今回は「HGザクII FS型(ガルマ・ザビ専用機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムMSVで設定され、コミック「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」「機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊」に登場するザクII FS型のガルマ・ザビ専用機(ガルマザク)をご紹介。
2002年発売。
HGUC量産型ザクやシャア専用ザクをベースとしつつ、特徴的な茶色のカラーリングと頭部バルカン砲などが再現されています。
本機専用の大型ヒート・ホークと、マゼラトップ砲も付属。
という事で、ガルマ・ザビ専用ザクIIをレビューしていきたいと思います!
HGUC ザクII FS型(ガルマ・ザビ専用機)
早速ですが、完成したHGUC 1/144 ザクIIFS型(ガルマ・ザビ専用機)がこちら。
今回はわたくしが超ガンプラ初心者のころに塗装して仕上げたものなので、出来が悪い点はご容赦のほどを……w(*ノェノ)
モノアイをHアイズに交換後、フル塗装し「ガンダムマーカーシルバー」で塗装ハゲ状態を表現してみました。
ガルマのために作られたザクで、ブラウンの成形色と頭部バルカン(30mm機関砲)などが特徴的なザクに仕上がっています。
ガンプラ的には、同じ2002年に発売されたHGUC No.32のシャア専用ザクのリデコキットとなり、成形色のほか頭頂部まわりと武装類が変更されているのが特徴です。
※HGUCのシャア専用ザクは2020年にリニューアル版が発売されているので、古いHGフォーマットのザクベースとなる点はご注意を
リデコキットとはいえ専用の大型ヒート・ホークやマゼラトップ砲が同梱するので、新しい方のHGとミキシングするための素材として購入するのも面白いと思います。
頭部をアップで。(今回モノアイはHアイズに変更済み。もともとは凸のないシールです)
ブレードアンテナ付きの頭部と、左右に30mm機関砲の造形があるのが本キットの売りです。
胴体をアップで。ガンダムマーカーのシルバーで塗装剥げ状態を再現してみたのですが、ショボい見た目になってしまったのはつっこまないでください……w(*ノェノ;)
基本、本体は胴体以降シャアザクの色違いになります。
右肩のL字シールドをアップで。
ある程度可動します。
左肩のショルダースパイクアーマーは、トゲ一体型の前後2パーツ構造で合わせ目が出ます。
こちらも、ある程度動きます。
腕部は、肩内部ブロックと前腕部に合わせ目が出ます。
ただ、二の腕から下はロール回転します。
下半身。昔のHGUCシリーズという事で、脚部は前後に合わせ目が出ます。
底面に、スタンド用の3mm穴は空いていません。
ただ、足裏に肉抜きはありません。
背部まわり。
ガルマザク、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
こちらが今回の売り、専用の大型ヒート・ホークで腰部側面にマウントできます。
グレー1色成形になってしまっているので、このあたりは全て要塗装です。
……塗装汚い(*ノェノ;)
ジャキッ……。
大型ヒート・ホークで攻撃!
グリップと手穴サイズがあっておらず、プラプラしてしまうのはご愛嬌といったところ。
ザク・マシンガン、銃持ち手も付属します。
攻撃!
ヒザ立ちは無理が出ますが、
一応足先を引き出すことができ、このギミックのおかげで接地性が高いです。
フォアグリップは可動し、両手で構えることができます。
こちらはザク・バズーカ。このあたりは普通に合わせ目が出ます。
照準レンズ部分にはモノアイと同じくHアイズを使用しましたが、今から組むならビルダーズパーツのMSサイトレンズの方がいいと思います。(サイズが合うかは要検証)
バズーカをぶっ放すガルマザク!
こちらもフォアグリップが可動し、両手で構えることができます。
バズーカ+大型ヒート・ホークを持たせてパシャリ。
ほか、マゼラトップ砲も付属するのでお得なガンプラに仕上がっています。
バランス感覚が良く、このように片足立ちも可能です。
ただ、基本的な可動範囲は狭いです。
2002年製という事で、レトロHGに分類されるキットになるのでそのあたりはご注意を。
スタンド穴が空いていない点もご注意を。
一応、挟み込みタイプのジョイントを使えば展示できる感じです。
量産型ガンキャノン(ネメシス隊仕様)と交戦!
ちなみに今回作成に至ったのは、漫画の『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』を見て↑のように飾りたくて購入したという経緯があります。
……この漫画おもしろいので、オススメだよ!(>ω<)↓
同じフォーマットの、HGUC 1/144 量産型ザク(2003年発売)と比較。
違いは「成形色」「武装類」のほか、↑枠の頭部バルカン砲の造形が一番でかいです。
↑は2020年に発売された最新フォーマットのHGUC234シャア専用ザクIIに、本キットの頭部と大型ヒート・ホークを移植した状態。
本キットとミキシングしたい方も多いと思うので、参考までに載せておきます。
頭部は無改造で移植できました。
また、大型ヒート・ホークのマウントパーツまで無改造で取り付けることができたのには驚きです。
改造素体として相性が良さそうです。
EFコレクションのガルマフィギュア、EXモデル 1/144 ガルマドップとディスプレイ。
「笑うなよ、兵が見ている」
最後に、ネーチャン(キシリア)部隊のHG ザクI キシリア部隊機と比較。
HGUCザクII FS型(ガルマ・ザビ専用機)の感想
という事でHGUCザクII FS型(ガルマ・ザビ専用機)のご紹介でした。
今回省略した可動域と合わせ目は、同じフォーマットのHGUC 1/144 量産型ザクのレビューで詳しく解説してあるのでこちらもあわせてどうぞ↓
成形色が違うものの、造形的にはほとんどHGUCの旧シャアザクや旧量産型ザクと同じですが、新規造形としてガルマ専用の頭部・大型ヒートホークが付属するのが最大のセールスポイントです。
今のガンプラ目線で見ると合わせ目が多く、可動域が狭いので最新フォーマットのザクとニコイチなどして遊ぶのがオススメかもしれません。(このレトロなHG感も結構好きですが)
以上、「HGUC ザクII FS型(ガルマ・ザビ専用機)」のガンプラレビューでした!