今回は「HGBFハイニューガンダムヴレイブ」のガンプラレビューです。
ガンダムビルドファイターズAおよびDに登場し、ユウキ・タツヤが使用するハイニューガンダムヴレイブをご紹介。
※『ブレイブ』『ヴレイヴ』ではなくヴレイブ表記
2015年発売。
ベースキットに『HGUCHi-νガンダム』を使用し、「頭部パーツ」「各部外装」や「ブレード」「シールドブースター」などが新規造形で付属します。
シールドと背部ユニットを組み合わせる事で、鳥型の支援機・ヴレイブブースターも再現可能。
という事で、HGBF Hi-νガンダムヴレイブをHi-νガンダムやGPBカラーとの比較画像を含め、じっくりとレビューしていきたいと思います!
HGBF 1/144 Hi-νガンダムヴレイブ
2009年に発売されたHGUC Hi-νガンダムにヴレイブの新規ランナーを追加した内容になっています。
機体設定的には、『紅の彗星』と呼ばれる由縁となる機体です。(あまりのスピードに周辺粒子が赤く見える現象が発生したため(*´ェ`*))
ファイターは、後に三代目メイジン・カワグチになる男、ユウキ・タツヤ。
ホイルシールの量は少ないです。
コクピットハッチを補う赤や、背部ユニットまわりを補うものが中心となります。
Hi-νガンダムヴレイブ専用のマーキングシールも付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ビームライフル」「ニューハイパーバズーカ」「シールドブースター」「ビームサーベル×2(+クリアブルーの長短サーベルエフェクトパーツ)」「ハンドパーツ×3」「シールドブースター用ジョイントパーツ」「ヴレイブブースター用パーツ」
手首パーツは右手のみライフル持ち手が同梱します。
HGUC Hi-νガンダムの余剰パーツがこちら。
分解無しで取り付ける事ができるのは、右のプロペラントタンク×2となります。
そして完成したHGBF Hi-νガンダムヴレイブがこちら。
アンテナ・胸部・肩部・スリッパをはじめ、変更箇所は多めです。
ファンネルラックが外側上方へ尖った形になり、シルエットが変わりました。
これはハイニュー好きにはたまらないプロポーションになっているぞ……(*´ェ`*;)
ただ、背部にボリュームが増えたおかげで自立は難しくなりました。
↑写真では、スタビライザー(ブレード)を接地させ無理矢理自立させております。
それでは各所細かく見ていきます!
今のガンプラ目線で見た場合可動域は狭く、開脚が苦手となります。
関節は90度ほど曲がり上半身も回転しますが、腰部がブロック構造になっておらず柔軟には動きません。
頭部一番の変更点はアンテナ形状になります。
相変わらずのイケメンハイニューフェイスだ……!(>ω<)
頭部は前後はめ込み式で、頭頂部・側面に合わせ目が出ます。
胴体はコクピットハッチ(レッド部)と右胸のセンサー部をシールで補うものの、その他の色分けは優秀です。
腰部側面は段落ちモールド化されており、合わせ目が出ません。
肩部も変更されています。
側面の合わせ目はうまくモールドになるよう配置されており、内部球体も段落ちモールド化されています。
ダクトのような部分は要塗装で、細かなグリーンはシールが付属します。
こちらもヴレイブ特有のパーツで、右腕にはクローを装備しています。
合わせ目は出ません。
前腕部は左右で違う形状。左腕はHi-νガンダムと同じ形状です。
フロント・サイドアーマーともに大きく動きます。
裏側にもモールド形状あり。
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
脚部はモモに合わせ目が発生。
後ろ側も。足首パーツは新規造形で、足裏は多少肉抜きのように見える形状になっています。
フィンファンネルは左右・上下に可動。
ファンネル自体はHi-νガンダムと同じですが、ファンネルラックやスタビライザーなどは新規造形になります。
背部スラスターも可動。口も開きます。
ここは後述する鳥型の支援機、ヴレイブブースターの頭部となる部分になります。
シールドブースターは裏面パーツこそHi-νガンダムのパーツを使いますが、その他はほぼ新規造形になりボリュームが増しています。
色分けも優秀だぞ……(*´ェ`*)
それでは武器を持たせ、アクションポーズいってみます!
ビームライフルに変更はありません。
シンプルな3パーツ構造です。
Hi-νガンダムヴレイブ、ガンプラバトル開始!
フィンファンネルを展開させてみます。
一番上は単独で展開できますが、下2本は連結しているうえ展開ギミックもオミットされています。
※左右とも・Hi-νと同じ仕様です
フィンファンネル展開!
ニューハイパーバズーカも変更点はありません。
グリップが倒せるため、無理なく持たせる事ができます。
ニューハイパーバズーカで攻撃するヴレイブ!
背部の鳥頭スラスターを外し、専用のジョイントパーツを使用してシールドブースターをマウントする事ができます。
ファンネルラックのカバー内には、ビームサーベルが収納されています。(両側とも)
Hi-νガンダムヴレイブ、ビームサーベルを抜刀!
それではここからヴレイブ特有の武器をご紹介!
右腕のクロー(白いパーツ×2)の取り付け位置を逆にすれば、攻撃姿勢に。
設定的には、この状態で電磁ナックルによる攻撃ができるようになります。
背部スタビライザーを外し、ビームサーベルと連結させビームエフェクトパーツを取り付ければ、
ブレードになります。
スタビライザーは、2本とも引き抜いて装備可能です。
斬りかかるヴレイブ!
背部まわりを全て外し、シールドとヴレイブブースター用パーツを組み合わせれば……
鳥状の支援機、ヴレイブブースターが完成します(*´ェ`*)
ビルド系らしくなってきたぞ!(>ω<)
ちなみに足(接地面の白いパーツ)は、右腕に装備していたクローになります。
ヴレイブブースター+ヴレイブ、出撃!
無理矢理乗せてみた。
口を開け、ビームサーベル刃を取り付ける事もできるぞ!
ベースキットのHGUC Hi-νガンダムと比較。
ついでにHG Hi-νガンダム GPBカラーとも比較。
ハイニューガンダム軍団でディスプレイ。
Hi-νとGPBカラーは造形自体は同じなので、ヴレイブのみ変更点の多いガンプラに仕上がっています。
でもGPBカラーもめっちゃかっこいいんだよなぁ……(*´ェ`*;)
メイジン・カワグチの外伝+バトローグ機体でディスプレイ。
※「HGBFアメイジングストライクフリーダムガンダム」「HGBF A-Zガンダム」
HGBF 1/144 Hi-νガンダムヴレイブの感想
ということでHGBF Hi-νガンダムヴレイブのご紹介でした。
ベースキットが2009年製という事で、今のガンプラ目線で見ると可動域は狭いです。
ただ当時から合わせ目の少なさや色分け、プロポーションは非常に良く出来ていたためとても見栄えの良い派手なガンプラに仕上がっていると思います。
特にファンネルラックまわりのデザイン変更が個人的にツボで、スタビライザーがブレードになるギミックやボリュームのあるシールドブースターがかなりかっこいいと思いました(*´ェ`*)
外伝漫画を見ていなくともハイニューファンを刺激するデザインに仕上がっていると思うので、見た目にビビッっと来たモデラーさんにはオススメです!
以上、「HGBF Hi-νガンダムヴレイブ」のガンプラレビューでした!