今回は「HG ダブルオーガンダム セブンソード/G」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム00V戦記に登場し、刹那・F・セイエイが搭乗するダブルオーガンダム セブンソード/Gをご紹介。
2010年発売。
新武装の大型ライフル「GNソードブラスターII」や「GNバスターソードII」「GNカタール」など、多彩な武器が付属。
MSV系統らしい、ダブルオーガンダムのもう一つの進化形として立体化されています。
という事で、HGダブルオーガンダム セブンソード/Gを豊富な武器を中心にレビューしていきたいと思います!
HG ダブルオーガンダム セブンソード/G
ダブルオーガンダムの改修機、セブンソード/G。
設定的には、かねてから開発されていたセブンソードを大破したダブルオーガンダムに装備させ、更にGNソードIIブラスターを追加装備させた機体になります。
GNソードIIブラスターは「ソード」の名こそついているもののセブンソードの中に入っておらず、「/G(銃)」の部分に該当します。
という事で、本キットはダブルオーガンダムに8個(6種)の武器が同梱する内容となっています(*´ェ`*)
組み立て書にはマイスターのせっちゃんが記載。
セブンソード/Gにいきつくまでの系譜も解説されています。
ジンクスIIのGNバスターソードの技術がソレスタルビーイングに流出し、その技術がセブンソード/GのGNバスターソードIIに受け継がれていたりします。
ホイルシールがこちら。量は少ないですが、ベースキット同様アンテナまわりは全てシールで補う事になります。
付属品一覧がこちら。
※「GNソードIIブラスター」「GNビームサーベル×2」「GNバスターソードII」「GNカタール×2」「GNソードIIロング」「GNソードIIショート(+リード線)」「左の表情付き平手パーツ」
「7本の剣」+「GNソードIIブラスター」の構成で、武器セットと言っても過言ではない内容になっています(*´ェ`*)
HGダブルオーガンダムの余剰パーツは↑の4つしか出ません。
そして完成したHGダブルオーガンダム セブンソード/Gがこちら。
本体はHGダブルオーガンダムとほとんど同じですが、GNカタールをマウントするための青い膝パーツが新規造形となります。
武器の方は一部パーツを流用しているものの、GNビームサーベル以外は全てセブンソード/Gの新規造形となっています。
両肩に巨大な武器を装備し、シルエットが変わりました。
外伝系ファンにはたまらない内容になっているぞ……!(>ω<;)
本体は変更点が少ないのですが、一応今回のセブンソード/Gでもザザーッと見ていきたいと思います。
頭部。14年前のガンプラながら非常にカッチリとした造形でできています。
ただ、アンテナはホワイト1色1パーツ構造になっており「イエロー・レッド」部はシールで補う仕様です。
横、後ろから。シールの上にクリアパーツをはめこみます。
後ろから見るとアンテナのシール感が目立ちますね。このあたりは今のガンプラ目線で見ると塗装した方が良さげな部分です。
胸部のパーツ分割は細かく、小さな黄色いパーツは別パーツで色分けされています。
腕関節・手首付近にもクリアパーツを使用。
下に貼るシールにはめちゃめちゃ細かな文字が印刷されており、見栄えがいいです。
フロントアーマーは可動。腰回りは色分け良好で合わせ目も出ません。
こちらがセブンソード/Gの特徴である、膝パーツ。
側面にGNカタールを取り付けるための新規造形となっています。
それではセブンソード/G(7本の剣+銃)を中心に見ていきたいと思います!
まずはGNビームサーベルから。
セブンソード/G、GNビームサーベルを抜刀!
クリアレッドのサーベルエフェクトパーツは2本付属します。
右肩の「/G」部分、GNソードIIブラスターを装備させてみます。
ここのクリアパーツはクリアグリーンで色分けされています。
設定的にはGNソードIIをベースに、剣としての運用より銃としての機能に特化させた武装になります。
カバーパーツを肘に接続して持たせるため、
ガッチリと保持できます。
GNソードIIブラスターで攻撃する刹那!
