今回は「HGアメイジングズゴック」のガンプラレビューです。

ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲に登場し、三代目メイジン・カワグチが使用するアメイジングズゴックをご紹介。
2017年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
「アッグ」「アッグガイ」「ジュアッグ」「ゾゴック」の4つのギミックを備えた両腕部が新規造形で再現されていて、モードを切り替えることができます。
ということで、HGアメイジングズゴックをレビューしていきたいと思います!
HGBF 1/144 アメイジングズゴック

「ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」に登場する、アメイジングズゴック。
元キットは2001年発売の「HGUC 1/144 シャア専用ズゴック」のリデコキットとなります。
ということで作りはかなり古いのですが、胴体内部のフレームがABSからKPS(やわらかプラ)に変更されているので、ショボさを感じる内容というわけではありません。

成形色は元キットと同じですが、新規造形の両腕部分は少し色味が異なっています。(画像ではわかりづらいですが)

足の接地面が広いため安定して自立しますが、脚の取り付け規格が昔ながらのボールジョイント接続のため、しばらく動かしていたらヘタレて緩くなってくる点はご注意を。
このあたり接続強度を調節しながら組むのがオススメです。

後ろ姿。バックパックは元キットと同じで、前後はめ込み式で側面に合わせ目が出ます。
下部のスクリューも再現されておらず、色分けもされていないので要塗装箇所です。

頭部をアップで。「モノアイ」「コックピットハッチの白い部分」は、ホイルシールで色を補います。
モノアイの可動ギミックは、搭載されていません。

脚部に合わせ目はありませんが、逆三角形の腰部側面は段落ちモールドもなく、合わせ目があります。

足がでかいので、片足立ちも余裕!
「新規造形の大型アーム」「肩の付け根機構」以外はHGズゴックがそのまま流用されているので、作りは古いです。
ただこのように元から結構動くキットだったため、可動に不満は出ないと思いますぞ。
それではメイジン・カワグチが、「水陸両用モビルスーツ複数機の能力を1機に集約する」というコンセプトで作ったズゴックの各モードを紹介します。
アッグモード

まずはアッグモードから。その名のとおり「アッグ両腕のドリル」を再現するモードです。
アイアン・ネイルを閉じた状態で中央に集約し、回転させて攻撃するモードとのこと。アイアン・ネイルは独立可動し、中央で回転します。

ギロリ。こちらが基本のモードになります。
ゾゴックモード

ゾゴックに装備されていたワイドカッターを展開させ、ブーメランのように飛ばして敵を切断するモードがゾゴックモードです。

キットではワイドカッターを飛ばすことはできませんが、起こして展開する形になります。

威嚇するアメイジングズゴック!
アッグガイモード

アッグガイのヒートロッドを敵に巻き付け、熱と電撃によってダメージを与えるモードがアッグガイモードです。
ムチのようなヒートロッドは4つ付属し、取り付け穴6つの中から好みの位置に差し込む形で再現します。

やっぱアッグガイモードが一番ウケますねw(>ω<)

飛びかかるアメイジングズゴック!
ランナー見てると、HGUC 1/144 アッグガイも発売されるのではないかと期待してしまいます……(*_*)
ジュアッグモード

ジュアッグの三連装ロケットランチャーで中距離攻撃をするモードが、ジュアッグモードです。
6つの砲身を差し替えて再現します。

いずれも簡単に切り替えできるうえ、パーツの合いが優秀なのでポロリもしません。
ここら辺は、さすが最新キットといったところでしょうか。

アメイジングズゴック、攻撃を開始!
……ズゴックって、なんでこんなにカワイイんだろう。
武装ミックス

「罠とわかって入る馬鹿はおらん!!!」
各パーツをミックスさせた状態も再現できます。「GMの逆襲」本編では、この装備でガンプラマフィアを瞬殺していました。

こちらが今回同梱する、付属品一覧です。

実は通常ズゴックの腕も入っているので、通常ズゴックも組めたりします。
HGUC 1/144 ズゴックをまだ持っていなかった方は、一応このアメイジングズゴックを購入すれば両形態が楽しめます。

HGUC 1/144 シャア専用ズゴック(右)と比較。


旧キットの1/144 アッグと比較。


↑つや消しスプレーをかけてみた状態


GMの逆襲に登場するその他のガンプラレビューは、↓からどうぞ。







HGBF 1/144 アメイジングズゴックの感想
という事でプレミアム・バンダイ限定、HGBFアメイジングズゴックのご紹介でした。
新規パーツの大型アーム部分は合わせ目がなく色分けも完璧です。
ボリュームもあり多彩なギミックを搭載しているので、色々な形態に換装して楽しめるキットになっていました。
合わせ目は元キット・ズゴックと同じで、「胴体上部」「腰部」「バックパック」にあります。
弱点としては「大型アームの重さ」で脚部の付け根ボールジョイント強度が支えきれず、足が徐々に広がっていき転倒する事が多々ある点。
ちょっと動かしただけで脚の開きが緩くなってきたので、脚部の接続部はキツ目に調整するのがオススメです。股下にはアクションベース用の穴がなく、最新キット目線で見てしまうと古さを感じる点はご注意を。
以上、「HGBF アメイジングズゴック」のガンプラレビューでした!
























