今回は「HG カテドラルガンダム」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズAに登場し、ソメヤ・ショウキが使用するカテドラルガンダムをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGBFディナイアルガンダムの色替えランナーを使いつつ、武装や外装パーツが新規造形で付属。
背部に装備するカテドラルブースターが変形する事で、弓型武器のクレッセントムーンボウが再現できます。
という事で、ディナイアルガンダムの元祖であるHGBFカテドラルガンダムをレビューしていきたいと思います!
HGBF カテドラルガンダム
二代目メイジン(ユウキ先輩は三代目)が自身の持つ技能の全てを後世に残すため製作したカテドラルガンダムさん。
後にガンダムシュバルツリッターやディナイアルガンダムへと繋がる、ディナイアル系の元祖ともいえるガンプラになります。
キットの内容的には一般発売されているHGBFディナイアルガンダムの色違いランナーを使いつつ、プレバン品の中でもそこそこ新規造形が多い内容になっているためお得感のあるガンプラに仕上がっているよ……(*´ェ`*)
組み立て書にはファイターのソメヤ・ショウキが記載。
ダンサーとしての才能には恵まれなかったものの、ガンプラバトルに天才的な才能を持っていた、というキャラクター。
二代目メイジンからカテドラルガンダムを与えられ、彼が使用する事となります。
ホイルシールがこちら。
肩やヒザまわりの色を補うものが中心です。
付属品一覧がこちら。
※「ビームバスターライフル」「ビームロングダガー×2(+ビーム刃長短各2)」「シールド」「手首パーツ×8」「クリアイエローのランナーレススタンド」
新規造形のライフルやシールドのほか、ディナイアルガンダムと同様に計8つのハンドパーツが同梱するのが特徴です。
余剰パーツがこちら。
ディナイアルガンダムの余剰パーツという事で、一部HGBFビルドバーニングガンダムのパーツも余ります。
そして完成したHGBFカテドラルガンダムがこちら。
ホワイト・ゴールドを基調としたカラーリングに一新され、ディナイアルガンダムとはイメージが異なる外見になりました。
肩部・腰回り・ヒザなどが新規造形です
ダークな印象のディナイアルから、ヒロイックなイメージに。
ゴールド部分はメッキではなく、ゴールド風のウェルドライン(まだら模様)の入った成形色になっているため、気になるモデラーさんはゴールドで要塗装といった感じです。(組み立て書の作例では「下地にゴールド+クリアイエロー」で仕上がっていました)
スリッパが小さいため、自立性が低く接地性もちょい悪です。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。腕はそこまで広がりませんが、足は真横まで開脚します。
ヒザから下が長いデザインをしているので、ヒザ立ちはちょい無理がでる感じ。
手足の関節は90度以上大きく曲がるので、デザイン的な縛りといったところです。
腰は360度撚る事ができます。
頭部をアップで。
頭部は前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。(トサカ部分はモールドでOK)
上半身の色分けは良好ですが、側面は合わせ目が出ます。
肩の付け根パーツが上下はめ込み式になっているので、合わせ目が横ラインにくるという変わった仕様です。
胴体はブロック構造になっていて、柔軟にグリグリ動きます(*´ェ`*)
肩はボールジョイント接続で、前後に可動。
また、胴体側の肩パーツも前方へ動くので、細かな動きをとる事ができます。
腕周りは、肩側面と前腕部に合わせ目が出ます。
前腕部後ろにも合わせ目がありますが、よ~く見ると段落ちモールドになっていました。
手首パーツは4種類左右分付属します。
画像左上の武器持ち手以外は、手首がスナップします。
腰回りの外装は新規造形で、フロント・サイドアーマーのみならずリアアーマーも可動します。
脚部は「モモ側面」「ふくらはぎ」に合わせ目が出ます。
関節パーツに合わせ目はなく、KPS(やわらかプラ)素材でできているため曲げやすいです。
サイドアーマーはモモ外側とボールジョイント接続になっていて、動きの邪魔にならないよう可動します。
足裏には多少肉抜きあり。股下にはスタンド用の3mm穴が空いています。
背部のカテドラルブースターは新規造形で、ウイングは前後に可動します。
カテドラルガンダム、現る!
ボックスアート風で。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
蹴り!可動域が広いだけではなく、
特殊なハンドパーツが同梱するので色々な表情付けができます(*_*)
ただ、自立性は低めです。
こちらは新規造形のビームバスターライフル。
アクション!
左側にもグリップがついているので、両手で構えることができます。
やり方が悪いだけかもしれませんが、両手で持たせるとギリギリ感がでます。
こちらも新規造形のシールド。
手首付近に引っ掛けるようにして装備させます。
ビームバスターライフルは背中中央に、シールドはリアアーマーにマウント可能です。
ビームロングダガー抜刀!
ビーム刃のエフェクトパーツは、クリアレッドのものが長短2つずつ付属します。
飛びかかるカテドラルガンダム!
攻撃!
背中のカテドラルブースターは分離可能で、ウイング位置などを回転させビームバスターライフルとシールドを取り付けることができます。
バラバラに展示する事ができるよ!
ただ、カテドラルブースターの底面にスタンド穴はありません。
カテドラルブースターの各パーツを展開させれば、弓型武器のクレッセントムーンボウが再現できます。
両翼のパーツを開き、ビームバスターライフルを伸ばします。
そして短い刃をビームロングダガーにさし、ドッキングさせます。(シールドの取り付け位置も微妙に変更します)
そして両側のグリップを持たせれば……
クレッセントムーンボウの完成です。
いい感じ……(*´ェ`*)
カテドラルガンダムの系譜でディスプレイ。
全てHGBFディナイアルガンダムのリデコキットとなります。
※左から「HGカテドラルガンダム(本キット)」「HGガンダムシュバルツリッター」「HGディナイアルガンダム」
左から右にかけて進化する形です。今回のカテドラルはディナイアル系の大元となる感じです。
上半身を比較。
下半身を比較。腰回りやヒザなど、変更点多数です。
背部を比較。ご覧のように、特に背部の違いが顕著です。
3体でディスプレイ。
HGBF カテドラルガンダムの感想
ということでHGカテドラルガンダムのご紹介でした。
ディナイアルガンダムから成形色だけではなく肩部・腰回り・ヒザ・武装などが大幅に変更されているため、新規造形パーツの量からもプレバン品の中ではお得な内容になっていると思います。
元キットの出来(可動域・プロポーション)からして秀逸だったため、カテドラルもその長所をうまく引き継いでいる感じ。
背部のカテドラルブースターがクレッセントムーンボウに変形したり、ディナイアルでは装備していなかったビームバスターライフルが入っていたりする事から新鮮な気持ちで組めるリデコキットとなっていました(*´ェ`*)
再販タイミングを逃すとレア化しそうなガンプラではありますが、安いのを見つけたらゲット推奨ですぞ!
以上、「HGBFカテドラルガンダム」のガンプラレビューでした!