今回は「HGUC シルヴァバレトサプレッサー」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムNTに登場する、シルヴァ・バレト・サプレッサーをご紹介。
2019年発売。
ビーム・マグナムが付属するほか、発射した際の破損した腕を交換できるギミックを搭載。
4本もの予備の前腕はバックパックに収納され、腰のクレーンを展開させる事で交換状態を再現します。
という事で、HGCUシルヴァ・バレト・サプレッサーをシルヴァ・バレトとの比較画像を含めレビューしていきたいと思います!
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー
ビーム・マグナムをぶっ放しているHGUCシルヴァ・バレト・サプレッサーのボックスアート。
機体設定的には「メガラニカ内に保管されていたシルヴァ・バレトを改修したMS」になります。
U.C.0097(ガンダムNT時)にその姿が確認されており、パイロットは……念の為、未見の方のために伏せておきます……(周知の事実?w
ホイルシールは細かなパープル部分やホワイト部分を補うものが付属します。
量はそれなりにありますが、ベースキットのHGUCシルヴァ・バレトから色分けは進化しています。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・マグナム」「手首パーツ×5」
ハンドパーツは銃持ち手が右のみ、あとは武器持ち手・表情付き平手パーツが左右分付属します。
ちなみにビーム・マグナムはHGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)に同梱するランナーと同じものが付属します。
そして余剰パーツがこちらw(組み方が記載されていないパーツ)
元をたどればHGUCドーベン・ウルフとシルヴァ・バレトのランナーが使われているため、かなりのパーツが余剰となります。(それに加えユニコーンのビーム・マグナムランナーに付属するスラスター・Eパック・足裏パーツなども同梱)
シルヴァ・バレトの足首パーツやプラモオリジナルの前腕部パーツなどは組む事ができますが、一部ポリキャップは足りません。
シルヴァ・バレト・サプレッサーでも使えるのは「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベルの柄×2」ぐらいだと思った方がいいかもしれません。
ビーム・ライフルやサーベルは、ホビーサーチとかでシルヴァ・バレトの組み立て書を見ながら組むのがいいと思いますぞ……w(>ω<)
そして完成したHGUCシルヴァ・バレト・サプレッサーがこちら。
サプレッサー用の追加ランナーはかなり多いです。ドーベン・ウルフやシルヴァ・バレトに組むことはできないのでご注意を。
いかがでしょうか……。大型MSという事で頭頂高18cmほどになっており、迫力のあるガンプラに仕上がっています(*´ェ`*)
バックパックは交換用右前腕部のラックを兼ねており、重みがあります。
一応自立はしますが、重心が後ろに寄るため少し転倒しやすいです。
また、接地性がそこまで良くなかったりします。
基本的な可動域はHGUCシルヴァ・バレトと同じで、手足は十分広がりキレイに膝立ち可能です。
上半身も360度回転します。
特徴的な頭部はサプレッサー仕様の新規造形です。
アップで。真っ黒な機体のため劇中でも確認しづらかったのですが、結構悪そうな顔付きをしてるぞw
頭部は左右はめ込み式ですが、合わせ目が出ない構造になっています。
胴体はコクピットハッチ付近がパーツ分割により色分けされています。
側面は胴体・腰部に合わせ目が出ます。
胴体上部にも合わせ目が出ます。
二の腕は左右で別デザイン(↑の青枠)になっており、交換前提の右腕はフレームがむき出しのデザインになっています。
腕は肩内部ブロックと前腕部前後に合わせ目が出ます。
肘関節は90度強曲がります。
腰部の丸い部分はパープルのシールで色を補います。
サイドアーマーは腰ではなく、モモ側面に接続します。
腰回りがスッキリしているため、このあたりの可動域は良好です。
リアアーマーには前腕部交換用のクレーンとレールが設置されています。※このあたりのギミックは後述
脚部前面と関節パーツには合わせ目が出ません。
モモ側面のみ合わせ目出ます。
↑がシールで補う箇所。膝まわりはあまり目立ちませんが、くるぶしあたりのホワイトは角ばった面に貼るのでちょっぴりシール感が出てしまいます。
ふくらはぎのスラスターカバーは開閉します。
膝も可動。ここが動く事により、
↑にようにキレイに膝をつく事ができます。
足裏に肉抜きはありませんが、合わせ目は出ます。(ほとんど目立たないけど)
股下にはアクションベース用の3mmジョイント穴が空いており、リアアーマー内側はモールドが造形されています。
そしてサプレッサーの特徴でもあるバックパックがこちら。
予備の前腕部は全て合わせ目が出ます。(位置は先程の腕と同じ)
全てを外してみた図。接続強度が丁度よく、抜け落ちる事はありません。
1本だけ肘が可動する腕になっています。
逆に他の3本ですが、交換はできるものの肘が曲がらないためダミーの腕と思っていいかもしれません。
手首と腕の隙間をスライドして取り付けます。
肘が曲がらない3本の腕は、手首パーツも固定式となり腕から外す事ができません。
バックパック側面のスラスター先端は地味に可動します。基部パーツには合わせ目あり。
それでは早速ビーム・マグナムを装備させてみるぞ!(>ω<)
HGUCユニコーンガンダム デストロイモードに付属するものと同形状で、Eパックは要塗装となります。(合わせ目も出ます)
スタンドに展示。
後ろから見た時の情報量が凄まじいっす……。
ビーム・マグナムを構えるシルヴァ・バレト・サプレッサー!
