今回は「Gジェネレーション-0 ジムカスタム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場し、サウス・バニングなどが搭乗するジムカスタムのSD Gジェネ版をご紹介。
1999年発売。
ジムカスタムが再現できるだけではなく、ガンダムNT-1アレックス(およびチョバムアーマー装着状態)も再現できます。
という事で、Gジェネレーション-ZERO ジムカスタムをレビューしていきたいと思います!
Gジェネレーション ジムカスタム
ジーゼロ版、ジムカスタムさん。
内容的には、1989年に発売されたBB戦士No.37 ガンダム NT-1のリデコキットになっています。
成形色こそ異なるもののチョバムアーマーを含めたBB戦士版の全パーツが流用されているため、今回のGジェネ版は「ジムカスタムも再現できるガンダムNT-1」と思ってOKです。
Gジェネ系のリデコキットって、完全版みたいな内容になっているのが嬉しいよね……。
※↓流用元のBB戦士
組み立て書がこちら。
ジムカスタムの解説だけではなく、NT1アレックスの機体説明も解説されています。
ホイルシールがこちら。
アレックス用の瞳シール(2種類)も印刷されているぞ!
ジムカスタム
まずはジムカスタムから見ていきます。
ご覧のように成形色が濃い目の「緑寄りのブルー」で再現されているのが特徴です。
ジムカスタムの新規造形部分は、「頭部」「腕部」「武装類」の3点です。
ジムカスタムのSD系キットって結構レアですよね。
今後は新フォーマットが発売されなさそうな気がプンプンするので、ジムカスタム好きは本キットを今風にアップグレード改造するのがオススメだよ……(*´ェ`*)
ただご覧のように、ランドセルがガンダムNT-1まんまで再現されてしまっています。(ジムカスタムはビームサーベル1本のみ)
このあたり、コダワリ派モデラーさんは要改修ポイントとなりそうです。
頭部をアップで。キレイな左右はめ込み式になっており、ど真ん中に合わせ目が出ます。
メインカメラは、光沢感のある黄色いシールを貼ります。
横、後ろから。超低価格キットという事で、色分けは悪いです。
胴体をアップで。このあたりは、まんまBB戦士ガンダムNT-1の色替えとなります。
腰部に空いている穴は、チョバムアーマーを装着する時に使います。(チョバムアーマーについては後述)
新規造形の腕部。後ろ側には、大きな肉抜きがあります。
また、肩から前腕部にかけて一体パーツになっており腕を曲げる事はできません。
新規造形のシールド。黒い部分はシールが付属します。
下から。スタンド穴などは空いていません。
ランドセルとビーム・サーベルは、一体化されています。
手に持たせる用のサーベルは、1色1パーツ成形のものが1本付属。
前述したとおり、ジムカスタムのランドセルは「右側に1本しかサーベルを装備していない」ため、NT-1を再現しない場合は左側をカットしてしまっていいと思います。
新規造形のジム・ライフルがこちら。
左側面には多少肉抜きアリ。銃口は開口されていません。
ジム・ライフルで攻撃!
腰を撚る事ができないので、可動範囲は狭いです。
ちなみに、ビーム・サーベルは手穴サイズにフィットしないので持たせるには小加工が必要だぞ!w
ガンダムNT-1
それではガンダムNT-1アレックスを再現してみます。
切り替えはカンタンで、「頭部」「腕」「武装」を取り替えるだけでOKです。
ドドン。完成したガンダムNT-1アレックスがこちら。
こちら用のシールも付属し、ツインアイは瞳無しにする事もできます。
レトロ感ただようこの感じ、いいよね……(*ノェノ)
ビーム・ライフルは、弾を入れて発射する事ができるぞ!
頭部をアップで。
何気に、90mmガトリング砲のカバーは別パーツ化されています。
ドでかいビーム・ライフルがこちら。
スプリングを仕込んで発射する、昔懐かしのBB戦士仕様です(*´ェ`*)
シールドをアップで。
ビーム・ライフルで攻撃!
BB戦士No.37のランナーは全て同梱するので、チョバムアーマーも全て付属します。
ドドン。チョバムアーマーを着せた状態がこちら。
BB戦士版のオリジナル要素でもある、フェイスマスクも付属します。
昨今では、MGガンダムNT-1 Ver.2.0でも再現されていました。
チョバムアーマーを外側からパコパコはめていくだけで完成するので、切り替えは容易です。
ビーム・ライフルを構えるアレックス!
このオリジナルフェイスマスクがたまらないのだ……。
ビーム・サーベルを抜刀!(持てないけどw)
チョバムアーマーを脱がし、HGUC 1/144 ガンダムNT-1アレックス(塗装済)と比較。
ジムカスタムに戻し、HGUC 1/144 ジム・カスタムと比較。
今回のGジェネ版は、かなり濃い目な成形色で再現されています。
Gジェネレーション ジムカスタムの感想
ということでGジェネレーション ジムカスタムのご紹介でした。
ベースキットに1989年に発売された古いBB戦士が使用されているので、Gジェネ系の中では古さが際立つガンプラになっていると思います。
ただガンダムNT-1やチョバムアーマーを着せた状態に切り替える事ができるので、お得な内容になっている模様。
フル塗装派モデラーさんは、BB戦士版ではなく今回のGジェネ版ジムカスタムを購入する方がパーツ数が多いので、オススメです。(BB戦士No.37ガンダムNT-1の色違いランナーが全て同梱するため)
詳しくは調べきれていませんが、青バンダイ化されてから再販もあったのでそこまでプレミア化されていないかもしれません。
以上、「Gジェネレーション ジムカスタム」のガンプラレビューでした!