今回は「HG 1/144 ガンダムグリープ」のガンプラレビューです。
新機動戦記ガンダムW デュアルストーリーG-UNITに登場し、アディン・バーネットが搭乗するガンダムグリープをご紹介。
ずっとガンダムグリーブだと勘違いしていましたが、グリー「プ」でした……(*´ェ`*)
HG表記になっていますが、1997年発売の旧キットになります。
武器は特徴的なビームランサーが付属、リフレクトシールドは折りたたみギミックを搭載しています。
また、旧キットながらモビルアーマーモードとアサルトモードに変形します。
という事で、1/144 ガンダムグリープの出来をじっくりと見ていきたいと思います!
HG ガンダムグリープ
衛星に隠されていた新型ガンダム、ガンダムグリープさん。
おおよそ主人公の機体とは思えないメカデザインになっているのではないでしょうか……w
組み立て書の作例では、装甲部分が白く塗装されています。
また、G-UNITシリーズのガンプラらしく機体設定やスペック・劇中での活躍シーンなどが描かれています。
パイロットはG-UNITの主人公、アディン・バーネット。
スタンダードなガンダムタイプから、変わった容姿のグリープに乗り換える事になります。
ホイルシールとマーキングシールがこちら。
黄色い部分を補うもの(シールではゴールド)、トサカを補うものなどが付属します。
付属品一覧はこちら。
ビームランサーとハンドパーツ×4の構成です。
そして完成したHG 1/144 ガンダムグリープがこちら。
装甲色は設定画よりもグリーン強めの成形色になっています。
なんか仲間その2が乗ってそうなデザイン?w
他作品のガンダムタイプと比べても特徴的なシルエットになっているぞ……。
背部のリフレクトシールドは大型で重さもありますが、自立は安定します。
それでは細かく見ていきます!
可動域は他のG-UNITシリーズと大差はなく、開脚が苦手です。
ただ関節はそれなりに可動し、上半身は360度回転します。
頭部はホワイトグリーン一色成形のため、目立つアンテナ中央とトサカをシールで補う事になります。
ここに限りませんが、27年前に発売された旧キットという事で今の基準で見ると塗装前提の作りになっていると思います。
横から。頭頂部に合わせ目が出ますが、シールを貼れば隠れる感じ。
ただ↑写真右をご覧のように、シールの粘着力が弱いため(経年のせいかも)すぐ剥がれてきます。
胴体の細かな色も全てシールになります。
合わせ目は全身に出るため、今回画像での説明は省略させていただくぞ(>ω<)
上から見た図。
肩の取り付け方は昔ながらの軸接続のため、前後に動きません。
二の腕は角度固定で、前腕部が回転します。
関節やハンドパーツは旧キットらしくポリ製になっています。
肘は90度ほど可動。
腰回りはフロント・サイドアーマーがないスッキリとしたデザイン。
ただボールジョイント接続になっており、脚の可動範囲はかなり狭いです。
脚部は全て左右はめ込み式で、前後一直線に合わせ目が出ます。
バリアブルスラスター(青いパーツ)は可動します。(後述する変形時に動かします)
足裏はモールド少なめですが、肉抜きはありません。
背部のリフレクトシールド。
本体とはプラ同士の軸接続になります。
意外と良く出来ていて、ポリキャップこそむき出しになりますが各部ポロリもせず安定して接続できます。
また、リフレクトシールドを前方へ折りたたみ展開状態にできます。
設定的には防御シールドの役割を果たし、ハイドラガンダムのバスターカノンにも耐えられる性能を誇ります。
手持ち武器はビームランサーのみ付属。
先端のブレード部分はクリアイエローのパーツが使用されています。
グリップ部分はハンドパーツ穴のサイズとぴったりで、安定して持たせる事ができました。
それではアクションポーズいってみます!
ビームランサーを構えるガンダムグリープ!
斬りかかるアディン!
足回りの可動域は狭いですが、
頑張ればかっこいいポーズが決まる感じです。
「武器持ち手」と「表情付き平手」は左右分付属します。
そしてこちらがモビルアーマーモード。
大型戦艦クラスのバスターメガ粒子砲を使用する事ができる形態です。
下から。リフレクトシールドで腕を覆い、脚を後ろへ可動させバリアブルスラスター(脚左右の青いパーツ)の角度を変えて変形させます。
※頭部パーツは外します
先端にはバスターメガ粒子砲が造形。
横に広げた腕部が綺麗に収納されます。
脚の付け根はリアクタージェットエンジンになっており、別パーツで色分けされていて造形も細かいです。
それではプチ劇中再現いってみます!
「オレがキメるぜっ!」
「ヴァルダー!この前の借りをかえすぜっ!」
ヴァルダーのハイドラガンダムと交戦!
バスターカノンを避けるガンダムグリープ!
「しかし逃さん!」
リフレクトシールドで無効化するガンダムグリープ!
「バスターメガ粒子砲!」
このガウォーク形態のような状態はアサルトモードになります。
続きは本編で!(2019年発売予定のGジェネ新作にG-UNITのストーリーが収録されるらしいぞ!)
1/144ガンダムアスクレプオス、1/144ハイドラガンダムとディスプレイ。
G-UNITの全ガンプラで。
G-UNITは個性的なモビルスーツが多いっす(>ω<)
HG ガンダムグリープの感想
ということでHG ガンダムグリープのご紹介でした。
旧キットながら簡単なギミックで「モビルスーツモード」「モビルアーマーモード」「アサルトモード」と3形態に変形するガンプラに仕上がっています。
主人公機とは思えないビームランサーやド迫力のリフレクトシールドなど、特徴的な形状のガンダムになっているため組んでて面白かったです。
弱点としては、旧キットという事で当然かもしれませんが色が圧倒的に足りず、全身に合わせ目が出るうえ可動域が狭い点。
以上の点から、ある程度手を加えるモデラーさんにはオススメといった感じです。
常にプレ化しているイメージ+プレ値ほどのクオリティではないと思うので(言っちゃったw)、定価で売られているものを見つけたら即買い推奨です。
以上、「HG ガンダムグリープ」のガンプラレビューでした!