今回は「HG陸戦型ジム (スレイヴ・レイス隊仕様)(パラシュート・パック仕様)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム外伝ミッシングリンクに登場し、スレイヴ・レイス隊が運用する陸戦型ジムをご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品。
成型色がレイス隊カラーのグレーに変更され、「パラシュート・パック」のみならず「ウェポンコンテナ」も付属します。
また、頭部が2種類付属するという面白い内容になっていたので、そのあたり解説しつつじっくりとレビューしていきたいと思います!
HGUC 陸戦型ジム (スレイヴ・レイス隊仕様)
スレイヴ・レイス隊仕様の陸戦型ジム。
設定的にはスレイヴ・レイス隊に3機配備されていて、フレッド機・マーヴィン機・エドワード機それぞれの戦闘スタイルで異なるチューンナップがされています。(例えばマーヴィン機は陸戦型ガンダムのバックパック+コンテナを装備)
という事で、ガンプラ的にもコンテナが付属し「HGUC陸戦型ジム」「HGUC210陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)」をブレンドしたような内容になっています。
ホイルシールは専用のものが付属し、スレイヴ・レイス隊のマークが印刷されたものが付属。
マーキングシールはHGUC陸戦型ジムに付属していたものが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「100mmマシンガン」「ロケット・ランチャー」「180mmキャノン」「ミサイル・ランチャー」「ビーム・サーベル×2」「シールド」「パラシュート・パック」「ウェポン・コンテナ」「手首パーツ×3」
※太字がベースキットのHGUC陸戦型ジムに付属しないパーツ
HGUC陸戦型ジムに同梱するネット・ガンは付属しませんが、かわりにHGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック)に同梱する「180mmキャノン」「ミサイル・ランチャー」「パラシュート」「コンテナ」が付属します。
※ミサイル・ランチャーはHGUCジム・スナイパーに同梱するものとも同じ
手首パーツは「左右の武器持ち手」「左の平手」のみです。
余剰パーツがこちら。主にHGUC陸戦型ガンダムのパーツが余剰となり、ビーム・ライフルを組む事はできません。
そして、HGUC陸戦型ジムの頭部が1つ余りますw※詳しくは後述
そして完成したHGUC陸戦型ジム(スレイヴ・レイス隊仕様)(パラシュート・パック仕様)がこちら。商品名が長いぞ……w(*´ェ`*)
ご覧のように本体はHGUC陸戦型ジムの色違いになりますが、頭部が陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)に同梱していた陸ジム頭に変更されているのが特徴です。
2017年に発売された最新フォーマットの陸ジムを使用しているため、良スタイルかつ高可動なガンプラに仕上がっています。ただ、弱点も継承している感じです。
パラシュート・パックの重さで重心が多少後ろに寄りますが、自立は可能です。
それでは、変更点を中心に細かく見ていきたいと思います!
頭部をアップで。メインカメラはクリアグリーンのパーツが使用されています。
先述した通り、この頭部はHGUC陸戦型ジムのものではなくHGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)に同梱していたものの色違いです。
頭部はシンプルな3パーツ構造です。
左が組み立て書の指示で取り付けるタイプの頭部。
右がベースキットのHGUC陸戦型ジムの頭部で、こちらは余剰パーツ扱いです。
パーツは揃っているので、2種類の陸ジム頭を組めるのが本キット最大の特徴かもしれません。
ダクトの枠部分ホワイトはシールで色を補います。
胸部中央の▼はシールが付属しますが、公式サイトの作例準拠では貼らないようでした。
膝のスパイクは浅く、足裏には大きな肉抜きがあります。
背部は「バックパック」「パラシュート・パック」「ウェポン・コンテナ」の3種類が再現できます。
パラシュート・パックはバックパックに取り付けますが、コンテナを装備する際はバックパックごと交換します。
パラシュート・パックを装備した状態で見ていきます。側面一直線に合わせ目が出ます。
降下シーンを再現するには、↑枠「ブロック状の蓋」を外します。
下部にある2本の黒いラインはシールです。下から見てもディテールが細かいっす……。
シールド表面に貼るスレイヴ・レイス隊のマークが付属します。
シールドは前方へ展開可能です。
シールドで攻撃!
