今回は「HGガンダムAGE-3 フォートレス」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムAGEに登場し、キオ・アスノが搭乗するガンダムAGE-3フォートレスをご紹介。
2012年発売。
コアファイターとGホッパーに分離するギミックを搭載。
MS形態とコアファイター/Gホッパー形態、どちらでも飾れるスタンドが付属します。
という事で、HGガンダムAGE-3フォートレスをレビューしていきたいと思います!
HG ガンダムAGE-3 フォートレス
砂漠や湿地帯など地球上特有の自然環境における踏破能力と、更なる火力の向上を図るべくAGEシステムが提示して生産されたガンダムAGE-3フォートレスさん。
ガンプラ的にはHGガンダムAGE-3ノーマルのリデコキットとなり、4門のシグマシスキャノンや外装などが新規造形で付属する内容になっています。
組み立て書にはキオ・アスノが記載。
ホイルシールがこちら。
主に細かな黒い部分の色を補うものが中心です。
付属品一覧がこちら。
※「シグマシスキャノン×4(肩用2/腕用2)」「スタンド」「Gホッパー切り替え用差し替えパーツ」「手首パーツ×3」
手首パーツは左右の「握り手」、左の「平手」の計3つが付属。
一応余剰パーツで武器持ち手も左右分付属しますが、フォートレスはビームサーベルなどを装備していないというのもあり、本キットでは使用しません。
そして完成したHGガンダムAGE-3フォートレスがこちら。
単独での飛行はできなくなったものの、砲台のような重装備になったゴテついたデザインで立体化されています。
ご覧のようにノーマル、オービタルと比べてもボリューム感のあるスタイルになっているのが特徴です。
ショルダーアーマーや腰回り、脚部が大きく変化しています。
スリッパがでかいため自立性が高く、接地性も優秀です。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足は大きく広がり顔を上げる動作も得意です。
このあたりはさすがAGE-3系のキットといった感じ。
手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
腕関節は、180度近く曲がります。
上半身は360度回転します。
頭部をアップで。このあたりは他のAGE-3と同じで、
前後はめ込み式により頭頂部から側面にかけて合わせ目が出ます。
アンテナ先端には安全フラッグあり。
胴体の青いパーツは前後はめ込み式で、側面に合わせ目が出ます。
側面の肩を繋ぐパーツは、フォートレスの形(色)に変化しています。
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、上部・側面の一部に合わせ目が出ます。
基本的な見える部分は段落ちモールド位置になっているので、そこまでは目立ちません。
両肩の上には、シグマシスキャノンをマウント可能です。
細かな黒い部分はホイルシールで色を補います。
上へ向けたり、多少左右に振ることができるぞ!
腕部は「肩内部ブロック」に合わせ目が出ます。(厳密に言えば手首付近のごく一部装甲にも)
両腕に装備しているシグマシスキャノンの紫のパーツのみ、合わせ目が出ます。
ちなみに、シグマシスキャノンは着脱可能です。
ハンドパーツは、左右の「握り手」と左のみ「平手」が付属。
背部は、スラスターブロックが可動します。このあたりは一部合わせ目が出ます。
キャノピーにはクリアグリーンのパーツが使用されています。
腰部装甲は新規造形で、フォートレス独特の形をしています。
フロント・サイド・リアアーマーともに可動します。
脚部の作りが超優秀で、合わせ目は根本のフレーム部分にしか出ません。(腰アーマーで隠れるため実質合わせ目はほとんど見えず)
パーツ分割構造に優れていて、非常に組みやすい&塗りやすい作りになっています。
足を曲げた際に露出する関節フレームにも、合わせ目はありません。
股間軸は可動式で、底面のカバーを外せばスタンド用の3mm穴が露出します。
ふくらはぎのパーツは可動します。
足裏には目立つ肉抜きあり。本キット最大の弱点部分と言えそうです。
「火線を集中させれば!」
ガンダムAGE-3フォートレス、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
シグマシスキャノンをぶっ放すフォートレス!
敵を叩き潰すフォートレスさん。
ヒザを着いて射撃。
ホバー移動している感じでパシャリ。
「シグマシスキャノン、出力最大!」
いい感じ……。
本キットにはAGE系HGにたまに付属するタイプのスタンドが同梱するので、別途スタンドいらずなところも売りだったりします。
コアファイターとGホッパーに分離させてみます。
頭部まわりとバックパックを外し、合体させれば
コアファイターの完成です。
この状態でも、3mm軸タイプのスタンドに対応します。
あとは胴体を↑枠のパーツに差し替え、フロントアーマーを上げて
腕部・脚部やつま先、リアアーマーを動かせばGホッパーの完成です。
同梱するスタンドの支柱を前後逆にすれば、コアファイターとGホッパーを同時に飾ることができます。
ちなみに股下のカバーパーツと余った手首パーツは、スタンドに収納しておくことができます。
という事で、コアファイターとGホッパーを同時に飾った状態がこちら。
HGガンダムAGE-3ノーマル(左)、HGガンダムAGE-3オービタル(中央)と比較。
アップで比較。基本的に頭部と胴体は同じで、肩アーマーや脚部外装と武装が変化しているのが特徴です。
あなたはどのAGE-3がお好みかな……?
わたしはオービタルが結構好みだったりします(*´ェ`*)どれも出来がいいので、↓のレビューもあわせてどうぞ。
HG ガンダムAGE-3 フォートレスの感想
ということでHGガンダムAGE-3フォートレスのご紹介でした。
出来としては他のAGE-3系と同様に、高可動かつ高プロポーションに仕上がっています。
2012年製といえど、この時代のHGになると今のガンプラ目線で見ても見劣りしないガンプラに仕上がっていると思います。
弱点は足裏の目立つ大きな肉抜きなので、気になるモデラーさんはパテ埋め必須かと。(結構埋めづらい配置になっているのでご注意を(>ω<))
シグマシスキャノンを4門も装備した重装備タイプにデザインされているのが最大の特徴なので、ゴツめなガンプラ好きの方にはオススメだよ!
以上、「HG ガンダムAGE-3フォートレス」のガンプラレビューでした!