今回は「HG ガンダムTR-6 [ハイゼンスレイII・ラー]」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム ADVANCE OF Z~ティターンズの旗のもとに~に登場する、ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]をご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
[ハイゼンスレイII]と[フルドドII]が合体した形態の[ハイゼンスレイII・ラー]ですが、ガンダムタイプのフェイスマスクや腰部ブーストポッドが新規造形で付属します。
という事で、HGガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]を[ハイゼンスレイII]との違い・比較画像なども含めてじっくりとレビューしていきたいと思います!
HGUC ガンダムTR-6 [ハイゼンスレイII・ラー]
下手なMGよりでかいボックスのハイゼンスレイII・ラーさんw
ランナー数もハイゼンスレイIIを超えています。
基本的にはHGUCガンダムTR-6[ハイゼンスレイII]にHGUCフルドドII拡張セットのランナーを加えた内容になっていますが、フェイスマスクや腰部ブーストポッドなど新規造形もあるためTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]を再現するには本キットが必要になります。
ホイルシールがこちら。
他のTR-6系と同じく、各センサー類やコンポジット・シールド・ブースターのブレード部の色を補うものが中心です。
マーキングシールは「フルドドII拡張セット」に同梱していたものに加え、[ハイゼンスレイII]に同梱していたものも付属します。
ハイゼンスレイII・ラー専用のマーキングシールは同梱しません。
付属品一覧がこちら。かなり多いですw(>ω<;)
※「ショルダー・ユニット×2(+マルチ・アーム・ユニット×2)」「強化型ウィンチ・キャノン×2」「コンポジット・シールド・ブースター×2」「クローモード用差し替えパーツ+リード線」「手首パーツ×4」「各種変形用差し替えパーツ」「簡易スタンド」
手首パーツは左右の「武器持ち手」「平手」の2種類合計4つが付属します。
余剰パーツもかなりでます。反エコですw(*_*)
ハイゼンスレイIIと同様に、HGUCガンダムTR-6[ウーンドウォート]のパーツが使われているため、その分も含めるとかなりの量です。
そして完成したHGUCガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー]がこちら。
アドバンス形態とも呼ばれる本機ですが、[ハイゼンスレイII]と違いフルドドII拡張セットに同梱するショルダー・ユニットや強化型ウィンチキャノンが2基ずつ搭載されているのが特徴です。
新規造形は主に「フェイスマスク」「腰部ブーストポッド」です。
ハイゼンスレイIIと違い「ホワイト」「ブルー」を基調としたカラーリングに変更され、コンポジット・シールド・ブースター(手で支えてる武器)も2つ付属するのが特徴です。
現時点で、2つ付属するのはHGUCガンダムTR-6[ヘイズルII]と本キットのみ。
ちなみに、ランナー数がめちゃめちゃ多いので下手なMGよりも大容量のガンプラになっていますw(*_*;)
この圧倒的な存在感よ……。
↑の簡易スタンドを使って自立させます。スタンド無しでの自立はちょいムズだと思われます。
まずはサイズ比較から。一般的なサイズのHGUCガンダムTR-1[ヘイズル改](左)と比べた場合、2倍の全高を誇ります(*_*)
頭部をアップで。
基本的にはハイゼンスレイIIと同じパーツが使われていますが、成形色のほかヘの字スリットの入ったフェイスマスクが新規造形です。
ツインアイのほか、頭頂部のセンサーはホイルシールで色を補います。
胴体をアップで。イエロー・レッドと色分けは良好ですが、胸部の丸い部分などは要塗装です。
肩部の上にはショルダー・クロー・ユニットとスラスター・クロー・ユニットを装備。
構成的には↑のHGUCギャプランTR-5[フライルー]と同じですが、ガンプラ的にはフルドドII拡張セットのものが使われています。(マルチ・アーム・ユニットを含め、HGUCフライルーのものとは別造形)
ショルダー・クロー・ユニットを開けば、クロー・ビーム・キャノンが露出します。内側の造形とモールドも細かいです。
マルチ・アーム・ユニットは肩の内側に接続します。
シンプルなKPS同士の凹凸接続です。
マルチ・アーム・ユニットは前後、
上下とフレキシブルに可動します。
軸の接続強度が強いので、止めたい位置で止まってくれます。
強化型ウィンチ・キャノンは↑枠パーツの取り付け位置を変えることにより、砲口が露出します。
内側のモールドは細かいです。
肩部後ろのメガ粒子砲は左右に可動しますが、前へ持っていくことはできません。
背部にはヘイズルII、ハイゼンスレイIIと同型の「ラッチ付きブーストポッド」を装備。
腕周りはハイゼンスレイIIと同じで、肘関節は大きく曲がります。
腰前部のブーストポッドは新規造形で、↑枠カバーの取り付け位置を変える事により砲口が露出。
また、アームも展開可能です。
目立ちませんが、裏側には大きな肉抜きがあります。
よほど覗き込まなければ目立ちませんが、埋めるとなると労力がいりそうな部分。
リアスカートは細かく色分けされているうえ、多少ハの字に開く事ができます。
お尻のブーストポッドは、TR-6[ウーンドウォート]のものと同じです。
脚部。このあたりはハイゼンスレイIIの色違いです。
足裏はつま先に多少肉抜きがあります。
股下にスタンド用の穴は空いていませんが、専用のジョイントパーツによりガッチリと展示できます。
コンポジット・シールド・ブースターはTR-6[ウーンドウォート]などに同梱するものと同じものが2つ付属。(TR1[ハイゼンスレイ]のものとは別造形)
ブレードの青い部分は全てホイルシールで色を補います。
グリップを引き出し、手に持たせる事ができますが手首パーツのネイルはレッドで要塗装です。
ハイゼンスレイII・ラー、コンポジット・シールド・ブースターと強化型ウィンチ・キャノンで攻撃!
