今回は「HGグフ (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場するグフの、21stCENTURY REAL TYPE Ver.をご紹介。
2016年発売の限定品になります。
ラインマークや機体ナンバー、コーションマークなどを多用したMSVキットならではの水転写デカールが付属。
素体のキットに新生~REVIVE~のHGUCが採用されており、リアルタイプカラーらしいシックな成形色で再現されています。
という事で、HGUCグフ(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)をレビューしていきたいと思います!
HGUC グフ (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)
80年代発売の1/100MSVキットのパッケージをイメージした、デジラマのフルカラーパッケージがこちら。
本キットは2016年に発売されたHGUCナンバー196のグフ(新生REVIVE版)のリデコキットとなり、成形色が変更されたほか水転写デカールが付属するのが最大の特徴です。
組み立て書のほかに、リアルタイプカラーのデカールガイドの紙が付属します。
本キットにホイルシールは付属しないのと、通常の手首パーツも組む事になるので、裏側には補足の組み方が少しだけ記載されています。
本キットの売りである、水転写デカールがこちら。
前述したとおりホイルシールは付属しないので、モノアイ部分も水転写デカールを使用する事になります。
付属品一覧がこちら。
※「ヒート・サーベル×2」「ヒート・ロッド」「シールド」「手首パーツ×6」
本キットは大元をたどればガンダムビルドファイターズのガンプラ「HGBFグフR35」のリデコキットとなるため、R35分の余剰パーツが少し出る感じです。
そして完成したHGUCグフ(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)がこちら。
渋い緑のオリーブグレーとクリームイエローを基調とした、シックなカラーリングでまとめられています。
ランナーはリバイヴ版HGUC196グフの色違いなだけですが、これに水転写デカールを貼ればかなり化けそうですね。
2016年製のHGUCという事で、今のガンプラ目線でも通用するプロポーション・色分け・作りやすさで再現されています。
ポリキャップも少なくなり、このベースキットからくさび型ゲートが採用されたというのもあり、パーツもカットしやすい最近の仕様になっています。
接地性・自立性ともに優秀です。
まずはベースキットの、HGUC196グフ(新生REVIVE版)と比較。
リアルタイプVer.の方はパッケージに合わせて通常のハンドパーツを取り付けていますが、武器持ち手や左手のグフ・マシンガン(5連装75mmマシンガン)も付属するので、色が違うだけという認識でOKです。
可動域は広く、手足ともに大きく広がります。
手足の関節は90度以上曲がり、上半身が前後左右と柔軟に可動してキレイにヒザ立ち可能です。
真横を向く事はできませんが、腰は↑まで撚る事ができます。
頭部をアップで。本キットにホイルシールは付属しないため、モノアイも水転写デカールで再現します。
頭部は上下はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
動力パイプはスチロール樹脂(PS素材)でできているため、塗装派モデラーさんも安心部分。
底面のツマミを動かせば、モノアイが左右に可動します。
胴体は、一部クリアオレンジのパーツが使われています。
前後はめ込み式で、上部と側面に合わせ目が出ます。
腰部の動力パイプをアップで。
背部のランドセルにつながっています。
スパイクアーマーに合わせ目はありませんが、前後はめ込み式のため装甲部分に合わせ目が出ます。
また、肩周りの可動の妨げにならないよう動きます。
肩はボールジョイント接続で、前後に大きく可動します。
腕は「肩内部ブロック」「前腕部」に合わせ目あり。
右腕のみ、手首付近にヒート・ロッドを取り付ける事ができる形になっています。
※シールドを接続する穴は右腕にも有り
フロント/サイドアーマーは可動します。
開脚させ過ぎるとサイドアーマーがポロリするので、ご注意を。
股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
脚部は「モモ側面」「カカト付近の装甲」に合わせ目が出ます。
また、足を曲げた際に露出する関節フレームにも合わせ目が出ます。
足裏に肉抜きはありません。
リアルタイプカラーのグフ、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
シールドがこちら。内側のグリップは可動式で、先の方にはヒート・サーベルを1つ取り付けておく事ができます。
表面の丸い部分は開口されています。
攻撃を防ぐグフ!
↑枠のハンドパーツを使えば、シールドを手に持たせる事ができます。
ヒート・サーベルを抜刀!
刃部分は、クリアオレンジのパーツで再現されています。
飛びかかるグフ!
二刀流で。ヒート・サーベルは右手用と左手用で形が分かれており、ハンドパーツ内の凹凸と合わせるようにして持たせます。
アクション!
いい感じ……。MSV臭がものすごいぞ……(*´ェ`*)
ヒート・ロッドを装備させてみます。
ヒート・ロッドで攻撃!
好きなように曲げる事ができ、色々な表情付けが可能です。
5連装75ミリマシンガンがこちら。
フィンガーはボールジョイントになっており、動かす事ができます。
親指を除く4本指は一体パーツになっているので、カットすれば独立可動するようになると思います。
マシンガンで攻撃!
HGUC196グフ(中央)、HGBFグフR35(右)と一緒にディスプレイ。
ガンプラ的には、いずれも大元はHGBFグフR35になります。
色々な21stCENTURY REAL TYPE Ver.とディスプレイ。
※左「HGUCガンキャノン(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)」中央「HGUCガンダム(21stCENTURY REAL TYPE Ver.)」
この中で一番オススメなのは、新規造形のスプレーミサイル・ランチャーが同梱するガンキャノンです。
水転写デカールは、全てに同梱します。
HGUC グフ (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)の感想
ということでHGグフ (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)のご紹介でした。
REVIVE版HGUCグフの色替えキットとなりますが、成形色が深みのある色合いで再現されておりパチ組みでもかっこいいリアルタイプカラーが再現できます。
ただ、水転写デカールを貼り慣れていない方はご注意を。(ホイルシールが付属しないので、モノアイも水転写デカールを使う必要あり)
一番の売りは通常版には付属しない水転写デカールで間違いないので、水転写デカール目当てでの購入がオススメだよ!(>ω<)
新規造形がないと満足行かない場合は、同シリーズのガンキャノンがオススメです!
以上、「HGUCグフ (21stCENTURY REAL TYPE Ver.)」のガンプラレビューでした!