールが売りといったところ。
一見味気ないように見えつつ、腰部アーマー内部や内部フレーム部にはびっしりとモールドが刻み込まれているので、見れば見るほど味を感じるジム・キャノンに仕上がっていると思います。
新規造形もそれなりにありますが、一つ不満をあげるとすれば「腰部前面中央のV字イエロー」がシールになっているのが残念ポイント。
Ver.2.0のジム系フォルムが好きな方なら、満足度の高いプレバン品に仕上がっていると思いますぞ。
以上、「MG 1/100 RGC-80 ジム・キャノン」のガンプラレビューでした!