今回は「HGBFドムR35」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズトライに登場し、ラルさんが使用するドムR35をご紹介。
2015年発売。
両手に装備する多目的シールドは様々なモードに変化します。
という事で、HGBFドムR35を「HGUCドム/リック・ドム」「HGBFグフR35」と並べた画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGBF ドムR35
ラルさんのガンプラ、ドムR35のボックスアート。
ラルさんの考えた「ランバ・ラルがノーマルのドムを受領していたら」「幾度もの戦闘に参加し、その度に改良が加えられた結果オリジナルのドムとは大きく性能の違うカスタム機へと変貌を遂げた」という脳内設定にて制作されたガンプラです(*´ェ`*)
ホイルシールは数こそ少ないものの、広範囲な多目的シールドに貼るものなどが付属します。
付属品はシンプルで、「多目的シールド×2」「手首パーツ×3」の構成。
左手のみ表情付き平手パーツが付属します。
いきなり本キットの弱点になりますが、劇中で装備していたヒートサーベルは付属しません。
完成したHGBFドムR35がこちら。
ラルさんのコンセプト通り、通常のドムとは大きくかけ離れたデザインになっています(*´ェ`*)
色はグフを思わせるブルーを基調とした成形色で立体化されています。
頭部には指揮官機を思わせるブレードアンテナがついており、胸部にはバーニアが増設されています。
両手に装備している多目的シールドも個性的だぞ……(*´ェ`*)
色分け良好で合わせ目もそこまで多くはないのですが、結構弱点もあったのでそのあたりも細かく解説していきます!
可動域から。腕は水平以上上がり、開脚範囲も広いです。
手足の関節は大きく曲がりますが、デザイン上立ち膝はできず。
腰を撚る動作も苦手です。可動域は「狭くはないが、広くもない」といったところ。
特徴的なブレードアンテナが付いた頭部。
バイザー部分にはクリアパーツが使用されています。
バイザーを一度外せばモノアイを好きな位置に持っていく事ができます。
モノアイ自体はピンクのシールで色を補います。
ボールジョイント接続になっているので、結構自由な位置に動かせるぞ!(*´ェ`*)
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、上部・側面に合わせ目が出ます。
胴体の上は段落ちモールド化されています。
肩はボールジョイント接続で、前後にある程度可動。
特徴的な胸部バーニアの下には、地味に拡散ビーム砲の形状が残っています。
ちなみにこの胴体ですが、内部ポリキャップのハマり具合いがキツ過ぎてはめ込むのにかなり苦労しました(>ω<;)
わたしのやり方が悪かっただけかもですが、破損にはご注意を!
胴体は側面のグレー部分に合わせ目が出ます。
背中のメインブースターは、↑の青枠内にシールを多用します。
腕は「肩内部の球体」「前腕部」に合わせ目が出ます。
前腕部は一部目立たないようなパーツ配置になっていますが、手首付近はモロに出ます。
ヒジのクローは展開可能です。内側に肉抜きがあります。
ヒジ関節は90度以上曲がります。
フロント・サイドアーマーともに開きます。
このあたりは作りが優秀で合わせ目が出ませんが、グレー部分はシールで色を補います。
脚部の合わせ目の量は少ないです。
関節パーツは段落ちモールド化されているうえ、色分けも優秀です。
ただ弱点もあり「ボリュームのあるドム」に「小さいポリキャップ」を使用しているため、膝から下が抜けやすいです。
ヒザのクローも展開します。こちらも内側に肉抜きアリ。
クローが指でつまみにくいので、引き起こすのは肘より難しいです。
ふくらはぎのスラスターは大きく可動します。
触っていると先端のバーニアが外れる事があったので、ガシガシ動かしたいモデラーさんは接着推奨といったところ。
足裏に肉抜きはありません。また、足裏のモールドはドムのホバー・ユニットではなく「リック・ドム風のスラスター形状」になっている模様。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
「背部スカートのブースター」はアームにより引き出す事ができ、
背中のメインブースターと接続する事で
高機動モードにチェンジします。
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
多目的シールドはトゲ周辺の薄いブルーをシールで補う仕様です。
シールドの接続強度は丁度良く、手首付近にガッチリと接続できます。
突進するドムR35!
モノアイ動くのがいい感じです。
多目的シールドは↑の通常シールド状態のほか、
各部パーツを折りたたみ、グリップをつかむ事でナックルにもなります。
敵に殴りかかるラルさん!
強そう……(*´ェ`*)
前後逆にすれば、マシンガンになります。
ジャキッ……。
マシンガンで攻撃!
アクロバティックに。
撃ちまくるドムR35!
HGUCドム/リック・ドムと比較。
このドム、18年前のガンプラながら出来がかなり良いです。
頭部にはクリアパーツが使われているうえ、この時代のHGながらモノアイも可動しちゃったりします。
同じラルさんのガンプラ、HGBFグフR35と比較。
グフR35に付属するヒートサーベルを装備させてみました。
本キットには劇中で使っていたヒートサーベルが付属しません。
ここがドムR35最大の弱点かもしれないです(>ω<)
ぷちきゃら!Ver.Gのラルさんとディスプレイ。
このぷちきゃらシリーズですが、↑のようにガンプラに接続できるジョイントパーツも付属します。
「空気を読まんかメイジン!」
HGBF ドムR35の感想
ということでHGBF ドムR35のご紹介でした。
先述したとおり、最大の弱点はヒートサーベルが付属しない点だと思います。
あとは小型のポリキャップを使っているため、ヒザから下が外れやすいです。
ただ「下半身の合わせ目の少なさ」「バックパック・シールド以外の色分け」は優秀に仕上がっている模様。
流用無しの新規造形で立体化されている点もポイント高しといった感じです(*´ェ`*)
以上、「HGBF ドムR35」のガンプラレビューでした!