今回は「HGリゼル(ディフェンサーbユニット)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUCバンデシネ等に登場する、MSV版リゼル(ディフェンサーbユニット)をご紹介。
2013年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
MSV設定カラーが成形色で忠実に再現されていて、一般発売されているゼネラル・レビル配備機のbユニットとは違うシール類が付属します。
ということで、HGリゼル(ディフェンサーbユニット)をレビューしていきたいと思います!
HGUC 1/144 リゼル(ディフェンサーbユニット)
「プレバンガンプラ総選挙2023」の「HG部門」で、意外にも1位に選ばれた「HGUC 1/144 リゼル(ディフェンサーbユニット)」さん。
内容的には一般で発売されている「HGUC 1/144 リゼル(ディフェンサーbユニット/ゼネラル・レビル配備機)」の色替えキットとなります。
当時購入は見送っていたのですが、再販されたのでこの度買ってみたよ!(>ω<)てか、新規造形ないのに1位ってのが超意外ですw
価格は2,860円(税込)です。
シール類は、今回のMSV仕様に変化。
ゼネラル・レビルのマーキングのかわりに、ロンド・ベルのマークなどが付属します。
大元に通常リゼルのパーツが流用されているので、チラホラとパーツが余ります。
ただ、リゼルに同梱するビーム・ライフルは余りません。
そして完成したHGUC 1/144 リゼル(ディフェンサーbユニット)がこちら。
設定的にはリゼルC型を「ディフェンサーbユニット」に換装した、中・長距離運用に適したリゼルタイプとなります。
今回はゼネラル・レビル所属機のような明るい配色ではなく、リゼルやリゼル(隊長機)と同じブルー主体のカラーリングに変更されているのが最大の特徴です。
これベースキットは2012年に発売されたものなのですが、正直今のガンプラ目線でも通用する超かっこいいプロポーションで再現されていますよね。
最新作でも違和感のない見た目だと思います……(>ω<)(ただKPSは使用されておらず)
本体の合わせ目が少ないのもセールスポイントで、背部にでっかいディフェンサーbユニットを装備しますが自立は安定します。接地性も良好です。
まずは一般で発売されている「HGUC 1/144 リゼル(ディフェンサーbユニット/ゼネラル・レビル配備機)」と比較。
前述したように、違いは色だけです。※シール類は別のものが付属
ということで、塗装派モデラーさんは一般でゼネラル・レビル配備機を購入して塗装さえしてしまえば問題はないのですが、
頭部のクリアパーツも変化しているので、クリアパーツを活かしたい場合は今回のプレバン品を購入する方がてっとり速い感じです。
※一応塗装して通常リゼルとニコイチしても再現は可能ですが
手足は90度ほど曲がりヒザ立ち可能ですが、腰を撚る動作は苦手です。
気持ち振れるかな、といった程度。
頭部にはクリアレッドのパーツが使われていて、内側に光沢感のあるシールを貼る仕様です。
トサカ前後のレッドは、シールです。
頬の60mmバルカン砲まわりは、グレーで要塗装です。
合わせ目はありません。
胸部のレッド部もシール、今回は地球連邦軍のシールと「001」番号をチョイスして貼ってみました。
胸部は一見合わせ目のように見えますが、ウェイブライダー形態に変形させるときに外すのでこのままでOKです。
肩は、固定タイプのボールジョイント接続です。
ショルダーアーマーは前後はめ込み式で、上部に合わせ目があります。
腕部。先端のサーベルラック(およびグレネード・ランチャー)は、ハッチ開閉ギミックがオミットされています。(リゼル系共通)
腰部中央のV字イエローは、シールです。
足は軸接続、底面にはスタンド用の3mm穴が空いています。
サイドアーマーはディフェンサーbユニット特有の形になっていて、一般機や隊長機とは違う形です。
脚部をアップで。意外なことに、合わせ目はありません。
ヒザを曲げた際に露出するフレームにも、合わせ目無し。段落ちモールド位置になっています。
足裏は肉抜きがないうえ、接地性が良好です。ちょい昔のHGUCなのに、ほんと良くできてるな……(*_*;)
ディフェンサーbユニットには、メガ・ビーム・ランチャーを2つ装備しています。
ランチャーアームに繋がれていて、フレキシブルに可動します。
側面のバインダーは、地味に合わせ目があります。
先端部には、メガ粒子砲(ビーム・キャノン表記のこともアリ)を搭載。
白い部分は、シールです。
ウイング部のホワイトも然り、ディフェンサーbユニットの色分けはそこまでよくないので部分塗装推奨といった感じ。
スラスター部をアップで。
ディフェンサーbユニット、大迫力です……(*ノェノ)
やば、浮かせて飾るだけで更にかっこよくなった(*_*;)
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
シールドは固定式で、ロール回転はせず。
先端のビーム・キャノンは別パーツで色分けされています。
ビーム・キャノンで攻撃!
メガ・ビーム・ランチャーは前へ持っていくことができ、
このように角度付きの武器持ち手に持たせます。
ちなみにハンドパーツは「通常の武器持ち手」「↑の持ち手」が左右分、計4つ付属します。
メガ・ビーム・ランチャーは、縦一直線に合わせ目が出ます。
グリップは引き出し式で、WR形態にする時などは収納することができます。
メガ・ビーム・ランチャーをぶっ放すリゼル(ディフェンサーbユニット)!
2丁持ちてパシャリ。
ビーム・サーベルを抜刀!
攻撃!
ウェイブライダー形態への変形は、差し替えパーツを使って再現します。
胸部パーツを本体から外し、WR形態用パーツと接続します。
下半身をバラして組み込んでいけば、
ウェイブ・ライダー形態の完成です。
※本キットにスタンドは付属しないためご注意を
足を折りたたんで接続、底面にはシールドを装着します。
突撃!
「HGUC 1/144 リゼル※左」「HGUC 1/144 リゼル(隊長機)※中央」とディスプレイ。
3体の成形色は、基本同じです。隊長機の頭部クリアパーツのみ、グリーンになっている感じです。
この中だと、今回のMSV版のみプレミアム・バンダイ限定品になります。
一般で入手可能な、ゼネラル・レビル配備機のレビューは↓でどうぞ。
HGUC 1/144 リゼル(ディフェンサーbユニット)の感想
ということでMSV版リゼル(ディフェンサーbユニット)のご紹介でした。
前述したとおり、ディフェンサーbユニット(ゼネラル・レビル配備機)のカラーバリエーションキットで新規造形はありません。
シール類は別のものが付属するので、「サクッとMSVカラーのリゼル(ディフェンサーbユニット)が組みたい」方にはオススメといったところ。
2013年発売だからか、この内容で価格が2,860円(税込)というのは安い気がします。(今の物価だと確実に3,000円以上はいきそうだよね……(>ω<))
以上、「HGUC 1/144 リゼル(ディフェンサーbユニット)」のガンプラレビューでした!