今回は「HGUCバイアラン・イゾルデ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム Twilight AXISに登場し、ヴァルター・フェルモが搭乗するバイアランイゾルデをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
頭部パーツが新規造形で付属し、パープルを基調とした特徴的な成形色で立体化されています。
という事で、HGUCバイアラン・イゾルデをレビューしていきたいと思います!
HGUC バイアラン・イゾルデ
バイアラン・イゾルデのボックスアート。
機体設定的には、ブッホ・ジャンク社の私兵集団「バーナム」が運用するバイアランタイプのモビルスーツで、「バーナムの森」に所属する強化人間ヴァルターが操るMSになります。
ちなみにこのブッホ・ジャンク社、インダストリアル7支社でバナージがアルバイトをしていたところだったりします。UCからF91に繋がる裏設定が熱いっす……!(>ω<)
ボックスは縦・横のサイズこそ従来と同じですが、かなり分厚い箱になっています(*´ェ`*)
組み立て書は白黒で、イゾルデ専用のものが付属。
ホイルシールはツインアイのほか、肩の黄色いラインやスラスター内部の赤い部分の色を補うものなどが付属します。
付属品は「ビーム・サーベル×2」「手首パーツ×4」「アクションベース用ジョイントパーツ」というシンプルな内容。
ビームエフェクトパーツはクリアブルーの長めのものが2本付属します。
手首パーツは「通常」「サーベル持ち手」が左右分付属。
本キットはHGUCバイアラン・カスタムのリデコキットとなるため、バイアラン・カスタムの余剰パーツがかなりでます。
ただバイアラン・カスタムのバイザーが入っていないため、カスタムに組む事はできません。(バイアランも不可)
そして完成したHGUCバイアラン・イゾルデがこちら。
パープルを基調とした特徴的な成形色で再現されているほか、バイアランとバイアラン・カスタムを混ぜたようなデザインになっています。
頭部はイゾルデ特有のガンダムフェイスに近い形になっているため、本キットの売りは頭部で間違いないです(*´ェ`*)
相変わらずの良スタイルで立体化されていますね。
2012年に発売されたHGUCバイアラン・カスタムがベースキットとなりますが、腕がバイアランの形をしているので合わせ目の量が減っています。(とはいえ結構出ますが)
背部の「プロペラントタンク一体型増加スラスター」が重く、後ろに倒れやすいものの一応自立は可能です。
それでは細かく見ていきます!
可動域はバイアラン・カスタムと同じで、手足はそれなりに開きます。
デザイン的に立ちヒザは苦手です。
腰は360度撚ることができます。
本キット最大の売り、頭部をアップで。
バイアランではモノアイ、カスタムではバイザー式でしたが、ガンダムタイプのようなツインアイになっているのが特徴です。
トサカ付近の頭頂部左右には合わせ目が出ます。細かなセンサー部(トサカ後ろ側)はシールが付属します。
襟前部には動力パイプ。胴体は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
また、胴体側面のダクトは赤1色成形になっており、フチはライトパープルのシールで色を補います。
上から見た合わせ目箇所がこちら。
「ショルダーアーマー」「背部スラスター」「プロペラント・タンク」に合わせ目が出ます。
肩は前後に少し動きます。
「肩スラスター」「腕」「脇下のパーツ」ともに大きく動きます。
肩内部のスラスターをアップで。脇下パーツ内側の赤い部分はシールです。
ちょっと貼りにくい部分なのでご注意を(>ω<)
肩先端のスラスターはボールジョイント接続で、基部で回転します。
ただ、ここの内側レッド部分もシールで色を補います。
腕はバイアランと同じ形で、合わせ目の量は多いです。
前腕部はパーツの合いが悪く、多少隙間があきます。気になるモデラーさんは要接着箇所といったところ。(左右とも隙間があきました)
背部スラスターまわりは細かく動きます。たた、ほぼ全てがモナカ割り構造で合わせ目の量は多いです。
アップで。造形が細かく、色分けも良好です。先端のカバーは開閉します。
背部は合わせ目の量こそ多いですが、柔軟に動きます。
腰回り。腰の動力パイプや股間中央のスリット部分は別パーツで色分け済みです。
リア側中央はグレーで要塗装です。
脚部。合わせ目の量は少なく、関節パーツと
モモぐらいにしか合わせ目が出ません。足首パーツは段落ちモールド化されています。
ふくらはぎにはスラスター。
つま先イエローのラインはシールです。つま先自体可動し、足裏に肉抜きはありません。
ただ、「足首パーツの内部フレーム」に大きな肉抜きあり。横から見ると結構気になります。
股下にスタンド穴は空いていませんが、アクションベース用の専用ジョイントパーツが付属します。
穴が奥まった位置に配置されているため、魂ステージなどとのスタンドとは相性が悪いです。
それではアクションポーズいってみます!
バイアラン・イゾルデ、出撃!
浮かせるだけでカッケェ!(*_*;)
ビーム・サーベルの柄は腕関節付近に収納されています。(左右とも)
引き抜き、
サーベル持ち手を使って保持させます。
「手首パーツ」と「柄」の凹凸を合わすようにして下から持たせ、最後にビームエフェクトパーツを接続して展開します。
ポロリする事もなく、安定して持たせる事ができるぞ!
バイアラン・イゾルデ、ビーム・サーベルを抜刀!
サーベルの色が青っていうのがカッコエエ……。
襲いかかるバイアラン・イゾルデ!
二刀流で。サーベル持ち手、柄とも左右分付属します。
アクション!
いい感じ……。
ザクIII改(Twilight AXIS Ver.)と交戦!
ザクIII改(Twilight AXIS Ver.)は同じプレバン品で、新規造形こそないものの計4キットのランナーが付属するのが特徴です。
Twilight AXISのガンプラでディスプレイ。
HGUCバイアラン(中央)、HGUCバイアラン・カスタム(右)と比較。
イゾルデは両方をブレンドしたようなデザインですが、頭部は新規造形です。
左から「バイアラン」「バイアラン・カスタム」「バイアラン・イゾルデ」の頭部を比較。
モノアイ、バイザー、ツインアイとそれぞれで顔つきが変わっているのが特徴です。
HGUC バイアラン・イゾルデの感想
ということでHGUCバイアラン・イゾルデのご紹介でした。
先述の通り、成形色のほか基本的には「バイアランとバイアラン・カスタムを混ぜたようなデザイン」になっているのが特徴です。
その他細かなことを言えば、付属するビームエフェクトパーツが「バイアランではクリアイエロー」「カスタムではクリアレッド」「イゾルデではクリアブルー」といった違いもあり。
最大の売りは、本キットにしか付属しないイゾルデ特有の頭部で間違いないと思います。
他バイアランタイプには組む事ができないのでご注意を!
トワイライトアクシズ系のガンプラって再販率低そうなイメージがあるので、再販されたらゲットするのがオススメですぞ!
以上、「HGUC バイアラン・イゾルデ」のガンプラレビューでした!