今回は「HGシルヴァ・バレト(ファンネル試験型)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムUC MSV系に登場し、ハンス・ロックフォードが搭乗するシルヴァ・バレトのファンネル試験型をご紹介。
プレミアム・バンダイ限定品になります。
HGUCシルヴァ・バレトのランナーを使いつつ、大型の試験型ファンネル(プロト・フィン・ファンネル)が新規造形で付属。
成形色も爽やかなブルーに変更されています。
という事で、HG シルヴァ・バレト(ファンネル試験型)を他のシルヴァ・バレトとの比較画像を含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC シルヴァ・バレト(ファンネル試験型)
プロト・フィン・ファンネルといえば、同じUC MSVのデルタカイも装備していました。
後のサイコミュ搭載機に多大な影響を与えた試験機という、MSVらしい設定のモビルスーツになっているぞ……(*´ェ`*)
↑の白黒組み立て書に加え、HGUCシルヴァ・バレトの組み立て書が付属します。
プロト・フィン・ファンネルだけではなく、ビーム・キャノン(背部左右)まわりも一部新規造形になっています。
ホイルシールがこちら。元のHGシルヴァ・バレトと同じく、シールの量は多いです。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・サーベル×2」「ビーム・ライフル」「手首パーツ×5」「有線式ビーム・ハンド展開用各種パーツ」「プラモデルオリジナルのアーム×2」「シールド」「対艦用AMS-09R型ミサイル×2」「プロト・フィン・ファンネル」
手首パーツは右の「ライフル持ち手」、左右の「武器持ち手」「ビーム砲搭載の平手」が付属。
HGUCシルヴァ・バレトに同梱するジム・ヘッドは付属しません。
余剰パーツがこちら。
一部のパーツとポリキャップはファンネル試験型の方で使用するため、完全な余剰パーツとなります。
そして完成したHGUCシルヴァ・バレト(ファンネル試験型)がこちら。
成形色がさわやかなブルーに変更されました。
ジム・ヘッドの有無と背部以外は、HGUCシルヴァ・バレトの完全な色替えキットです。
1/144スケールとしては大型キットになるので、HGシリーズながら小型のMGサイズぐらいの全長を誇ります。
元となるHGUCシルヴァ・バレトは2014年発売という事で、KPSは使用されていないもののABSレスキットで塗装しやすいガンプラになっています。
背部中央のプロト・フィン・ファンネルだけではなく、左右のビーム・キャノンの一部も新規造形です。
まずは一般販売のHGUCシルヴァ・バレト(左)と全身を比較。
背部を比較。
設定通り、ファンネル試験型では「インコム」と「12連装ミサイル・ランチャー」はオミットされたデザインになりました。
地味にスラスターも無くなり、少しシュッとしたイメージに。
本キットにはガンダム・ヘッドのみ付属します。
あとはシルヴァ・バレトと色が違うだけですが、一応こちらでも細かく見ていくぞ!(*´ェ`*)
ツインアイと各センサー部はホイルシールで色を補います。
トサカ前後の白い部分もシール。
胴体をアップで。
コクピットの上下にあるホワイト・グレー部分はシールで色を補います。
肩の取り付け方は、ショルダーアーマーを間に噛ませる方式です。
「肩外側のダクト」「前腕部内側のダクト」内は全てシールです。
奥まった位置のため、ちょっと貼りづらい部分。
腰部のサーベルラック周辺(丸い部分)や、脚部にもシールを多用します。
サイドアーマーは脚の付け根に接続するタイプで、脚部まわりの可動範囲が広いです。
↑枠内が脚部のシール箇所。アンクルガードも全面シールで補います。
ふくらはぎのカバーは開き、スラスターが露出します。
下から見た図。股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いています。
対艦用のAMS-09R型ミサイルは、上からスライドさせて取り付けます。
背部のパーツも大きく可動。こちらのダクト内もシールです。
今回の最大の売りであるプロト・フィン・ファンネルがこちら。
着脱可能ですが、
取り付け基部のケーブルなどは取り外す事ができません。ちょっと簡素な出来です。
↑枠のカバーは取り外し可能で、向きを変えて閉じた状態を再現する事ができます。
プロト・フィン・ファンネル展開!
リード線や射出用のスタンドは付属せず、ファンネルにスタンド穴は空いていません。
シルヴァ・バレト(ファンネル試験型)、出撃!
それでは武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルから。
ジェガン用のものと同等品という設定ですが、HGUCジェガンのものと比べると多少ディテールがアップしています。
大型キットながら可動域が広く、接地面が広いためポージングがうなるぞ!(>ω<;)
ビーム・ライフルで攻撃!
立ちヒザで射撃姿勢もとれます。
カッケェ!
シールドはドーベン・ウルフのメガ・ランチャーをショートバレル化した多目的防御兵装になっています。
ジェガンのシールドも組み込まれており、2連装ミサイル・ランチャー(赤い部分)は色分けされています。
銃身部は伸縮します。
先端にある左右のパーツを開くと、銃口が顔を出します。
ビーム・ランチャーで攻撃!
ライフル+ビーム・ランチャーで。
ビーム・サーベルを持たせてみます。
腰部の丸い部分から引き抜くギミックは非搭載です。
クリアイエローのビームエフェクトパーツは、長めのものが2本付属します。
飛びかかるシルヴァ・バレト(ファンネル試験型)!
手首パーツの穴サイズとジャストフィットしないため、多少遊びが出ます。
ただ指パーツを一度外してから持たせるため、抜け落ちる事はないです。
二刀流!
肩部ビーム・キャノンを展開させてみます。
アンテナが干渉するので、頭部を一度外す必要アリです。
ファンネル試験型の特徴としてインコムと12連装ミサイルランチャーが無くなり、スッキリとしたデザインになりました。
ビーム・キャノン発射!
フルバースト!
有線式ビーム・ハンドを展開させてみます。
腕の関節パーツを交換し、リード線と専用スタンドを接続すれば……
有線式ビーム・ハンドの展開完了です。
このあたりはベースキットのHGUCシルヴァ・バレトと同じギミックです。
プラモデルオリジナルのアームも左右分付属。
マニピュレータは内側2本が可動し、
ビーム・サーベルを持たせる事ができます。
ちなみに、こちらを使用する場合は無線式ハンドとして飾る感じです。
強そう!(>ω<)
シルヴァ・バレトのバリエーションを比較。
※左から「HGUCシルヴァ・バレト」「ファンネル試験型(本キット)」「ガエル・チャン専用機」「サプレッサー」
全て成形色が違います。
通常のシルヴァ・バレトから変更点が多いのは、「サプレッサー>ガエル機>ファンネル試験型」といった感じです。
本キットとガエル・チャン専用機は、プレミアム・バンダイ限定品です。
HGUC シルヴァ・バレト(ファンネル試験型)の感想
ということでHG シルヴァ・バレト(ファンネル試験型)のご紹介でした。
本体の「可動域」「合わせ目」は↓のシルヴァ・バレトのレビューで解説してありますので、こちらも併せてどうぞ。
ファンル試験型の感想としては、売りであるプロト・フィン・ファンネル用のリード線やスタンドが付属しないのがちょっぴり残念です。←贅沢?w
HGUCシルヴァ・バレトからの違いは「背部まわり」「ジム・ヘッドの有無」「成形色の違い」ですが、頭部を含め基本的に本体部分の変更点はありません。
プロト・フィン・ファンネル搭載型のシルヴァ・バレトが欲しいモデラーさんにオススメといったガンプラです!
以上、「HGシルヴァ・バレト(ファンネル試験型)」のガンプラレビューでした!