100mmマシンガンはトリガーガードが省略された劣化マシンガンで、銃持ち手も付属しません。
このあたりはベースキットの弱点を引き継いでしまっています。
余剰パーツで右の銃持ち手が付属しますが、本キットの甲パーツは対応していません。(取り付けるとちょっと緩い感じ)
100mmマシンガンのフォアグリップとストックは可動し、
両手で構える事ができます。
それでは多彩な武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
陸戦型ジム、降下!
ミッション開始。
100mmマシンガンで攻撃する陸戦型ジム!
スレイヴ・レイスカラーになった事で強者感が増した気がする……(*_*)
ビーム・サーベルの柄は脚部に収納されています。(両足とも)
ビーム・サーベル抜刀!
ビームエフェクトパーツは長めのものが2本付属します。
アクション!
二刀流で。
ウェポン・コンテナは取り外し可能です。
バラバラの180mmキャノンを組み立てれば、手に持たせる事ができます。
こちらはHGUC210陸戦型ガンダムに同梱するものと同じで、トリガーガードが造形されています。ただ本キットに銃持ち手は付属しないため、持たせるとちょっと違和感が出ます。
シールドはバイポッドとしても機能します。
陸戦型ジム、180mmキャノンで攻撃!
可動域が広く、立ち膝させても違和感なくポージングできます。
ロケット・ランチャーのグリップは引き出す事ができ、安定して持たせる事ができます。
左のみ表情付き平手パーツが付属します。
ロケット・ランチャーをぶっ放す陸ジム!
ロケット・ランチャーは専用のジョイントパーツを使い、リアアーマーにマウントする事ができます。
パラシュート・パックを装備したままでもマウントできますが、コンテナを背負わせる場合にはパーツが干渉します。
180mmキャノン+100mmマシンガン+ロケット・ランチャーで。
カッケェ!!
最後の武器はミサイル・ランチャー。
このミサイル・ランチャーは、現状プレミアム・バンダイの「HGUCジム・スナイパー」「HGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)」「旧HGジム・スナイパー(形違い)」にしか同梱しないため、この武器が同梱するだけでもお得感があるぞ!(>ω<)
ポーズがガンガン決まります。
HGUC陸戦型ジムをベースにしたガンプラで比較。
※左から「HGUC陸戦型ジム」「HGUCジム・スナイパー」「本キット」
この中で「新しい陸ジムヘッド」が付属するのは本キットのみです。
成形色のほか、付属武器が異なっているのも特徴です。
スレイヴ・レイス隊、出撃!
スレイヴ・レイス隊のガンプラでパシャリ。
※左から「HGUCスレイヴ・レイス(パラシュート・パック仕様)」「HGUCピクシー(フレッド・リーバー機)」
HGUC 陸戦型ジム (スレイヴ・レイス隊仕様)の感想
ということでHG陸戦型ジム (スレイヴ・レイス隊仕様)(パラシュート・パック仕様)のご紹介でした。
まず最大の特徴は、「一般販売のHGUC陸戦型ジムとは別造形の頭部が同梱」する点で間違いないです。
↑が1/144スケールの陸ジムヘッド・バリエーション。
今回の頭部(↑でいう右下の「NEW」)はプレバン限定HGUC陸戦型ガンダム(パラシュート・パック仕様)にも付属していた頭部なのですが、現状プレバンでしか入手できないうえ1/144スケールでは一番再現度の高い形になっていると思います。これが入っているだけでもポイント高いです。
頭部以外の本体は「HGUC陸戦型ジムの色替え」という事もあり、その弱点を継承してしまっていますが頭部が変わっているうえ豊富な付属品のおかげで非常にプレイバリューが高いです。
本体の可動域や合わせ目、特徴などはHGUC陸戦型ジムのレビューでじっくり解説してありますので、こちらも併せてどうぞ↓
以上、「HGUC 陸戦型ジム (スレイヴ・レイス隊仕様)」のガンプラレビューでした!