今回は「HG ザクII F2型 ジオン軍仕様」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場する、ジオン軍仕様のザクII F2型をご紹介。
2010年発売。
連邦軍仕様と違い、グリーンを基調とした成形色で立体化されています。多彩な武装も付属。
という事で、HGUCザクIIF2型を連邦軍仕様との比較画像なども含めてレビューしていきたいと思います!
HGUC ザクII F2型 ジオン軍仕様
Fタイプ(いわゆる量産型ザク)の後期生産型のF2型さん。
設定的には、機体の軽量化やスラスター推力の向上などによる機能性の強化が施されたザクになります。
本キットにホイルシールは付属せず、機体番号やモノアイが印刷されたテトロン素材のマーキングシールのみ同梱します。
ジオン軍仕様のものになっているのが特徴です。
付属品一覧がこちら。
※「MMP-80 90mmマシンガン」「MMP-78 120mmザク・マシンガン(+予備のドラムマガジン)」「ヒート・ホーク(+ジョイントパーツ)」「ハンド・グレネード」「3連装ミサイルポッド×2」「頭部パーツ3種類」
ザク系らしい「ザク・マシンガン」「ヒート・ホーク」に加え、90mmマシンガンや3連装ミサイル・ポッドが特徴です。
手首パーツは左右の「武器持ち手」、右の「銃持ち手」、左の「平手」が同梱します。
そして完成したHGUCザクIIF2型ジオン軍仕様がこちら。
肌色だった連邦軍仕様から、ザクらしいグリーンに変化しています。
連邦軍仕様との違いは、色以外マーキングシールのみです。
2010年製ながら、この抜群のポロポーションよ……。
今やザクはオリジン版など色々なバリエーションが発売されていますが、HGUCベースのザクの中では「合わせ目の少なさ」「色分けの良さ」に秀でたガンプラに仕上がっています。
それでは細かく見ていきます!
可動域から。肩はボールジョイント、足は軸接続で手足が大きく広がります。
フロントスカートがあまり上がらないのでヒザ立ちはちょい苦手。
手足の関節は90度ほど曲がります。
腰を撚る動作も苦手で、↑までが限界です。
頭部をアップで。モノアイ部分はモールド有り。ピンクのシールを貼ります。
横、後ろから。Fタイプと違い、動力パイプがグレーになっています。
頭部底面のツマミを動かせば、モノアイが可動。
ただ、↑までが限界でそこまでは動きません。
頭頂部のパーツは選択式で、3種類付属します。
通常タイプのほか、ブレードアンテナ付きの「指揮官機」、でこぼこした「アップリケアーマータイプ」が同梱します。
つけかえると結構イメージ変わりますね。
胴体に合わせ目は無く、色分けも優秀。2010年製とは思えない組みやすさです(*_*)
ランドセルのスラスターはポリキャップによるボールジョイント接続で、可動します。
リアスカートには予備のドラムマガジンをマウント可能。ここはプラ同士のシンプルな凹凸接続です。
肩の付け根には、ポリキャップ隠しのグレーのパーツをかぶせます。隙が無い作りです。
肩は前後に動きます。
ショルダースパイクアーマーは前後はめ込み式で、合わせ目が出ます。
アップで。軸接続で、可動の妨げにならないよう動きます。
右肩のL字シールドも可動。裏側に肉抜きなどは無く、裏打ちパーツで再現されています。
腕は肩ブロックのみ合わせ目あり。
オリジンザクでは前腕部に合わせ目がある事がありましたが、F2型では腕の合わせ目が少なくなっているのが特徴です。
フロントスカードは少し上がります。
側面にはハンドグレネードをマウント可能。1パーツになっているので手に持たせることはできません。
脚部はカカト付近の外装に合わせ目あり。
膝関節は90度曲がり、関節パーツに合わせ目はありません。
足首はボールジョイント接続で接地性に優れており、内部のパーツは可動します。
足裏に肉抜きはありません。
股間軸パーツは可動式です。中央にはスタンド用の3mm穴が空いています。
MMP-78 120mmザク・マシンガンがこちら。
手首パーツ内の凹凸とあわせて持たせるため、ガッチリと保持できます。フォアグリップは可動します。
マガジンを交換するF2ザク!
アクション!
こちらがMMP-89 90mマシンガン。本キット以外だとHGUCドラッツェ改にも同梱します。
武器類には合わせ目が出る点はご注意を。
90mmマシンガンで攻撃!
腰を撚る動作は苦手ですが、プロポーションの良さも相まり
かっこいいポーズが決まります(*´ェ`*)
ヒート・ホークは左側にマウント可能です。
マウントするためのジョイントパーツは、左側に対応するもののみ付属します。
ヒート・ホークを装備。
手首パーツの穴サイズと微妙に合っていないので、少し抜けやすいです。
斬りかかるF2ザク!
ザク・マシンガン+ヒート・ホークで。
3連装ミサイルポッドを装着するには、一度足を外す必要があります。
上から通すように取り付ければ、
両足に装着完了です。
3連装ミサイルポッド、発射!
ミサイル部分はレッドで要塗装です。
HGUC量産型ザク(2003年発売)と比較。
量産型ザクが大河原氏寄り、F2ザクがカトキハジメ氏寄りのデザインになっているのが見て取れます。
HGUCザクIIF2型 連邦軍仕様(多少手を加えた状態)と比較。
違いは成形色と同梱するマーキングシールのみです。
HGスーパーカスタムザクF2000と比較。
本キットをベースに使ったリデコキットですが、色を含め大きくデザインが変化しています。
スーパーカスタムF2000はとにかく同梱する武器数がめちゃめちゃ多いので、こちらも要チェックですぞ。
HGUC ザクII F2型 ジオン軍仕様の感想
ということでHGザクII F2型 ジオン軍仕様のご紹介でした。
2010年製にしては合わせ目の量が少なく、色分けも良好で非常に組みやすいガンプラになっています。HGUC系のザクでは、かなり上位にくるクオリティで立体化されている模様。
「ショルダースパイクアーマー」「カカト付近の外装」「武器類」には合わせ目が出るので、手を加えるとしたらそのあたりかと。
色の足りない箇所は主に「ヒート・ホーク」「3連装ミサイルポッド」「スラスター内部」です。
頭部が3種類入っているのが売りで、「指揮官機」「アップリケアーマータイプ」にもチェンジできるため遊びの幅が広いガンプラになっています。オススメ!
以上、「HG ザクII F2型 ジオン軍仕様」のガンプラレビューでした!