今回は「HGUCジムコマンド(宇宙仕様)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争に登場したジム・コマンドの宇宙仕様をご紹介。
2004年発売。
装甲色がレッドとホワイトになり、コロニー戦仕様とは異なるビーム・ガンとバックパックが付属します。
という事で、HGUCジム・コマンド(宇宙仕様)のレビューいってみます!
HGUC ジム・コマンド(宇宙仕様)
早速ですが、完成したHGUCジム・コマンド(宇宙仕様)がこちら。
今回はほぼ全ての合わせ目を消し、フル塗装にて仕上げました。
合わせ目箇所や可動域などは素組みのコロニー戦仕様の方でどうぞ↓
20年前に発売されたHGという事で、パーツ数は少なく構造的にもシンプルなガンプラになっています。
「宇宙仕様」の特徴としては、「コロニー戦仕様」とは違う水鉄砲ビーム・ガンとバックパックが新規造形で付属する点になります。
※コロニー戦仕様には組めません
特に、このアポジモーター搭載型のバックパックが宇宙仕様さんのアイデンティティなのだ……(*´ェ`*)
頭部。センサーはクリアグリーンのパーツが使用されています。
今回裏側をシルバーで塗りましたが、取り付けピンの位置はシルバーが反映されませんでした(*´ェ`*)
バルカンは要塗装となります。
横と後ろから。
顔が縦長になっていて、実に弱そうなジム顔で造形されているぞ……(*´ェ`*)
結構前に塗ったものなので、塗装が汚い点はご容赦のほどを(>ω<)
襟部分とコクピットハッチの一部は色分けされていないため、要塗装になります。
胸のダクトは別パーツ化されているため、塗りやすいです。
右側のみにピョコンと出ているアンテナがいい味出してるっす……w
このジムコマンド、肩には合わせ目が出ない構造をしています。
肩内部のグレー部分ですが、ここは段落ちモールド化されているのに気付かず中途半端に合わせ目を消してしまいました。
あと、関節等のグレー部分はABS樹脂でできていますが今回無理矢理塗装しちゃってます。
ポケ戦あたりのフレーム色はグレーではなくミッドナイトブルーなので、ここだけは譲れなかったのだ……!
宇宙仕様の特徴であるバックパックは新規造形です。
アポジモーター(スラスター?)内はレッドで要塗装となります。
リアアーマーにはビーム・サーベルが2本収納されています。
引き抜いて持たせる事ができますが、このキットにはビーム・サーベルのエフェクトパーツは付属しません。
※サーベル一体型のハンドパーツは付属します(ホワイト1色)
膝の関節もミッドナイトブルーで塗装。
ここはポリキャップにカバーをかぶせる構造で、合わせ目が出ません。
脚部は左右分割でガッツリと合わせ目が出ます。(アンクルガードも)
ここを消すと一気に見た目がアップする箇所だと思います。
小範囲の赤い部分は要塗装です。
股下にはアクションベース用のスタンド穴が空いていません。
※また、ここだけ合わせ目消してないです
足裏は肉抜きが無く、古き良きパーツ構造をしています。
特徴的なビーム・ガンは宇宙仕様の新規造形になります。
1色グレー成形のため、このあたりの白・赤も要塗装です。
そして今回ハンドパーツはビルダーズパーツの1/144 MSハンド03に変えてみました。(それに合わせグリップを削って調整)
「連邦マークのイエロー部分」と「◎のグレー部分」は色分けされていないので要塗装です。
設定通り、シールドはジム・クゥエルやヘイズル2号機、ブルーディスティニー2号機などと同型のシールドになります。
↑HGUCヘイズル2号機のシールド。
ガンプラ的にはそれぞれ形状が違い、例えば↑のヘイズル2号機には給弾マガジンの造形がなかったりします。
それではアクションポーズいってみます!
ジャキッ……ビーム・ガンを構えるジムコマンド(宇宙仕様)!
肩は軸接続・脚はボールジョイント接続と一昔前の構造をしているため、可動域は狭いです。
ただ、合わせ目を消して塗ってあげるだけで見た目が上がるぞ!(塗装下手だけど)
では適当に何枚かいってみます。
弱そうで最高のジムだよ……(涙
HGUCジム・コマンド(コロニー戦仕様)と比較。※素組み
成形色、武器のほか
バックパックが変更されています。
武器を比較。
バックパックを比較。
意外と素組みでもいけますが、やはり脚の合わせ目が気になりますね。
HGUC ジムと比較。
ジム・コマンドも弱そうな見た目だと思っていましたが、並べてみるとノーマルジムの方が圧倒的に弱そうでしたw
HGBF GM/GM(ジム・コマンドタイプの頭部を装備)と比較。
超現代風スタイルになったジムジムさん。
ジムコマンドタイプの頭部が付属するので、作品縛りが無ければジムジムもオススメですぞ!
ポケ戦に登場するジムガンプラでディスプレイ。
HGUC ジムコマンド(宇宙型)の感想
という事でHGUCジム・コマンド(宇宙型)のご紹介でした。
合わせ目と可動域については↓の素組み記事で細かく記載しています。併せてどうぞ。
パーツ数が少なく、異常に安いため練習用キットとして最適な古き良きガンプラだと思います。
レトロなジム好きなら間違いなくオススメだぞ!(>ω<;)
話は逸れますが、このジム・コマンドは「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINYのユウ・カジマ」の専用カラーがあったりします。(ゲームでチラっと登場)
また、「機動戦士ンダム戦記 BATTLE FIELD RECORD U.C.0081のユーグ・クーロ」もゲームアバンタイトル(ショートアニメ)で搭乗。
リック・ドム、ゲルググキャノン、ビグロを撃墜という無双戦果をあげていました。
という事で、色々な塗装・改造元のガンプラとしてもオススメだと思います。
注意点としては、関節パーツがABS樹脂でできている点。
今回わたしは無理矢理塗ってしまいましたが、塗装派モデラーさんは破損にはご注意を!
以上、「HGUC ジム・コマンド(宇宙仕様)」のガンプラレビューでした!
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