今回は「HGザクII C-6/R6型」のガンプラレビューです。
ガンダムTHE ORIGINにて、ファルメル隊が搭乗するザクII C6/R6型をご紹介。
2019年発売。
C-6型の特徴であるバルカン砲搭載の右胸部が付属。
また、パチェコ機を再現できる左肩のショルダー・アーマーが付属します。
という事で、HGザクIIC-6/R6型をHGザクIIC型/C-5型との違いを含めレビューしていきたいと思います!
HG ザクII C-6/R6型
またマニアックな設定です……(*ノェノ)
このキットにはデニム曹長機(101)、スレンダー伍長機(102)、ジーン兵長機(103)、アッシュ軍曹機(104)、パチェコ機(105)を再現できるマーキングシールが同梱します。
ジーン機の頭に貼るジオンマーク、めちゃめちゃかっこいいぞ……(*´ェ`*;)
マーキングシールがこちら。
モノアイのシールは2種類からの選択式で、機体ナンバーのほか細かなマーキングや照準スコープを補うものなどが付属します。
付属品一覧がこちら。
※「ベルト給弾式MS用マシンガン」「ヒート・ホーク×2(展開状態・収縮状態)」「MS用対艦ライフル」「MS用バズーカA2型(+ジョイントパーツ)」「バズーカ用予備マガジン×2」「選択式ランドセル」「パチェコ機用ショルダー・アーマー」「ハンドパーツ×4」「スタンド用ジョイントパーツ」
青文字がHGザクII C型/C-5型には同梱しない付属品です。
逆に、C型/C-5型に同梱していたドラムマガジン式MS用マシンガンは同梱しません。
余剰パーツがこちら。
ブレード・アンテナ付き指揮官用頭部と、胸部まわりのパーツが余りまくるぞ!(>ω<)
余剰パーツを使ってC型に組む事もできますが、C-5型は組めませんでした。
そして完成したHGザクII C-6/R6型がこちら。
相変わらずの良プロポーションで立体化されており、深みのあるグリーンの成形色が非常に綺麗です。
ストレート組みでここまでになるのだから、やはりオリジンザクは最高です……(涙
このキットの最大の売りとしては、ファルメル隊が再現できる点だと思います。
ぶっちゃけC型/C-5型からの変更点は少ないのですが、デニム機などを再現できるのはでかいですね。
それでは各所細かく見つつ、C-6/R6型の特徴を見ていきます!
可動域は広く、手脚は大きく広がり綺麗に膝立ちできます。
また、上半身も360度回転。
オリジンのザク系という事で、このあたりに不満は出ないと思われます。
頭部。今回は浮き出たようなモノアイシールを選択してみました。
モノアイの凹凸形状は造形されていません。
横、後ろから。合わせ目の出ない優秀な造りをしています。
※今回の合わせ目は「組み立て書の作例基準」で解説
下面にあるつまみを動かせば、モノアイが可動します。
余剰パーツでブレード・アンテナ付きのヘルメットも付属します。
ファルメル隊の再現には不要ですが、カスタム派モデラーさんには嬉しいボーナスパーツですね。
胴体の前面と側面。
↑の胸部まわりがC-6型の特徴となります。
「コクピット部が左に配置」され、「レーザー銃を搭載」している点はC-5型と共通ですが、右側にバルカン砲が搭載されている点がC-6型の特徴です。
胴体は前後・左右と柔軟に可動します。
肩の前後可動にも優れています。
胴体と左肩上部には合わせ目が出ます。
ショルダーアーマーは可動の妨げにならないよう、パカっと開きます。
そしてここもこのキットの売りとなる部分で、パチェコ機再現用のショルダーアーマーが付属します。(選択式)
戦闘でスパイクが損傷し、取り外した状態が再現されている模様。
へっこんだ◎部分はシールが付属しないため、グレーで要塗装となります。
パチェコ機をバストアップで。
腕部は肩内部ブロックと前腕部前面に合わせ目が出ます。
左腕は選択式になります。
アップで。実はC型/C-5型にも同じパーツが同梱します。
フロント・サイドスカートは大きく広がります。
腰部に貼るファルメル隊のマーキングシールも付属します。
相変わらずモールドが細かい脚部。
膝関節を曲げるとフレーム部分の合わせ目が露出します。
側面と関節にも合わせ目が出ますが、モールドのようにも見えるような配置になっています。
ただ、段落ちモールド化はされていません。
足裏に肉抜きはありません。
股下に3mm穴は空いていませんが、専用のスタンド用ジョイントパーツを噛ませる事ができます。
※アクションベース5に対応しています
ランドセルは選択式です。
※このあたりはC型/C-5型と同じ
こちらがベルト給弾式MS用マシンガン。
グリップ下部から伸びているベルトは
↑のボックスマガジンと繋がっており、ランドセル下部に接続します。
※ランドセルはどちらのタイプでも接続可能
外れる事も無く、ガッチリと接続されます。
給弾式MS用マシンガンを構えるザクII C-6/R6型。
それではアクションポーズいってみます!
フォアグリップは可動し、
両手で構える事ができます。
ヒート・ホークは腰部にマウントできる収縮状態のほか、
展開した手に持たせる用のものと、2種類が付属します。
ヒート・ホークで斬りかかるザクII C-6/R6型!
MS用バズーカA2型を装備させてみます。
グリップ部分が引き出せるので、非常に持たせやすいです。
予備マガジン×2が付属し、L字シールドに取り付ける事ができます。
こちらのフォアグリップも可動するので、両手で構える事が可能です。
カッケェ!(>ω<)
バズーカは専用のジョイントパーツを使い、ランドセル側面にマウントする事ができます。
MS用対艦ライフルASR-78も付属します。
HGザクI(デニム/スレンダー機)や、HGシャア専用ザクII(オリジン版)などにも同梱するタイプです。
先端が開口されていたり、機関部分のモールドが細かく造形されています。
また、ハンドパーツ内の凹凸と合わせて持たせるためガッチリと保持されます。
狙い撃つC-6/R6型!
可動域が広いので、カッチリとポーズ付けが可能です。
素晴らしい……(*´ェ`*)
一昔前のガンプラでは無理だった、『照準スコープを覗いているような構え方』が可能です。
パチェコ機でも何枚か。
シャア専用ザクIIと作戦行動開始!
同日発売のHGシャア専用ザクII(赤い彗星Ver.)とディスプレイ。
HGザクII C型/C-5型と比較。(C-5型で組んであります)
違いをざっくり言うと、C型/C-5型はドラム式MS用マシンガンが付属し、今回のC-6/R6型はパチェコ機の肩が付属するといった感じです。
C型はどちらのキットでも組めますが、C-5型とC-6型の胸部中央パーツはそれぞれにしか入っていません。
デニム・スレンダー繋がりで、HG ザクI(デニム/スレンダー機)とも比較。
ファースト版のHGUC量産型ザクも加えて比較。
※左から「HGUC量産型ザク」「HGザクII C型/C-5型」「HGザクII C-6/R6型(今回のキット)」
HG ザクII C-6/R6型の感想
ということでHG ザクII C-6/R6型のご紹介でした。
ぶっちゃけてしまうとHGザクII C型/C-5型から変更点は少なめですが、最大の売りはファルメル隊が再現できる点かと思います。
『胸部』『パチェコ機再現用の肩』『ファルメル隊のマーキングシール』目当てなら満足するキットで間違いないでしょう。
複数買いがうなるキットになっているので、たくさんのザクを組みたいというモデラーさんには特にオススメといった感じだよ!
以上、「HG ザクII C-6/R6型」のガンプラレビューでした!