今回は「HG プロトタイプグフ(機動実証機 ブルーカラーVer.)」のガンプラレビューです。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSDに登場する、プロトタイプグフ機動実証機のブルーカラーVer.をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
一般発売されている「HGプロトタイプグフ戦術実証機」のランナーを使いつつ、腕部と武装が変更されています。
という事で、HGプロトタイプグフ機動実証機を戦術実証機との比較画像を見つつレビューしていきたいと思います!
HG プロトタイプグフ(機動実証機 ブルーカラーVer.)

機動テスト用に開発されたプロトタイプグフさん。
戦術実証機とは違い、腕部にMS-06のパーツが転用されているのが最大の特徴となります。

マーキングシールは機動実証機専用のものが付属します。
今回は戦術実証機とは違い、ホイルシール版のモノアイは同梱しません。(戦術実証機ではホイルシールとの選択式でした)

付属品一覧がこちら。
※「MS用マシンガン」「シールド」「ヒート・ホーク2種(バトル形態・収納形態)」「スタンド用ジョイントパーツ」「手首パーツ×4」
戦術実証機にはMS用マシンガンが同梱しないので、ここが機動実証機の特徴と言えそうです。
また、手首パーツも左右の「武器持ち手」、右の「銃持ち手」、左の「平手」と同梱するものが変化しています。

余剰パーツがこちら。オリジンのザク系フレームの一部が余りますが、使えそうなものはなさそうです。

そして完成したHGプロトタイプグフ(機動実証機ブルーカラーVer.)がこちら。
二の腕と太ももがホワイトに変化しているほか、腕がザクタイプになっているのが特徴です。
ブルー部分の装甲パーツは、戦術実証機と同じ成型色になっています。

実際新規造形が多い系のキットではありませんが、戦術実証機と比べ腕がザク系のスタンダードな形になった事でイメージが変わりました。
グフの特徴である、ヒート・ロッド系の武器は搭載されていません。

ベースキットは2015年に発売されたものなので、今のガンプラ目線で見てもスタイル・可動・色分けともに非常に優秀な造りをしています。

まずはHGプロトタイプグフ戦術実証機(左)と全身を比較。
戦術実証機の方はプレバンではなく、一般流通で入手可能です。

ご覧の通り、最大の違いは腕部です。
交換可能なアタッチメント型から、ザクの腕に変更されました。
細かなところだと、二の腕とモモがホワイトに変化している点も挙げられます。

という事で本体はほとんど同じですが、こちらでも各部細かく見ていくぞ!(>ω<)
頭部モノアイは凸モールドではなく、平たいパーツになっています。
光が浮かび上がったようなマーキングシールで再現されています。

頭部は上下はめ込み式で側面に合わせ目がありますが、作例準拠ではモールド扱いでした。

底面のツマミを動かせば、モノアイが可動します。

コクピット部にはクリアオレンジのパーツが使われています。
「2」部分などのマーキングシールは専用のものが付属します。

ランドセルはザク系とは違う、ノズルが3基あるデザインに。(このあたりは戦術実証機と同じです)

上半身は回転しませんが、多少撚る事ができます。

上半身は前後左右と柔軟に可動します。
やわらかなポーズ付けが可能だぞ!

ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、側面と上部に合わせ目があります。
肩はボールジョイント接続で、前後に可動します。

そしてこちらが今回の売り部分である、ザク系の腕部分。
「肩内部ブロック」「前腕部」に合わせ目が出ます。
前腕部は作例準拠ではモールド扱いでしたが、機動実証機の設定画準拠では合わせ目判断でした。

ショルダーアーマーが動くので腕可動の妨げにならない作りになっていますが、上げ幅は↑までです。

脚部は側面とフレームに合わせ目があります。
ここも作例ではモールド扱いでしたが、設定画にはモールドがない部分になります。

脚部はここまで開脚します。

足の付け根軸は前後に可動。
しなやかなポージングをとる事ができます。

腕関節は180度近く曲がり、足関節も90度ほど曲がります。
キレイにヒザ立ち可能です。

足裏に肉抜きはありません。
股下にスタンド穴は空いていませんが、専用のジョイントパーツを噛ませる事により

アクションベース2に対応します。
試してみたところ、アクションベース5にも対応しました。が、アクションベース以外の3mm軸タイプ限定のスタンドには対応しません。

プロトタイプグフ(機動実証機ブルーカラーVer.)、出撃!

それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!

MS用マシンガンとシールドがこちら。
マシンガンは戦術実証機の方には同梱しません。

マシンガンをぶっ放すプロトタイプグフ!

アクション!


フォアグリップは可動式で、両手で構える事ができます。

正式採用されたグフでは腕にヒート・ロッドと5連装75mm機関砲を装備していたので、今回の機動実証機はザクに近いグフという位置付けになっていますね。

ヒート・ホーク(マウント用)は、シールド裏とサイドアーマーに取り付ける事ができます。

手に持たせる場合は、展開状態のヒート・ホークを持たせます。

敵に襲いかかるプロトタイプグフ!

HGプロトタイプグフ戦術実証機(左)、HGプロトタイプグフ(機動実証機サンドカラーVer.)(右)と比較。
サンドカラーもプレバン限定で、ブルーカラーVer.との違いは成形色のみです。




HG プロトタイプグフ(機動実証機 ブルーカラーVer.)の感想
ということでHGプロトタイプグフ(機動実証機 ブルーカラーVer.)のご紹介でした。
ザックリ言えば「腕部」「MS用マシンガン」が変わっているだけなので、新規造形はそこまで多くありません。
ただベースキットの時点で可動・スタイル・色分けとかなりの高クオリティで立体化されていたので、長所もそのまま継承されている感じです。
サンドカラーVer.も発売されているので、好みの方をチョイスするといいと思うよ……(*´ェ`*)
以上、「HG プロトタイプグフ(機動実証機 ブルーカラーVer.)」のガンプラレビューでした!