フォアグリップは可動し、
両手で構える事ができます。
重さで手首パーツが垂れ落ちてくる事があるので、軸を太らせるなど少し調節した方がいいかもしれません。
また、GNソードIIブラスターのみ肩への接続強度が弱めで動かしているとポロリする事が多々ありました。
次は左肩のGNバスターソードII(GNソードモード)を装備させてみます。
ジンクスIIのGNバスターソードをイアンが解析・改良したもので、格闘戦兵器としてはトップクラスの破壊力を誇る武装になります。
GNバスターソードIIを構えるセブンソード/G!
こちらも重さで手首パーツが垂れ落ちてきますが、迫力のある大きさで造形されていますね。
アクション!
敵を叩き潰すダブルオー!
GNシールドモードに変形させてみます。
頭身部分と柄部分を引き出し、両左右のパーツは取り付け位置を変えて再現します。
グリップを掴み、肘に接続します。
ちょっと無理が出る装着方法になりますが、一応ポロリする事はありませんでした。
GNソードIIブラスター+GNバスターソードII(GNシールドモード)で。
右腰部にマウントしたGNソードIIロング(ソードモード)を装備させてみます。
こちらのクリアパーツはHGダブルオーガンダムのパーツを流用しており、クリアグリーンではなく無色クリアのままです。(設定色はクリアグリーン)
GNソードIIロングを抜刀!
斬りかかる刹那!
かっこいいっす……(涙
刀身部分の取り付け位置を変え、各部引き起こせばライフルモードにチェンジできます。
GNソードIIよりライフルモードの威力が高められているとの事です。
フォアグリップも付いており、両手で構える事ができます。
次は左腰部のGNソードIIショート(ソードモード)を持たせてみます。
こちらはGNビームダガーにかわる投擲武器として開発された剣で、
リード線を取り付ける事により射出状態が再現できます。
GNビームダガーと違い、何度でも回収して使用できるという設定です。
ダガー投げまくりの刹那さんにピッタリの武器だぞ……(>ω<)
こちらもライフルモードにチェンジ可能です。
GNソードIIロング+ショートのライフルモードで。
ロング+ショートのソードモードで二刀流。
次は膝側面にマウントされたGNカタールを見てみます。
ヒート系の剣で試作兵器になります。
グリップ部分(グレーのパーツ)は引き出す事ができます。
また、刃部分はクリアグリーンで再現されています。
GNカタール×2を装備!
手首パーツとジャストフィットしないため少しプラプラします。ただ、そこまで気にならない程度だとは思います。
GNカタールで飛びかかる刹那!
まさに武器セットといった内容になっており、下手したらビルドカスタムパーツを買うより多くの武器が同梱するガンプラに仕上がっている模様。
ベースキットのHGダブルオーライザー+GNソードIIIと比較。
武装のほか、主にヒザまわりが変化しているのが特徴です。
ついでにHGダブルオーザンライザー(ホビージャパン付録を使った改造品・塗装済)と比較。
HGダブルオー系のバリエーションキットでディスプレイ。
MG 1/100 ダブルオーガンダム セブンソード/Gと比較。
MG版も、一般で発売されています。
まさに「武器セット!」と言えるガンプラでディスプレイ。
HGガンダムアストレア タイプ-Fは「プロトGNソード」「GNハンマー」「GNランチャー」のほか、過剰な量の武器が付属します。
HGUCケンプファーに至っては付属するランナー2枚がまるまる武器です。
HGスーパーカスタム ザクF2000も豊富な武器が付属します。
このあたりのガンプラはパーツ取りとしても非常にオススメだぞ!(>ω<)
HG ダブルオーガンダム セブンソード/Gの感想
ということでHG ダブルオーガンダム セブンソード/Gのご紹介でした。
ビルドダイバーズのダイバーエースなどを含めると「かなりのリデコキットがリリースされているHGダブルオー」ですが、セブンソード/Gの特徴は豊富な武器類が同梱する点だと思います。
GNソードIIロング・ショートのクリアパーツは無色成形なので、気になるモデラーさんはアンテナも含め要塗装といった感じです!
武器が多いからか、箱の小ささに反比例してHGにしてはパーツ数が多いです。
そのまま組むのはもちろん、パーツ取りにも適したガンプラだと思うのでオススメです。
以上、「HG ダブルオーガンダム セブンソード/G」のガンプラレビューでした!