今回はHGジュアッグ(ユニコーンVer.)のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUC効果で、旧キットの発売からなんと30年の年月をこえて発売されたHGUC版ジュアッグのUC版をご紹介します。
HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)
「機動戦士ガンダムMSV」で設定されたジオンのMSジュアッグ。このキットはガンダムUCのエピソード4登場時の姿で立体化されたものになります。
2012年発売のHGUCという事で、それはもうパワーアップしまくりな可愛い造形になっているぞ!(>ω<)
価格は1,870円(税10%込)です。
今回はほぼパチ組み作成しましたが、スミ入れをして砲口内部だけ黒に部分塗装し、フィニッシュしました。
いかがでしょう……。
この再現度……w
それでは各部細かく見ていきます!
可動域。……ふざけているわけじゃないよ!w
各部意外とよく動き、手足は大きく広げることができます。
頭部。全てのガンプラの中で、一番異形感があるのではないでしょうか。
モノアイは、左右に可動。
モノアイガードにはPET素材が使われていて、メカニカルな造形で再現されています。
モノアイを動かすには一度頭部を外して、底面のツマミを動かします。
頭部の中はこのようになっていて、鼻先から頭部の中にまでリード線を通す構造です。
この部分設計した技術者さんの、ニヤニヤしながら設計したのが伝わってきますw
この構造のおかげで象の鼻のようなノーズ部分がグニャグニャ可動し、ジュアッグの異形感に一役かっていると思います。
ここの出来は、素直に素晴らしいです。
砲身は各部バラバラに可動。グレーの突起部分は、シールです。
胸部のメガ粒子砲(諸説あり)には、赤いシールを貼ります。
ここのシールは結構目立つ部分なので、可能なら部分塗装推奨といったところ。
上半身は上部分を撚ることができ、細やかな表情付けが可能です。
バックパック部分。ディテールが細かいですね。
かわいい足w
接地面が広く、安定して自立します。
底面にはスタンド用の3mm穴が空いていて、足裏に肉抜きはありません。
しっかりとスクリューの形状が再現されています。
グワッ!!!ジオン残党の意地を見せるジュアッグ!
風呂に入った後のオッサンのようなジュアッグ。
同級生に挨拶するジュアッグ。
1/144 アッグと比較。※旧キット
HGUC 1/144 ジムIII(ダカール配備型に改造したもの)を使い、バトルを再現!
お粗末様ですが、改造品のジムIIIは↓でどうぞ。
ダカールでネモ(ユニコーンVer.)と交戦するジュアッグ!
ザク・マリナーを引っ張ってあげるジュアッグ。
最後に、プレミアム・バンダイで発売されたHGUC 1/144 ジュアッグ(Ver.MSV)と比較。
本キットのリデコキットで、成形色が変更されています。
主な違いは、Ver.MSVでは右腕が「ゾゴックのマニピュレーター」に換装され、ヒート・ナイフを装備している点です。
あとは砲身内部が地味に変化していて、今回のUC版では多連装ロケットランチャーだったのに対し、Ver.MSVでは320mm砲弾に変更されています。
こういう地味な部分を変えてくれるのって、嬉しいですよね。
↑つや消しスプレーをかけた状態がこちら
HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)の感想
という事でHGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)のご紹介でした。
画像を見てお分かりいただける通り、最新技術が匠に使われジュアッグというトンデモデザインMSがおもしろおかしく徹底的に再現されています。
モノアイガードにPET素材が使用されているのもポイント高し。バンダイホビー事業部の狂気を感じ、変な笑いが込み上げる良キットになっております。
合わせ目は「腕部」「胴体側面」「脚部」など結構あるので、その点だけはご注意を。
ちなみに今回、砲口内部を黒で塗ってみました。
↑塗装前
↑塗装後
立体感が出て引き締まった印象になるので、この部分の塗装はオススメだよ!
懐かしのMSV版が欲しい方は、限定品にはなりますが↓がオススメです。
以上、「HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.)」のガンプラレビューでした!