今回は「SDCS フェニックスガンダム」のガンプラレビューです。
SDガンダムGGENERATIONシリーズに登場する、フェニックスガンダムをご紹介。
2002年発売。
色分けが良好かつ、差し替えパーツを使いバード形態に変形可能。
バーニングファイア発動状態も再現できます。
という事で、SDCSフェニックスガンダムをレビューしていきたいと思います!
SDCS フェニックスガンダム
ついに発売された、Gジェネレーション・オリジナル機体のフェニックスガンダムさん。
シスクードに続く、攻めたラインアップのガンプラです……w
ホイルシールの量は少なく、「瞳とツインアイ」「翼」部分の色を補うものが付属。
一部色の足りない箇所はありますが、基本的な色分けは良好でした。
同梱物がこちら。
「ビームライフル×2」「ビームサーベル×2(エフェクトパーツ長短×2)」「平手パーツ×2」「バード形態用差し替えパーツ」「クリアレッドのランナーレススタンド」
ビーム刃が長短2つずつ付属するほか平手パーツも付属し、ランナーレススタンドまで同梱します。
ただ、本キットにはSDフレームしか同梱しない点はご注意を。頭身を上げる場合は別売りのCSフレーム(グレー)が必要になります。
そして完成したSDCSフェニックスガンダムがこちら。
まずは本キットだけで再現できるSDフレーム状態で見ていきます。
レッド・ホワイト・グレーを主体とした、フェニックスガンダムらしいカラーリングで再現されています。
SD系として色分けは非常に優秀ですが、ヒザのグレーは要塗装です。
それでは細かく見ていきます!
頭部をアップで。大きなV字アンテナと、への字スリットのないフェイスマスクが特徴的です。
トサカ前面のセンサーはクリアグリーンのパーツが露出する構造で色分け済み。豪華な見た目です。
ちなみに瞳シールの下もクリアグリーンのパーツになっています。
後ろから。アンテナ裏側には肉抜きがあります。
瞳パーツは前後逆にすれば、「瞳アリ」「瞳無し」で切り替えできます。
瞳無し状態をアップで。ツインアイのグリーン部はシールを貼りますが、貼らない場合でもクリアグリーンです。
目の下の白い部分も別パーツで色分けされているのがいい感じだぞ……(*´ェ`*)
胴体は「襟部イエロー」が別パーツで色分けされていたり、「胸部のグレー」も内部からパーツが露出する構造。
背部はシンプルな作りで、1色1パーツ成形です。
翼はすべてボールジョイント接続で、フレキシブルに動きます。
パーツ分割による色分けが優秀で、メガビームキャノンの砲口近くにある細かなイエローも色分けされています。
ただ、一部レッド・グレー部はホイルシールで色を補います。
フェザーファンネルはオミットされていました。
手首パーツは「武器持ち手」「平手」が左右分付属します。
2つとも肉抜きがありますが、別途シルエットブースターを買わなくても平手が同梱するのはポイント高いです(>ω<)
足装甲はいつもの前後はめ込み式ですが、合わせ目がモールド位置になるよう設計されています。
ただ膝のグレーは色が足りず、ビームサーベルの収納ギミックは非搭載です。
足裏には多少肉抜き、股下には3mmスタンド穴が空いていますが、SDCS共通の弱点で穴が浅く落下には注意といった感じ。
空を舞うフェニックスガンダム!
それでは武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビームライフルはモナカ構造で合わせ目アリ。2つ付属します。
上のパーツは↑枠の3箇所好きな位置に取り付け可能で、ライフルの長さが調節できます。
ビームライフルで攻撃!
さらにライフルを連結させることにより、このような状態で持たせることもできます。
アクション!
平手がデフォルトでついてくるのが地味に嬉しい部分です。
「当てる!」
ちなみに本キットの弱点ですが、肩まわりの翼が重いというのもあり腕が勝手に閉じたりします。気になるモデラーさんはボール部分を太らす等の加工は必須かもしれません。(後述するCSフレーム時では安定していました)
ビームサーベルの柄は2本付属し、サーベル刃は長短が2つずつ付属します。
色はよくあるようなクリアレッドではなく、ピンクに近い色合いで再現されています。
メガビームキャノンで攻撃!
翼はすべてボールジョイント接続で、前方へ展開することができます。
いい感じ!(>ω<)
同梱するクリアレッドのランナーレススタンドに展示。
瞳無しバージョンでもパシャリ。
それではバード形態に変形させてみます。
全身をバラし、↑枠の差し替えパーツを使います。頭部と胴体一部は使用しません。
腕パーツや胸部パーツなどを取り付けていけば……
バード形態の完成です。
変形難易度は低く、簡単に切り替え可能です。
上から。
変形用の差し替えパーツ下部には3mm穴が空いているので、バード形態時でもスタンドに対応します。
そして↑パーツの差し込み位置を変えれば、バーニングファイア発動状態が再現できます。
赤いパーツ部分を持って取り付けることにより、白いパーツが前面へ引っ張り出されます。
バーニングファイア!
CSフレームのフェニックスガンダム
ババン。こちらが別売りのCSフレーム(グレー)に組み込んでみた状態です。
シルエットブースターなどにも対応していますが、今回は純粋なCSフレーム状態で見ていきます。
気のせいかもしれませんが、他キットより変化がでかく感じる気がします(*_*)
SDフレーム時ではビームライフルと翼が長いので接地スレスレでしたが、無理なく立たせることができるようになりました。
後ろ姿も美しいぞ……!(>ω<)
アップで。手足の関節が曲がるようになり、
アクション性も大幅にアップしました。
アクション!
ビームサーベル抜刀!
うむ……動くぞッ……!
メガビームキャノン発射!
瞳有りバージョンで。
こちらがCSフレーム時のバード形態になります。
下から。足が伸びたので迫力が増しました。
バーニングファイア!
クロスシルエットのゲーム系機体でディスプレイ。
フェニックスガンダムもそうですが、シスクードやトルネードガンダムもまさかの立体化です(*´ェ`*)
クロスシルエットのマイナー路線、個人的にはスゴクいいと思いますぞ。
SDCS フェニックスガンダムの感想
ということでSDCS フェニックスガンダムのご紹介でした。
まず注意点ですが、SDフレーム状態では「重さで肩が閉じてしまう」弱点があります。ガシガシ動かしてポージングしたい場合は、肩のボール部分を太らす等の加工は必須かもしれません。(太らしすぎの破損には注意してね(>ω<))
その他はヒザなど一部色の足りない箇所はあるものの、主要な部分の色分けは良好です。
今回のフェニックスガンダム、個人的には別売りのCSフレームに切り替えたときの変化具合いがでかいと思ったので、CSフレーム(グレー)との併せ買い推奨だと思いますぞ!
以上、「SDCS フェニックスガンダム」のガンプラレビューでした!