このように、ウィンチ・キャノンは前方へ向ける事ができます。
カッケェ!!(>ω<;)
ただ、相変わらずコンポジット・シールド・ブースターは持たせづらく、本体可動も限られるのでガチャガチャ触って動かす系のガンプラではない模様。
総攻撃!
コンポジット・シールド・ブースターは、差し替えパーツとリード線を使うことによりクローモードが再現できます。
蛇腹状のアームは前腕部に接続します。
クローモードで攻撃!
めちゃかっこいいわ……(涙
Gトップ・ファイター
こちらがGトップ・ファイター。
上半身を使って再現します。変形ギミック的にはハイゼンスレイIIと同じです。
Gボトム・ファイター
差し替えパーツと下半身を使えば、Gボトム・ファイターに変形できます。
Gトップ・ファイターと比べ、Gボトム・ファイターの変形難易度はちょい高めです。
2体でディスプレイ。
そして、差し替えパーツなどを使いこの2体を合体させれば……
MA形態
MA形態に変形可能です。
ハイゼンスレイIIと比べ、強化型ウィンチ・キャノンなどが追加されたことにより、大迫力になりました(*_*;)
すさまじい情報量だわ……。
MA形態への切り替え難易度はかなり高いです。
組み立て書とにらめっこしながら30分ほどかかりました(*ノェノ)←不器用なだけ?
とりあえず、気軽には切り替え不可といった感じです。
まるで城壁が走っているようだ…!(←某作品の名言
HGUCガンダムTR-6[ハイゼンスレイII]と全身を比較。
成形色のほか、「フェイスマスク」「腰前部ブーストポッド」「ショルダー・ユニットと強化型ウィンチ・キャノンの有無(フルドドII拡張セット分)」などが違いとなります。
頭部を比較。
特徴的な顔付きのハイゼンスレイIIに比べ、ハイゼンスレイII・ラーではスタンダードなヘの字スリット入りのガンダムフェイスに変更されているのが特徴です。
上半身を比較。
新規造形の「腰前部ブーストポッド」が追加されています。
背部を比較。
ハイゼンスレイII・ラーでは、マルチ・アーム・ユニット(+強化型ウィンチ・キャノン)にショルダー・ユニットといったフルドドII拡張セット分が追加されています。
ちなみに、強化型ウィンチ・キャノンを繋ぐ基部のパーツは他のAOZキットと互換性があるため
HGUCガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]などに装備させることができます。
HGUCガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]はその名の通り「TR-1」ベースになっているため、TR-6[ハイゼンスレイII]や今回の[ハイゼンスレイII・ラー]とは別物のガンプラに仕上がっているのが特徴です。(HGUCガンダムTR-1ヘイズル改の方が近いデザインライン)
詳しくは↓
HGUC ガンダムTR-6 [ハイゼンスレイII・ラー]の感想
ということでHGUCガンダムTR-6 [ハイゼンスレイII・ラー]のご紹介でした。
大型キットだったHGUCガンダムTR-6[ハイゼンスレイII]を超えるランナー数が特徴で、ボリュームのある大型キット好きにはたまらない内容になっています。
先述したとおり、基本的には「HGUCガンダムTR-6[ハイゼンスレイII]」に「HGUCフルドドII拡張セット」を混ぜて成形色を変えた内容になっていますがフェイスマスクや腰部ブースト・ポッドが新規造形です。
現時点では数あるAOZ系の中で一番パーツ数の多いガンプラになっているので、じっくり作り込みたいAOZファンのモデラーさんにはかなりオススメだぞ!(>ω<)
以上、「HGUC ガンダムTR-6 [ハイゼンスレイII・ラー]」のガンプラレビューでした!