今回は「HGブルデュエルガンダム」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 –STERGAZER-に登場し、ミューディー・ホルクロフトが搭乗するブルデュエルをご紹介。
2006年発売。
アサルトシュラウドのかわりに、火力強化装甲のフォルテストラが付属します。
両腕に仕込まれたM7G2リトラクタブルビームガンは拳方向に回転展開し、射撃形態が再現可能。
という事で、HGブルデュエルガンダムをHGデュエルガンダムアサルトシュラウドとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HG ブルデュエルガンダム
地球連合軍の非正規部隊ファントムペインがX102デュエルをベースに改良・制式採用した派生機、ブルデュエル。
連合版アサルトシュラウドとも言えるフォルテストラを装着したデュエルガンダムとなります。
ちなみに、「ブル」とはイタリア語で「青」を意味する言葉との事です。
組み立て書にはミューディー・ホルクロフトさんが記載。
非エクステンデッド・モビルスーツパイロットとしては、最優秀のグループに属すエキセントリックなパイロットだよ……(*´ェ`*)
ホイルシールがこちら。
オレンジ、ブルー部分の色を補うものが中心です。
付属品一覧がこちら。
※「175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル」「ES05Aビームサーベル×2」「Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾(右ハンドパーツ)」「余剰パーツ」
一応デュエルの高エネルギービームライフルも付属。余剰パーツは、デュエルの腰部・フロントアーマーまわりやシールドのジョイントパーツが余ります。
そして完成したHGブルデュエルガンダムがこちら。
2002年に発売されたHGデュエルガンダムアサルトシュラウドのリデコキットになるため、作り自体は結構古いです(*´ェ`*)
デュエル本体は色替えで、装甲のフォルテストラが2006年クオリティで作られている感じです。
オレンジのパーツはアンテナ中央ぐらいにしか使われていないため、細かなオレンジ部はホイルシールで色を補います。
今のガンプラ目線で見た場合、塗装推奨キットと言えそうですね。
それでは各部細かく見ていきます!
肩は昔ながらの軸接続・足はボールジョイント接続という事で、可動域は狭いです。
特に肩部パーツが大型になっているため、腕を上げる動作が苦手です。
手足の関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能です。
腰はほぼまわりません。
頭部をアップで。ツインアイはシールですが、基本的な色分けは良好です。
額に左右搭載された「M2M5トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器(バルカン)」は要塗装です。
頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
胴体の細かなオレンジ部分はシールです。
腰部側面には合わせ目あり。
背部ユニットは、大型スラスターが搭載されたデザインにアップデートされています。
中央の下部パーツは青いシールで、スラスター内部はオレンジで要塗装です。
上から見た場合、右肩の装甲や側面に合わせ目が出ます。
肩は軸接続のため、前後に可動しません。
右肩には、対ビームシールドとM443スコルピオン機動レールガンを搭載。
多少前後に動きます。
アップで。オレンジ部分はシールで、レールガンには合わせ目アリです。
腕部には、M7G2リトラクタブルビームガンが収納されています。
ビームガンには合わせ目あり。引き出しギミックを搭載しています。(後述)
腰部装甲も、アサルトシュラウドから変化していて尖ったデザインに。
デュエルではスタンド穴がありませんでしたが、股下のカバーを外せばスタンド用の3mm穴が露出します。
新規造形の股間軸により、細かく可動するようになりました。
脚部は、合わせ目の量が多いです。
フォルテストラにも合わせ目が出ますが、ここの合わせ目を消すと素のデュエル状態にはできません。
ヒザ関節に合わせ目はありません。足裏に肉抜きも無し。
X1022ブルデュエル、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
デュエルにも同梱した、175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルを持たせてみます。
手首パーツの穴サイズと合っていないため、少しグラつきます。
アクション!
ヒザを着いて射撃。
レールガンは、前方へ向ける事ができます。
M7G2リトラクタブルビームガンは展開ギミックを搭載しており、引き出して持たせる事ができます。(両手とも)
戦場へ降り立つブルデュエル!
攻撃!
暴れまわるミューディー!
脚部側面にはES05Aビームサーベルが収納されており、引き抜く事ができます。
ビーム刃も2本付属するので、二刀流が可能です。
斬!
肩部ランチャーの↑枠パーツの差し込み位置を変える事により、Mk315スティレット投擲噴進対装甲貫入弾が露出します。
ただパーツと一体化されており、引き抜く事はできません。
そのかわり、スティレット投擲噴進対装甲貫入弾を掴んだ特殊ハンドが右手分のみ付属します。
スティレット投擲噴進対装甲貫入弾を構えるブルデュエル!
「先生が言ってた。良いコーディネイターは、死んだコーディネイターだけだって」
↑ちなみに、分離した状態のスティレット投擲噴進対装甲貫入弾はプレミアム・バンダイ限定のHG ウィンダム&ダガーL用 拡張セットに同梱するぞ!
ケルベロスバクゥハウンドと交戦!
「ちょっと、待ってっ…!?」
ムシャムシャ……
ベースキットの、HGデュエルガンダムアサルトシュラウドと比較。
今回のブルデュエルは、アサルトシュラウドのかわりに火力強化装甲のフォルテストラのランナーが同梱する感じです。
アップで比較。中身のデュエルガンダムの成形色が、濃い目のブルーに変更されているのも特徴です。
HGCE 1/144 デュエルブリッツガンダム(右)も加えてディスプレイ。
HG ブルデュエルガンダムの感想
ということでHGブルデュエルガンダムのご紹介でした。
22年前のHGデュエルガンダムをベースとしているため、今のガンプラ目線で見た場合可動域が狭いです。
合わせ目も多くシールも多いので、ある程度手を加えるモデラーさんにはオススメといったところ。
あまり動かさず素立ち状態で飾っておく分には普通にかっこいいので、ブルデュエル好きにはたまらないキットになっていると思いますぞ。
ただこのブルデュエル、ケルベロスバクゥハウンドと同じく再販率が非常に低い気がします。店頭やネットで定価売りされていたら、即買い推奨だぞ……!(*_*)
以上、「HGブルデュエルガンダム」のガンプラレビューでした!