今回はガンダムビルドダイバーズ9話に登場したフォース「百鬼」のヤクト・ドーガ ソーンのご紹介です。
アニメを観て一目惚れし、複数のキットを寄せ集めHGBDヤクト・ドーガ ソーンに改造してみました。
作り方、ソーンとヤクト・ドーガとの違いは後述しますが基本的に「HGUCヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機)」に「フェダーインライフル」「ギラ・ドーガの肩シールドとバックパック」をミキシングすればヤクト・ドーガ ソーンに改造可能です。
塗装さえできれば比較的楽な改造なので改造初心者のモデラーさんにもオススメでした!
HGBD ヤクト・ドーガ ソーン(改造)
まずは改造しようと思った経緯ですが、ガンプラ初心者の頃に作ったHGUCヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機)がどうにも気に入らなかったのです……(*´ェ`*)↓
……
白濁化しておるw
一応合わせ目を消して部分塗装も頑張った形跡がありますが、シルバースプレーを吹いた後に全体につや消しスプレーを吹くという奇行、つや消しスプレー吹きすぎて白化している点など、どうにもかっこよくないヤクト・ドーガに仕上がった思い出がありまして。
そして最近ビルドダイバーズ9話を観ていると、なんともかっこいいヤクト・ドーガが映っているじゃないですか……。
個人的にフォース百鬼は前々からかなり気になっていたので、「以前組んだヤクト・ドーガを分解して塗装してみるべ!」と思い立ちどこがカスタムされているか動画をガン見(ついでにローズ姉さんもガン見)してみました。
という事でレシピは↓になります
隅々まで見まくったので間違いないかと思います。
前置きが長くなりました。それではヤクト・ドーガ ソーン(MSN-03SL)の勇姿がこちらになります。
今回はフル塗装後、少しウェザリングしてつや消しスプレーにてフィニッシュさせてあります。
デザイン自体は袖付きヤクト・ドーガの袖が無いバージョンのような感じです。(袖付きバージョンは武器がビームマシンガン、ファンネル個数-1)
組んでいたヤクト・ドーガ(クェス専用機)をバラしただけというのもあり、表面処理の手間がなく3日間で完成までこぎつけました。※+山善の食器乾燥機使用w
ご覧の通り右肩のシールドと、
バックパックがHGUCギラ・ドーガのものに変更されています。
今の目で見ても元のキットが塗装派モデラーに親切なパーツ分割をしているので非常に助かった。
足裏の肉抜きがないのもいいですね。
逆シャアのHGUCシリーズは出来がほんといいっす……(>ω<)
今回は「とにかくアニメに寄せる」というコンセプトで作ったのですが、どうしてもウェザリングしたくなって汚してしまった……w
左肩のシールドは交換せず、塗装するだけでOKです。
細かな事を言えばファンネルが収まる場所(シールドの突起部分)をグレーで塗装しています。(劇中でもグレーでした)
右肩のシールドはHGUCギラ・ドーガのものに交換。
ここは互換性が無かったので基部をプチ改造しています。
※記事最後に改修点を後述
動力パイプがパープルだったり、パイプを繋ぐ中央のパーツもパープルなので元の成形色ごとに塗り分けるだけでは再現不可になっています。
塗装はみ出てるけど気にしないでください……。
……細けぇこたぁいいんだよ!
……スイマセン(*´ェ`*)
元キットの接地性がすこぶる優秀なので立ち姿が決まります。
↑のグレー部は要塗り分け箇所となります。
ダイバーギアに飾ってみた。
装甲内部を一部黒く塗った効果で立体感が出た気がします。
フェダーインライフルを構えるヤクト・ドーガ ソーン!
フェダーインライフルは保持するだけでも厄介なデザインですが、ヤクト・ドーガは意外とすんなり持ってくれました。
(HGUCガブスレイとか全然持てなかった思ひ出)
また、ロングビームライフル形態でも余裕でポージング可能でした。
すばらしい相性度。
「あんた達じゃ、前菜どころかスープにもならないでしょうけど!」
リーオーNPDを破壊するローズ姉さん。
ヤバイかっこいい。
9話のプチ再現、HGBDオーガ刃-Xとディスプレイ。
1/144リグ・シャッコー マガツ(改造品)とディスプレイ。
ドージを助ける為にファンネルを射出!
「危なかったねぇ坊や」
「余計なことすんなよ!」
フォース百鬼でディスプレイ。
こう見てみるとやはりリーダーがダントツの改造厨ですね。
なんか今回塗装うまくいったかもしれない。
苦労したかいがあったっす……(>ω<)
ベースとなったHGUCヤクト・ドーガ(クェス・エア専用機)と比較。
HGUCヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)と比較。
HGBD ヤクト・ドーガ ソーンの感想
という事でHGBD ヤクト・ドーガ ソーンのご紹介でした。
ここからは改修点を解説していきたいと思います。
まず、ベース機のスラスター内部はレッドなのですがグレー一色に簡略化されており塗装自体はかなり楽でした。
このあたりはビルドファイターズの頃から変更されている傾向がありますよね。
塗装はベース機の成形色のまま塗り分けるだけでは駄目だったので、動画を観ながら各パーツがどの色かを仕分けする作業が一番時間がかかりました。
今回の塗り分け箇所は足裏以外完璧だと思いますので、これからヤクト・ドーガ ソーンを作ろうと思うモデラーさんは今回の写真を参考にしていただければ作業効率アップの助けになるかと思います。
↑ここのシルバーはアニメでは装甲ホワイト色(薄いピンク)だったので注意です。
ハイ。足裏手を抜く事で有名なわたくしの手抜き箇所です。
それでは部位ごとの改修点を↓
モノアイ
ヤクト・ドーガ ソーンではモノアイがグリーンに変更されているので、クリアパーツを別途購入して取り付けました。
Hアイズ 1 グリーンに入っている「3」というサイズを使用しています。
使ったパーツ↓
クリアパーツ分浮き出たせいで、顔前面パーツを一度外さないとモノアイが可動しなくなりましたが楽に外せるのでそこまで問題にはなりませんでした。
右肩のシールド、バックパック
右肩のシールドとバックパックはHGUCギラ・ドーガのものに要変更です。
バックパックは瞬間接着剤でつけただけです。
右肩のシールドだけは工夫がいる部分です。
ヤクト・ドーガの凸軸とサイズの合うポリキャップを他から持ってきて、肩シールド内部に埋め込んでパテで覆ってみました。
絶対なんかトラブルあると思ったけど強度も問題なく、運良く成功しました。
必要なキット↓
フェダーインライフル
HGUCハンブラビかHGUCマラサイ(ユニコーンVer.)かHGUCガブスレイに付属のフェダーインライフルを持たせるだけでOK。※マラサイの通常バージョンには付属しないので注意
なぜか今HGUCハンブラビがアマゾンで安かったので、今回はハンブラビのものを使用。
余談ですがフェダーインライフルがなくなったハンブラビのキットはモビルアーマー形態で作れば無駄がないので超オススメです。
※モビルアーマー形態ではフェダーインライフルを装備しないため
以上になります。
このブログの他記事をご覧いただければわかるとおりわたくしパチ組みで終わらす事の多いお気軽モデラーなのですが、それでも手軽に改造・塗装できたので難易度的には簡単な部類だと思いますぞ!
という事で、改造品のHGBDヤクト・ドーガ ソーンのご紹介でした!
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