今回は「HGUCネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)」のガンプラレビューです。
ネモのユニコーンデザートカラーVer.をご紹介。
2013年発売。
成形色がガンダムUCのトリントン基地に登場するカラーリングで再現されています。
という事でHGUCネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)を他のネモとの同梱物の違いや比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC ネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)
2012年にUC版のネモ(薄い緑)が発売、翌年の2013年にZ版のネモが発売され、最後に出たのがこのユニコーンデザートカラーVer.となります。
特徴を先に言っておきますと、UC版に付属のジム・ライフルとZ版に付属のビーム・ライフルの2種類が同梱する点が売りとなっています。
ただ、劇中で印象的だった170mmキャノンは付属しません……(>ω<)
他のネモ系と同じくホイルシールの量が多く、ダクト内や手首まわりを補うものなどが付属します。
奥まった位置に貼る事が多いため、シールを使う場合はキットを組む時間と同じぐらいかかると思った方がいいかもしれません。
デザートカラーVer.の場合、他のネモには付属しないマーキングシールが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ジム・ライフル」「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×2(+ビームエフェクトパーツ×2)」「シールド」「手首パーツ×7」
「銃持ち手」は右のみ、「武器持ち手・握り手・平手」は左右分付属します。
多彩な手首パーツがついてくるのもネモ系の特徴となります。
そして完成したHGUCネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)がこちら。とりあえずジム・ライフルを持たせた状態で。
本体は他のHGネモと同じ造形の色替えランナーとなっています。
2013年製ですが、プロポーションや肉抜きの無さは昨今のガンプラ基準で見ても全然負けていません。
ただ細かな色はちょいちょい足りず、ホイルシールで補う箇所が多い感じです。
それでは細かく見ていきます!
可動域は広く腕は水平以上・脚も真横まで広がり、膝立ちもキレイに決まります。
上半身は360度回転。必要十分ではありますが、接地性は標準的といったところです。
頭部から。額の出っ張りやセンサーまわりはシールで補います。
バイザーにはクリアグリーンのパーツが使用されており、奥に光沢感のあるシルバーのシールを貼る仕様です。
キラキラしていてかっこいいぞ……!(>ω<)
頭部は前後はめ込みタイプで、頭頂部付近に合わせ目が出ます。
トサカ部分は段になっているため合わせ目にならない構造です。
胴体は側面・上部に合わせ目が出ますが、脇から下は段落ちモールド化されています。
コクピットのレッドはシールで補います。
ジム・スナイパーIIの系譜であるバックパック。
メインスラスター2基と左右のスラスターは別パーツで色分けされています。
上から見た合わせ目箇所と、肩の可動範囲がこちら。
肩は前後に大きく可動します。
腕は前腕部後ろ側に合わせ目が出ます。
肩のダクト・くぼみや手首付近はシールで補います。
肩は合わせ目あり、サブアーマーは可動します。
フロント・サイドアーマーともに大きく広がります。
リアアーマーにはビーム・サーベルを2本装備。
左右から引き抜いて持たせる事ができます。※後述
脚部は脚の付け根パーツとアンクルガード、関節パーツに合わせ目が出ます。
カカト付近のグレーパーツにも合わせ目が出ますが、脚部に関してはそこまで目立たないと思います。
ふくらはぎのスラスター内部レッドはシールで補います。
足裏には肉抜きなし、股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いており基部で角度をつける事ができます。
シールドは360度ロール回転するうえ、
取り付け位置を変えれば縮小した状態も再現可能です(*´ェ`*)
黄色い突起パーツは色分けされています。
そしてユニコーンデザートカラーVer.の特徴がこちらで、ジム・ライフル(上)とビーム・ライフル(下)が両方付属します。(Z版・UC版では1つしか付属しなかった部分)
それではアクションポーズいってみます!
まずはジム・ライフルを持たせ、ネモらしからぬ無双ポーズをとらせてみるぞ!(>ω<)
表情付き平手パーツが左右分付属するのはポイント高しです。
敵を狙い撃つネモ!
ビーム・ライフルで。
劇中ではこちらを装備していた気がします。
カッケェ!
フォアグリップは可動し、
両手で構えることができます。
ビーム・サーベルで。
飛びかかるネモ!
ビームエフェクトパーツは2本付属、二刀流も可能です。
HGUCネモ(Z版・左)、HGUCネモ(ユニコーンVer.・中央)と比較。
違いは成形色のほか、今回のデザートカラーVer.にはZ版に同梱するビーム・ライフルとUC版(緑)のジム・ライフルが両方付属する上マーキングシールも付いてくる点となります。
本体は全て同じ色替えランナーだよっ!(*ノェノ)
ただ、Z版ネモのバイザーはクリアオレンジのパーツになっているため、塗装派モデラーさんも最初から目当ての機体をチョイスするのがいいと思いますぞ。
地味にサーベルエフェクトパーツも、Z版のみクリアグリーンだったりします。
ガンダムUCに登場した色々なデザートカラーで比較。
※「HGUCジムII デザートカラーVer.」「HGUCジムIII(ユニコーンデザートカラーVer.)」
HGUC ネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)の感想
ということでHGUC ネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)のご紹介でした。
一番の弱点は、劇中でデザートカラーVer.が使用した「170mmキャノン」が同梱しない点ではないでしょうか。
そのかわり、お値段据え置きでビーム・ライフルとジム・ライフルの2種類が付属するため、Z版ネモやユニコーンVer.よりもお得な内容となっています。(Z版はビーム・ライフルのみ、UC版はジム・ライフルのみ)
……という事で、とても評価し辛いプラモになっています……w(>ω<)
少なくともHGUCネモ3種の中では一番プレイバリューが高いため、カラーリングにこだわりがない場合はこのデザートカラーVer.がお得です!
以上、「HGUC ネモ(ユニコーンデザートカラーVer.)」のガンプラレビューでした!