今回は「HG ザクI(デニム/スレンダー機)」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムTHE ORIGINに登場し、デニムとスレンダーが搭乗したザクIをご紹介。
2016年発売。
コンパチキットになっており、選択式でデニム機かスランダー機のどちらかを組む仕様となります。
※違いは右肩部
という事で、HG ザクI(デニム/スレンダー機)をじっくりとレビューしていきたいと思います!
HG ザクI(デニム/スレンダー機)
オリジンに登場したデニムとスレンダーのザクIですが、選択式のコンパチキットになっています。
ホイルシールとマーキングシールが付属。
マーキングシールの機体番号はデニム機(101)・スレンダー機(102)両方分印字されています。
また、マーキングシールの方には「浮き出ているようなモノアイ」もプリントされています。(選択式)
付属品一覧がこちら。
※「MS用マシンガン」「ヒート・ホーク×2(マウント用・展開用)」「MS用対艦ライフルASR-78」「MS用バズーカA2型(+マウントパーツ)」「シールド(+スレンダー機の肩パーツ)」「予備マガジン×2」「ハンドパーツ×4」「スタンド用ジョイントパーツ」「予備用ドラムマガジン」
※L字シールドはスレンダー機を選択した時に使用
そして完成したオリジン版のHGザクI(デニム機)がこちら。
一番の特徴は、黄色と黒のストライプ(警告色)が施された右肩部分です。
※スレンダー機との違い・比較は後述
オリジンシリーズのザクIらしく、これ以上無いプロポーション・再現度で立体化されているのではなかろうか(涙
成形色も綺麗なイエローグリーンで、元のカラーデザインがシンプルな事もあり色分けはほとんど完璧です。
素組み派モデラーさんにも満足度が高いキットに仕上がっているぞ……!(>ω<)
それでは各部細かく見ていきます!
可動域は広く、腕は水平・脚も水平近くまで広がります。
手脚の関節は90度以上(腕に至っては180度近く)まで曲がり、上半身も360度回転します。
キョトンとした哀愁溢れるザクIフェイス。
モノアイはシールで補います。
マーキングシールの方には浮き出たようなモノアイシールも入っていますが、今回は通常のホイルシールを使ってみました。
頭部底面のツマミを動かせば、モノアイが可動します。
頭部側面(↑)には一部合わせ目が出ます。
その他の合わせ目に見えるラインは、組み立て書基準ではモールド扱いでした。
細かなくぼみなどは要塗装ですが、基本的な部分はパーツ分割により色分けされています。
側面の合わせ目ですが、組み立て書基準ではモールド扱いになっていました。
上半身は前後・左右と柔軟に可動します。
上を向く動作も得意で、肩は前方向へかなり倒れます。
可動の不満は出ない作りになっている模様。めちゃめちゃ動きます。
右肩はデニム・スレンダー機どちらかからの選択式になります。
※両方は組めず、組み替えるには一度分解する必要アリ
デニム機の警告色はシールで補うものの、別パーツ化されていて横からはめ込む形です。
左肩の丸型ショルダーアーマーは共通で、可動の邪魔にならないよう大きく開きます。
合わせ目はショルダーアーマー・肩内部ブロック・前腕部に出ます。
フロント・サイドアーマーとも大きく開きます。
股下に3mmジョイント穴は無く、アクションベースに展示する場合は↑のジョイントパーツをはめ込む仕様です。
脚部外装に合わせ目は出ませんが、関節を曲げると露出するフレーム部分に合わせ目あり。
足裏(↑枠)は段落ちモールド化されているようには見えなかったのですが、組み立て書基準ではモールド扱いでした。
足裏に肉抜きは無く、モールドが刻まれています。
脚の付け根が前後にスイングするギミックを搭載しており、脚の可動範囲を広げる事ができます。
シンプルなランドセル。
バーニアは少しだけ動きます。
それでは多彩な武器を見つつ、アクションポーズいってみます!
ヒート・ホークを構えるザクIデニム機!
ハンドパーツ穴とジャストフィットし、プラプラする事はありません。
斬りかかるデニム!
サイドアーマーにマウントする用のヒート・ホーク(縮んだタイプ)は、丸ごと別パーツで付属します。
※シンプルなプラ同士の凹凸接続
MS用マシンガンはハンドパーツ内の凹凸と合わせるため、ガッチリと保持できます。
予備のドラムマガジンも付属し、リアアーマーに取り付け可能です。
ただ、ここは動かしているとポロリ率が高いです。
MS用マシンガンを構えるザクI!
フォアグリップは可動し、両手で構える事もできます。
MS用マシンガン+ヒート・ホークで。
MS用バズーカA2型を装備させてみます。
グリップが可動するため、持たせやすいです。
MS用バズーカA2型をぶっ放すデニム!
照準スコープの赤いレンズ部分はホイルシールが付属します。
※クリアパーツにはなっていません
平手を添えて。
バズーカのフォアグリップも可動し、両手で構える事ができます。
本体自体もよく動くので、ポーズがガンガン決まるぞ……!(>ω<)
バズーカは専用ジョイントパーツを使い、ランドセル側面にマウント可能です。
MS用対艦ライフルASR-78を装備させてみます。
合わせ目は出ますが、目立ちにくいようなパーツ割りになっています。
こちらのスコープ部分もシールで補います。
MS用対艦ライフルを構えるデニム!
膝立ちが綺麗に決まるため、ポーズ幅が広いっす(*´ェ`*)
カッケェ!
ちゃんと『スコープを覗いているようなポーズ』を取らせる事ができるのがいいですね。
それではスレンダー機の状態で何枚かいってみます。
L字シールドに、バズーカ用の予備マガジンを2つ装着できます。
MS用バズーカを構えるスレンダー!
こっちもかっこいいわ……。
HGUCザクI(アニメカラーにて塗装済)と比較。
HGUC版は2006年に発売という事で、発売年に10年の差があるガンプラになります(*´ェ`*)
HGUC版はモールドが少ないものの、それが味になっていてこちらも悪くないと思いますぞ……w
オリジンシリーズのザクIで比較。
その他のオリジンザクと一緒にディスプレイ。
この哀愁のある顔がタマラン……。
HG ザクI(デニム/スレンダー機)の感想
ということでHG ザクI(デニム/スレンダー機)のご紹介でした。
広い可動域・色分け・良好なプロポーション・多彩な武器と、オリジン系HGザクらしく非常に高いクオリティで立体化されています。
左肩・前腕部・バズーカの合わせ目はそこそこ目立つので、手を加えるとしたらそのあたりかと思います。
ザクIはキシリア部隊機も発売されているのでお好みで。
往年の旧ザクファンならデニム・スレンダー機を選んでおけば間違いないと思うぞ!
以上、「HG ザクI(デニム/スレンダー機)」のガンプラレビューでした!