今回は「HGグフクリムゾンカスタム」のガンプラレビューです。

ガンダムブレイカー バトローグに登場する、グフクリムゾンカスタムをご紹介。
2022年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
特徴的な深紅の機体カラーが成形色で再現されており、同シリーズのキットをカスタマイズ可能なジョイントパーツが新規で付属します。
という事で、HGグフクリムゾンカスタムをレビューしていきたいと思います!
HG グフクリムゾンカスタム

プレバン限定のHGグフクリムゾンカスタムさん。
内容的には、HGUCグフカスタムの成形色を変えて新規ジョイントランナーを足した内容になっています。
という事で、HGUCグフカスタムをフル塗装さえしてしまえばグフクリムゾンカスタムを再現できます。ただブレイカーバトローグ系のガンプラと互換性のある新規ジョイントパーツが付属するので、ここが最大の購入判断ポイントになると思われますぞ!

一応、ホイルシールもクリムゾン仕様のものが付属します。

付属品一覧がこちら。
※「ガトリング・シールド(3連装35mmガトリング砲/ヒート・サーベル含む)」「ヒート・ロッド」「手首パーツ×5」「各種ジョイントパーツ」
手首パーツは左右の「握り手」「武器持ち手」、右の「平手」の計5つ付属します。

そして完成したHGグフクリムゾンカスタムがこちら。
外装が深紅の成形色に変更されています。グフって赤のイメージがほとんどないので(何かありましたっけ?)、かなり新鮮な印象を受けるよね……(*_*)

ガンプラ自体は2010年に発売されたHGUCグフカスタムベースという事で、実に15年前のガンプラクオリティです。
ただこの頃のHGは妙な肉抜きがないことが多く、スケールモデルとしては魅力的な内容になっているので満足度は高いと思います。

それでは各部細かく見ていきます!

可動域はそこそこ広く、手足は大きく広がります。

手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。関節は90度ほど曲がり、ヒザ立ち可能ですが少し無理は出ます。

動力パイプがバックパックから腰部に繋がっている影響もあり、腰を撚る動作は苦手です。

頭部をアップで。ブレードアンテナは別パーツ化されており、モノアイはシールを使うものの凸モールドが造形されています。

頭部は上下はめ込み式で、一部合わせ目が出ます。

底面のツマミを動かせば、モノアイを左右に動かすことができます。

胴体をアップで。腰部の合わせ目は段落ちモールド位置になっており、合わせ目無し構造です。

コクピット部には、クリアオレンジのパーツが使用されています。

ショルダースパイクアーマーは、ポリキャップ接続で可動します。

上から見た図。肩アーマーは前後はめ込み式で、上部と側面に合わせ目あり。
肩はボールジョイント接続により、前後に可動します。

↑枠の構造が面白く、ガトリング・シールドの重みで腕が垂れ落ちないように「腕を前へ向けた状態でロックできる」構造になっています。
ただ、肩接続のボールジョイント接続がそこそこキツめに設計されているおかげでロックしなくても垂れ落ちてくることはありませんでした。(経年で垂れ落ちてくる可能性はアリ)

腕部は、肩内部ブロックに合わせ目が出ます。
右腕のみ、ヒート・ロッドを装備しています。※後述

ランドセルをアップで。
このあたりを含め、色以外HGUCグフカスタムからの変更はありません。

腰部。股間軸は可動式で、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。

脚部はカカト付近の外装に合わせ目が出ます。
その他は段落ちモールド、もしくは組み立て書のCGイラスト準拠ではモールド扱いで良さそうでした。
足裏に肉抜きはありません。

グフクリムゾンカスタム、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

敵を睨みつけるグフクリムゾンカスタム!

ガトリング・シールドは、3連装35mmガトリング砲に被せる形で取り付けます。

各部アップで。アップで見てもディテールが細かいです。

ガトリングを撃ちまくるグフクリムゾンカスタム!

シールドに収納されているヒート・サーベルは、引き抜くことができます。

ヒート・サーベルのグリップと手穴サイズが合っていないので、持たせると多少プラプラします。

襲いかかるグフクリムゾンカスタム!


ちなみに、ガトリングまわりを取り外すこともできます。

この場合シールドが外れやすいですが、3連装35mmガトリング砲を単体で装備できます。

右手はヒート・ロッドになっていて、↑枠パーツを外して

展開状態のパーツとリード線を取り付ければ、射出状態が再現できます。

ヒート・ロッドで攻撃!

ジョイントパーツ HG 1/144 GBB

それではここから、ベースキットのHGUCグフカスタムには付属しないジョイントパーツをご紹介。
↑が今回の売りの新規ジョイントパーツのランナーなのですが、これが欲しいかどうかで本キットの価値が変わってくると思うぞ!(*_*)

まずは↑パーツから。
これは今回のバックパックを、他のHGGBBシリーズのガンプラに対応させるためのパーツです。

このように、HGブレイジングガンダムなどに装着することができます。


↑枠のパーツは「グフクリムゾンカスタムの下半身をHGGBBシリーズのガンプラに対応させる」ジョイントパーツになります。

HGガンダムバルバタウロスなどの上半身を取り付けることができます。

↑枠パーツは、グフクリムゾンカスタム上半身用のジョイントパーツです。
これを使えばHGウイングガンダムスカイゼロのフレキシブルバインダーや、

HGガンダムバルバタウロスの下半身などと接続できるようになります。
ガンダムブレイカーバトローグシリーズなら無改造で色々楽しめるので、このジョイントパーツが本キットのセールスポイントと言っても過言ではないでしょう……(*_*)



ベースキットのHGUCグフカスタムと比較。
先程のジョイントパーツ以外は、成形色以外同じです。

簡易的ではありますが、グフカスタムのレビューでは後半ヴィッシュ・ドナヒュー専用グフのレシピなども記載していますので、こちらの記事もあわせてどうぞ。


HG グフクリムゾンカスタムの感想
ということでHGグフクリムゾンカスタムのご紹介でした。
正直、新規のジョイントパーツ以外はHGUCグフカスタムの色替えキットなのでプレバン品としての魅力はそこまで高くありません。
ただ成形色段階で鮮やかな赤が再現されており、グフクリムゾンカスタムをサクッと組みたいモデラーさんやジョイントパーツで色々カスタムしたいモデラーさんにとってはオススメのガンプラに仕上がっています。
グフカスタム自体15年前のガンプラクオリティではありますが、今のガンプラ目線でも通用すると思うのでそのあたりの心配は不要かと思います。
個人的には「赤いグフ」っていうのがメチャメチャ新鮮だったので、楽しく組むことができたよ……(*´ェ`*)
以上、「HG グフクリムゾンカスタム」のガンプラレビューでした!









