今回は「HG量産型リコ専用ザクII」のガンプラレビューです。

テレビ東京系列「木ドラ24」枠で放送されたテレビドラマ「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」公式プラモデル、量産型リコ専用ザクをご紹介。
2023年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
ロゴカラーと主人公のリコが 初めて組み立てた「右肩を塗装したザクのデザイン」をモチーフにしたカラーリングで再現。
マーキングシールは「ドラマタイトルロゴ」「ドリームクレイジー」「矢島模型店」のロゴなどに加え、機体のデザインにあうマークが印刷されています。
ということで、HG量産型リコ専用ザクをレビューしていきたいと思います!
HG 1/144 量産型リコ専用ザク

小向璃子(与田祐希さん)がパッケージという、ガンプラとしては特殊なボックスデザインがこちら。
ということで今回は「量産型リコのロゴカラー」と、前作1話でリコが 初めて組み立てた「右肩を塗装したザクのデザイン」をモチーフにしたカラーリングのザクIIガンプラに仕上がっています。
ガンプラ的には2021年に発売されたリニューアル版のHGUC 241 ザクIIのリデコキットで、成形色が変更されマーキングシールが追加された内容です。比較と違いはのちほど!

今回の売りであるマーキングシールがこちら。
L字シールドに貼るロゴは、「ホビー・プラモデル 矢島模型店」「量産型リコのロゴ」「ドリームクレージー」の3種類から選択します。

ベースキットにも入っていたパーツが付属します。
※「ザク・マシンガン(+ドラムマガジン)」「ザク・バズーカ」「ヒート・ホーク」「指揮官用頭部パーツ」
詳しくは後述しますが、腰部アーマーの軟質パーツは同梱しません。

肩を塗装したリコ仕様ということで、肩部にピンクのパーツを使います。
そのおかげで、↑の2ランナーのパーツがほぼ余るという反エコ仕様になっていますw
何かのパーツ取りとして使えるかな?

そして完成したHG 1/144 量産型リコ専用ザクがこちら。
ご覧のとおりかなり特殊な成形色で再現されていて、パステルカラー風の「グリーン」「ピンク」といった今まで見たことないようなザクに仕上がっています。
部屋に置いておくと、メチャ目立ちます……w

ベースに使われているのはHGUCシリーズの中でも最新(とはいっても2021年製ではありますが)が使われているので、古さは全く感じません。
この設定画から出てきたような、なんとも言えない立ちポーズが再現できるのがいい感じです。

それでは各部細かく見ていきます!

可動域はザク系キットの中でもトップクラスに広く、手足はかなり開きます。

手足の関節も大きく曲がり、キレイにヒザ立ち可能です。
特に腕関節は180度曲がるという脅威の作り。

ザク系ながら、真横を向くこともできます。
可動に関しては最強クラスのザクで間違いないでしょう……(*_*)

HGUC No.241のザクの色替えなだけではありますが、今回もアップで解説していきます。
モノアイは平たく、中央にシールを貼るだけというシンプルな作りです。

厳密に言えば後ろ側などに合わせ目は出るものの、ほとんど目立ちません。

ビコォン……。底面のツマミを動かせば、モノアイが左右に動きます。

指揮官用の頭頂部パーツも付属し、いつでも切り替えることができます。

胴体をアップで。このモールド少なめのスッキリとしたデザインがいい感じ……。
それと特殊なマーキングシールが付属します。今回は全て貼った状態でレビューをしていきますね。

胴体左右のパーツは開くことができ、

肩まわりの可動範囲がエグいことになっています。

L字シールドには、矢島模型店のシールを貼ってみました。

左肩のショルダースパイクアーマーをアップで。

腕部は「肩内部ブロック」「前腕部」と、合わせ目の量が意外と多いです。

ハンドパーツは「武器持ち手」「銃持ち手」が左右分と、右の「ヒート・ホーク持ち手」、左の「平手」の計6つ同梱します。

底面に↑枠のジョイントパーツを噛ませれば、3mmスタンドに対応します。

脚部をアップで。マーキングシールがいい感じですね。
足裏に肉抜きはありません。

細かなことを言えば、ヒザを曲げた時に露出するフレームには合わせ目があります。

ランドセルをアップで。

それでは武装類を見ていきます。こちらはおなじみ、ザク・マシンガンです。

マシンガンを構えるリコザク!

フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。

ドラムマガジンは予備が1つ付属し、腰部リア側か左右に取り付けることができます。

ヒート・ホークはシンプルな1色1パーツ成形です。
専用の持ち手は、右手分のみ付属します。

ヒート・ホークを構えるリコ専用ザク!

攻撃!

ヒート・ホークは、ジョイントパーツを介すことで腰部側面にマウント可能です。

ザク・バズーカはグリップ部を引き出すことができ、違和感なく持たせることができます。

こちらもフォアグリップが可動し、両手で構えることができます。

また、腰部リア側にマウントすることもできます。

ということで、ベースキットのHGUC 241 ザクIIと比較。

基本的には成形色とシールの有無が違うだけなのですが、

ベースキットの方には腰部アーマーが2種類入っていて、↑の軟質パーツをチョイスすることができます。
量産型リコ専用ザクには同梱しません。

↑好きな方を選べる点はベースキットの勝利ですが、今回のリコザクは「特殊な成形色」「マーキングシール」が同梱するので、そのあたりで差別化されている感じです。(あとは大量に余る余剰パーツ)

HGUC No.241 ザクIIのレビューは↓でどうぞ。


HG 1/144 量産型リコ専用ザクの感想
ということでHG量産型リコ専用ザクのご紹介でした。
ベースキットに優秀なHGUC 241 ザクIIが使われているので、クオリティは折り紙付きといったところ。
今回の特徴は「成形色」「マーキングシール」の他、ファンにとっては与田祐希さんのボックスも価値のある内容になっているのではないでしょうか。
ということで総評的には、「ドラマのファン向けアイテム」といったところ。変わったガンプラが好き、もしくはドラマの記念品としてゲットしておきたい方にはオススメですが、腰部軟質パーツの有無でいうと通常ザクIIの方がオススメといった感じです!
以上、「HG 1/144 量産型リコ専用ザク」のガンプラレビューでした!


















