今回は「HG ザク デザートタイプ」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSDより発売された、ザク・デザートタイプをご紹介。
2020年発売、プレミアム・バンダイ限定品になります。
オリジンのHGザク系ランナーを使用しつつ、大幅に変更された外装やラッツリバー式3連ミサイル・ポッドなどが新規造形で付属します。
という事で、HGザク・デザートタイプをレビューしていきたいと思います!
HG ザク・デザートタイプ
オリジンMSDシリーズでのリリースとなりますが、直近ではガンダムUCにもチラッと登場したザク・デザートタイプさん。(砂漠でガランシェールを引き上げてたザク)
ザク・デザートタイプは1/144スケールの旧キットやROBOT魂も発売されているので、何気に立体化に恵まれていたりします(*´ェ`*)
ホイルシールは付属せず、↑のマーキングシールのみ付属します。
モノアイ部もこのテトロンシールを使う感じで、2タイプからの選択式です。(「全面ピンク」or「浮かび上がったようなタイプ」)
各種ラインやナンバー、コーションマークが印刷されているので、貼る貼らないでは結構イメージが変わると思います。
商品画像のザク・デザートタイプに仕上げたい場合には全貼りがオススメだよ!
付属品一覧がこちら。
※「M-120AS ザク・マシンガン」「手首パーツ×4」「ラッツリバー式3連ミサイル・ポッド」「ラッツリバー式P-3 2連ミサイル・ポッド」「ヒート・ホーク×2(収縮・展開用2種)」「SA-712 クラッカー・ポッド×2」「スタンド用ジョイントパーツ」「前腕部パーツ」
↑青字の武装がザク・デザートタイプの新規造形で、量は多いです。
手首パーツは「左右の武器持ち手」「右の銃持ち手」「左の平手」の計4つが付属します。
オリジン系ザクの共通ランナーを使用しているため、余剰パーツが多少出ます。
余った足首フレームは完全には組めません。
そして完成したHGザク・デザートタイプがこちら。
デザートカラーの成形色で再現されているのはもちろん、頭部、胴体、腕部、脚部などほぼ全ての外装が新規造形になっているのが特徴です。
骨格は従来のオリジンHGザク系のランナーが使われていますが、ヒザ関節が新規造形で「排熱用スリット+砂塵対策のシーリング処理」された形になっているのも特徴です。
オリジンザクバリエの中でも新規造形が多いキットになっているよ……(*´ェ`*)
今回は全てのマーキングシールを貼ってみました。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。手足は大きく広がり、
肘関節は180度近く曲がり、ヒザ関節も90度以上大きく曲がります。
上半身も前後左右と柔軟に動くので、無理なくヒザ立ち可能です。
腰を撚ることもできます。可動域に関しては不満のない作りです。
頭部をアップで。特徴的な「シングルタイプのアンテナ」「バルカンの砲口」が専用パーツで再現されています。
また、モノアイは凸モールドがありモノアイレールのディテールも細かく造形されています。
顔を左右に動かすと、連動してモノアイが可動します。
横、後ろから。パイプの基部に合わせ目が出ますが、作例ではモールド扱いになっていました。
ただ、段落ち化はされていない感じです。
胴体から腰部も新規造形パーツが多いです。胸部の黄色いラインがレトロ感をかもしだしていていい感じ……w
胴体は前後はめ込み式ですが、基本段落ちモールド化されています。
細かい事をいえば↑枠のポリキャップ直下には合わせ目が出ますが、肩を取り付けるとほとんど見えなくなるので処理しなくても良さげです。
ランドセルも新規造形で、アップで見てもディテールが細かいです。
熱帯・砂漠戦仕様のランドセルで、冷却用ラジエーターユニットの形が特徴的です。
肩はボールジョイント接続で、前後に動きます。
右肩のL字シールドも新規造形。基部で自由に動かせます。
マーキングがかっこいいっす……(*´ェ`*)
左肩のショルダースパイクアーマーも新規造形です。
こちらも基部で可動し、合わせ目も出ない優秀な造りをしています。
腕は基本オリジンザク系共通パーツが使われています。前腕部の合わせ目はモールド扱いでOKです。
前腕部にはラッツリバー式3連ミサイル・ポッドを装備。
このように格闘用アーマーの上に取り付けます。
ミサイルで攻撃!
ザク・デザートタイプの特徴的な武装の一つです。
「格闘用アーマーとラッツリバー式3連ミサイル・ポッド」は、右腕にも装着できます。
取り外すと穴が露出するのですが、カバーパーツが同梱します。(カバーパーツは両腕分付属)
腰内部パーツ(足の付け根)は前後にスイングします。
股下にスタンド穴は空いていませんが、専用のジョイントパーツを介せばアクションベースに対応します。
※このあたりは他HGザクと共通
特徴的なリアアーマー。収縮状態のヒート・ホークをマウントでき、
手に持たせる場合は別パーツの展開用のヒート・ホークを持たせます。
飛びかかるザク・デザートタイプ!
脚部に合わせ目はありません。全てモールド位置になるような設計です。
足裏に肉抜きもありません。
砂塵対策にシーリング処理された関節パーツは新規造形です。
ただ、前面に合わせ目が出ます。
新規造形のM-120AS ザク・マシンガンがこちら。ストックは可動します。
短銃身化され、スコープが撤廃されているのが特徴です。
今回のザク、ほんとに新規造形が多いな……(*_*)
平手は左手のみ付属します。
アクション!
フォアグリップは可動し、両手でかまえる事ができます。
ヒザをついて。肩・足回りの可動範囲が広いので、ポーズ幅はかなり広いです。
突撃!
敵を捕捉するザク・デザートタイプ!
ショルダータックル!
ザク・マシンガン+ラッツリバー式3連ミサイル・ポッドで攻撃!
腰部左右にはSA-712 クラッカー・ポッドを装着できます。
カバーは開閉し、中のクラッカーは別パーツで色分けされています。
SA-712 クラッカー・ポッドは左右分付属しますが、
片側をラッツリバー式P-3 2連ミサイル・ポッドに交換する事ができます。
こちらは1つのみ付属。前方へ倒し、グリップを引き上げれば
手で握らせる事ができます。
2連装ミサイル発射!
反対側へ装着することもできますが、その際は↑枠パーツの取り付け位置を組み替える必要があります。
本キットのリデコキット、HGザク・デザートタイプ(ダブルアンテナ仕様)と比較。
頭部を比較。違いは頭部と成形色、あとはダブルアンテナ仕様の方には水転写デカールが付属する点です。

武器が多彩だぞこれ!(>ω<)
HG ザク・デザートタイプの感想
ということでHG ザク・デザートタイプのご紹介でした。
今回のオリジンザクですが、ほとんどの武器・外装が新規造形になっているのでプレバンおよびHGザクバリエーションの中でもお得感の高い商品になっています。
合わせ目の少なさや可動範囲の広さはオリジンザクの長所がそのまま引き継がれているので、ガンプラ自体も非常に高クオリティで立体化されている模様。
マーキングシールはいつものテトロン素材ですが、量が多くレトロ感あふれる魅力的なデザインになっていると思います。
デザートタイプ好きなファンには満足度の高いザクに仕上がっているぞ……(*_*)
以上、「HG ザク・デザートタイプ」のガンプラレビューでした!