膝をついて射撃!
ピキピキピキ……。ビーム・マグナムを撃つと腕がぶっこわれるという事で、前腕部の交換ギミックを見ていきます。
右腕を外し、
腰部後ろのレールとクレーンを右にスライドさせ、交換用の腕を掴みます。
引き抜き、
クレーンの位置を変え、装着完了です。
もちろんガンプラという事で自分でやる必要があるのですが、交換中の状態で展示させるのもかっこいいと思うよ!(*´ェ`*)
再びビーム・マグナムを撃つシルヴァ・バレト・サプレッサー!
サプレッサーよ……腕がぶっ壊れてまで撃ちたいのか
何故予備の腕が4本なんだろうと思っていたら、ビーム・マグナムは装填数が5という事で全弾撃つための腕の数だったのですね……(*´ェ`*;)
そこまでして撃ちたいサプレッサーさん、いいよね……w
シルヴァ・バレトのビーム・ライフルも装備可能です。
設定的にはジェガンと同等品という事ですが、ガンプラ的にはHGUCジェガンに付属するものとは別形状になっておりディテールが多少細かくなっています。
ビーム・ライフルを撃つシルヴァ・バレト・サプレッサー!
表情付き平手パーツは両手分付属します。
ビーム・サーベル抜刀!
柄は2本付属しますが、サーベルのエフェクトパーツは付属しません。
他キットから持ってくる必要があるのでご注意を!(>ω<)
斬りかかるシルヴァ・バレト・サプレッサー!
※HGUCシルヴァ・バレトに同梱するクリアイエローのエフェクトパーツを持ってきました
本来柄はサイドアーマーの丸い部分(↑写真の紫の◎)から引き出すのですが、ガンプラ的にはオミットされています。
ベースキットのHGUCシルヴァ・バレトと比較。
足首まわりが長くなり、全高が高くなりました。
脚部側面のスラスターは色分けが向上し、シールだった部分もパーツ分割で色分けされていたりします。
シルヴァ・バレト軍団でディスプレイ。
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサーの感想
ということでHGUCシルヴァバレトサプレッサーのご紹介でした。
まず補足情報ですが、右腕の接続強度が弱く外れやすい点はご注意を。
またバックパックの重みで足関節がぐにゃつく時があり、接続強度を一部キツめに調整してあげた方がいいかもしれません。
素立ちで飾る分には問題ないですが、ガシガシ動かしたい場合は要調整のガンプラだと思いました(*´ェ`*)
その他は元のカラーデザインの恩恵もあり、HGUCシルヴァ・バレトよりも色分けが良くなっているのはポイント高しです。
合わせ目はちょくちょくありますが、変な肉抜きもなく最近のガンプラらしい良スタイルで立体化されており、立たせておくだけでもめちゃめちゃかっこいいです。
弱点はあるものの、ぶっちゃけNTシリーズの中で一番気に入ってしまいました(>ω<)(わたしがサプレッサーのメカデザが好きなだけかもですが)
交換用の腕を4本も装備した変態MS好きには満足度の高いガンプラに仕上がっていると思うぞ……w
以上、「HGUCシルヴァ・バレト・サプレッサー」のガンプラレビューでした!