今回は「HG ガンダムMk-III」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムZ-MSVに登場する、ガンダムMk-IIIのHGUC版をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
新規造形として、頭部・胸部・肩部・脚部やバックパック、専用シールドなどが付属します。
という事で、HGガンダムMk-IIIをレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダムMk-III
エゥーゴがティターンズから強奪したガンダムMk-IIを解析し、フジタ博士が中心となり開発されたガンダムMk-IIIさん。
RE/100版は一般発売されましたが、HGUC版はプレミアム・バンダイ限定品としてのリリースとなりました。
ガンプラ的には先に発売されたHGBD:Rガンダムゼルトザームの色替えランナーを使いつつ、Mk-IIIの新規造形パーツが付属する内容となっています。
ホイルシールがこちら。
頭部・胸部まわりや、シールドに貼る赤いシールなどが付属します。
本キットに黄色いランナーは同梱しないので、細かなイエロー部などを補うものもチラホラと同梱する感じです。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル2種」「ビーム・サーベル×2」「ビーム・キャノン×2」「ビーム刃のエフェクトパーツ2種類×2」「専用シールド」「手首パーツ×4」
手首パーツは左右の「武器持ち手」「ビーム・キャノン(大型ビーム・サーベル)用持ち手」の計4つが付属します。
大型ビーム・サーベル持ち手は、ライフルを支える手としても機能すると思います。
余剰パーツがこちら。
そして完成したHGUCガンダムMk-IIIがこちら。
ブルーとレッドを主体とした独特のカラーリングで立体化されており、細かな赤い部分の色分けが優秀です。
ただ、シンプルな機体色のため色数は少なめのキットとなっています。
ビルド系から原典の立体化を地で行くようなキットですね。
骨格や共通の外装に2020年フォーマットのHGが使われているので、ABS不使用・KPS多用+ポリキャップ少なめという、最新ガンプラ感溢れる内容になっています。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、手足ともに大きく広がります。
腕関節は90度、足関節は90度以上大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
上半身も前後・左右と柔軟に動くため、細やかなポージングも得意です。
上半身は360度回転します。
全体的に見て、可動域は広いです。
頭部をアップで。Mk-IIIらしいゼータフェイスが再現されています。
頭部は左右はめ込み式で、後頭部に合わせ目が出ます。
が、よ~く見ると段落ちモールド化されているような感じでした。
胴体は前後はめ込み式で、側面の一部と上部に合わせ目が出ます。
脇の下は段落ちモールド化されている上、設定画でもモールドがあるのでこのままでOKです。
胸部は内部スリットが露出するようなパーツ構造で、色分けに優れています。ただ、緑の部分はホイルシールで色を補います。
バックパックにはビーム・キャノンが2基搭載されており、着脱可能です。
バックパック中央にはメインスラスター、左右にはアクティブスラストバインダーを装備しています。
アクティブスラストバインダーはボールジョイント接続で柔軟に可動し、バインダー自体も上下に細かく動きます。
設定的には、百式のウイングバインダーとゼータガンダムのロングテール・スタビライザーを組み合わせた機構を持つユニットとなります。
ショルダーアーマー側面のサブアーマーは可動し、腕を上げる動作の妨げにならない作りをしています。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動。
上から見た場合、胴体の合わせ目が見えます。
腕は段落ちモールド化されており、合わせ目無し設計になっていました。
肩の細かな黄色い部分はシールです。
前腕部は独立してまわります。
腰部。このあたりの色分けも優秀です。
脚部はモモの後ろ側と関節パーツに合わせ目が出ます。(画像では見えづらいですが、ふくらはぎのカバー内にも)
ゼルトザーム/テルティウムと違い、Mk-IIIのスリムな脚部が再現されています。
ふくらはぎのパーツを押し込む事で、
脚部の可動範囲が向上します。
足裏に肉抜きはなく、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
下から見るとフロントアーマー裏側にもモールドがあり、リアアーマーはグレーの裏打ちパーツにて色分けされています。
ガンダムMk-III、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルは2種類付属します。
どちらもリアアーマーにマウント可能だぞ!
専用シールドは、表面にビーム・サーベルを2つ・裏側に予備のEパックを2つ搭載しており、すべて着脱可能です。
ジョイントパーツを前腕部に噛ませて保持。基部でロール回転します。
ビーム・ライフルをぶっ放すガンダムMk-III!
もう一つのビーム・ライフルを装備。
アクション!
2丁持ちもできるぞ!(>ω<)
嬉しい部分ですが、人差し指を突き出したライフル持ち手は同梱しません。
無双するMk-III!
ヒザを着いて射撃。
ビーム・キャノンは着脱可能で、手に持たせれば
大型ビーム・サーベルになります。
斬りかかるガンダムMk-III!
専用の持ち手は左右分付属。また、大きめのビームエフェクトパーツも2つ付属します。
専用シールドのビーム・サーベルを持たせてみます。こちらも着脱でき、
先程よりも小さめのビーム刃が2本付属します。
一応、専用シールドにマウントした状態でもビーム刃を取り付け可能です。
LEGEND BB 武者頑駄無真悪参(ムシャガンダムマークスリー)と比較。
HGBD:Rガンダムゼルトザーム、HGBD:Rガンダムテルティウム(+ゼルトザームアームズ)と比較。
順番的にはゼルトザームが最初に出て、そのリデコキットとして今回のネタ元Mk-IIIが立体化された形となります。
HGUC ガンダムMk-IIIの感想
ということでHGガンダムMk-IIIのご紹介でした。
満を持して発売されたガンダムMk-IIIですが、ゼルトザームからの新規造形も多く、特徴的な各種武装も再現されておりZ-MSVファンにはたまらないキットに仕上がっていると思います。
ベースキットの時点で出来が良かったので、可動・色分けともに優秀です。
再販タイミングを逃すとプレ値になりそうな気配がするので、予約受付中のうちにゲットするのがオススメだよ!(>ω<)
以上、「HG ガンダムMk-III」のガンプラレビューでした!