今回は「HGBFガンダムダブルオーシアクアンタ」のガンプラレビューです。

ガンダムビルドファイターズトライ『アイランド・ウォーズ』に登場し、キジマ・シアが使用したガンダムダブルオーシアクアンタをご紹介。
2016年発売。
HGダブルオークアンタをベースキットに使用し、特徴的な猫耳フェイスのほか新形状のGNソード、GNソードビット、GNバインダーなどが付属します。
という事で、HGBFダブルオーシアクアンタをHGダブルオークアンタとの比較画像を含めレビューしていきたいと思います!
HGBF ガンダムダブルオーシアクアンタ

ベースで使われているキットは15年前に発売されたHGクアンタになりますが、劇場版00時代のHGという事で作り自体は今のガンプラ目線でも通用する出来になっていると思いますぞ。

組み立て書にはファイターのキジマ・シアが描かれています。

ホイルシールは、主にコンデンサー部分(クリアパーツ)の下を補うものが付属します。

付属品はシンプルで、シアクアンタ仕様のGNソードと表情付き平手パーツ(左)が付属します。

その他、ベースキットとなるHGダブルオークアンタとHGBFトランジェントガンダムのクリアパーツが余剰パーツとなります。
※シアクアンタに使用されているクリアパーツはHGトランジェントガンダムのものになっています

そして完成したHGガンダムダブルオーシアクアンタがこちら。
基本的には明るい緑のパーツと黄色いパーツが新規造形部分になります。(白いパーツも一部変更)

シルエットはクアンタそのものですが、成形色変更とネコ耳のおかげでイメージが大分変わりました(*´ェ`*)
猫耳MSという事でもっとキワモノっぽい機体になるかと思いきや、普通にかっこよさも感じる良バランスで立体化されている模様。

クアンタの流用部分も成形色が変更されています。
それでは細かく見ていきます!

可動域はHGダブルオークアンタとほぼ同じですが、両腕が水平まで上がるようになりました。
各関節も90度曲がり、上半身は真横までまわります。

頭部は猫耳部分をはじめ、アンテナ・マスク・口とほとんど新規造形になっています。
額のセンサー部分はシールで補います。
ちなみにHGダブルオークアンタの顔↓


無色のクリアパーツだった部分は、クリアブルーに変更されています。(顔側面など)
合わせ目は後頭部に出ます。
何気に、後ろからみても猫顔のように見えるデザインになっています(*´ェ`*)

胴体。明るいグリーンとイエロー部分が新規造形です。
合わせ目は出ません。

クリアパーツがブルーになっただけではなく、その下に貼るシールが光沢感のあるシルバーになった事でキラキラ光って見えるようになりました。

肩は前後に可動します。

腕は前腕部の前後に合わせ目が出ます。
また、右腕のみ肘付近に穴が空いています。(ギミックは後述)

肘は90度強曲がり、手首もある程度可動。

コンデンサー部分が綺麗っす……。

シアクアンタの特徴であるGNバインダーがこちら。
GNソードビットのプラットフォームになっているだけではなく、シールドとしての役割も果たします。
表面カバーは開き、クリアパーツが露出するのもシアクアンタの特徴となります。

サイドアーマーは大きく広がります。(一応フロントも引き出せば可動)
リアアーマーはクリアパーツが使われた新規造形部分になります。

脚部はスネと関節パーツ、

脚の付け根パーツとふくらはぎに合わせ目が出ます。
基本的にダブルオークアンタと同じ形状ですが、膝のカバーパーツがシアクアンタ独特の形状になりました。
ただ、膝の後ろにあったカバーパーツが無くなった影響で関節パーツの穴が見えるようになりました。

足裏のつま先付近は少し肉抜きっぽい形状になっています。(こういうデザインの可能性アリ)
股下のカバーパーツを外せば、アクションベース用の3mmジョイント穴が露出します。
それでは武器を見つつ、アクションポーズいってみます!

GNソードを装備。
クリアパーツはトランジェントのパーツ、柄付近の形はシアクアンタ独自の形状になっています。

GNソードを構えるシアクアンタ!

リアアーマーは大きく開き、

派手なアクションポーズが可能となっています(*´ェ`*)

猫耳ついてるのに普通にカッケェ!w
GNバインダーがたまりません(>ω<)

表情付き平手パーツは左手のみ付属します。

挑発するシア!

GNバインダーの位置を変えれば、移動に特化したフライトモードを再現できます。
背部の太陽炉とバインダー内の太陽炉を接続します。
クアンタでも同じようなギミックがありましたが、クアンタ同様カッチリはまるわけではありませんでした。

あとは各部位置を変え、

フライトモードの完成です。

後ろから見てもかっこいいですね。
設定的にはGNソードビットを使えず、GNバインダーをシールドとしても使えなくなるため移動に特化した形態との事です。

高速戦闘を仕掛けるシアクアンタ!

GNバインダーからパーツを外し、付け替える事でGNソードビットを展開できます。

派手でかっこいいっす(>ω<)
ちなみに右腕にしか接続穴は空いていないため、左腕には装着できません。

GNソードビットで攻撃するシアクアンタ!

かっこいいっす……(>ω<)
接続強度が少し弱いので、気になるモデラーさんは要加工といったところです。

GNソードと一緒に。

ベースキットのHGダブルオークアンタと比較。

その他、HGのクアンタベースのガンプラレビューは↓からどうぞ。




本編でシアが使用した、HGガンダムポータント(塗装済)と比較。



ニーチャンのHGトランジェントガンダムとディスプレイ。
クリアパーツのランナーが共通です。(シアクアンタにはランナーレススタンドは付属しません)



HGBF ガンダムダブルオーシアクアンタの感想
ということでHGBF ガンダムダブルオーシアクアンタのご紹介でした。
シアクアンタ部分の新規造形パーツだけでなく、無色のクリアパーツがクリアブルーに変更されていたり地味な変更点もあり。
ネコ耳はもちろん、独特の形状をしたGNソード・派手なGNバインダー・リアアーマーのデザインなど新規造形部分が多いので、クアンタを組んだモデラーさんも新鮮な気持ちで組むことが出来ると思いますぞ……(*´ェ`*)
以上、「HGBF ガンダムダブルオーシアクアンタ」のガンプラレビューでした!























