今回は「HGUC ゾック」のガンプラレビューです。
機動戦士ガンダムに登場し、ボラスキニフが搭乗したゾックをご紹介。
2007年発売。
頭部は内部メカが再現されており、レールに沿ってモノアイが可動。
また、モノアイカバーはスモーク(黒っぽい半透明)のペット素材を使用、肩は回転しアイアン・ネイルの関節部も可動するなど、非常にクオリティの高いガンプラに仕上がっています。
という事で、今回はジオン水泳部の水陸両用MS・HGUCゾックを、じっくりとレビューしていきたいと思います!!
HGUC ゾック
水陸両用MS、ゾックさん。
ボックスアートには、ジャブローに侵攻しているゴッグも描かれています。
そしてこのゾック、箱がものすごく分厚いです。
横にHGUC RX-78-2ガンダム(リバイヴ版)を並べてみましたが、ガンダムより高さがあるぞ!w
一応ゾックの設定をおさらいしてみます。
……うむ。設定だけでも濃いわw
ランナーを見てみると、このように1パーツ1パーツがかなりデカいです。
また、前後が同じデザインになっているため同じランナーが2枚ずつ付属する感じです。
ガンプラの中でも、異質な内容になっていますね。
あとは、スモークがかったペット素材のモノアイシールドが2枚付属します。
色分けは完璧で、ホイルシールは付属しません。
外装を取り付けると見えなくなる内部メカまで細かく造形されています。
むしろ外装よりもディテールが細かいですw
あまり解説しなくてもおわかりかと思いますが、モノアイは可動します(*ノェノ)
※このあたりは後述
そして完成したHGUCゾックがこちら。
色分けは完璧で、もうこれ以上ないぐらいのゾックに仕上がっているのではないでしょうか(*´ェ`*)
いかがでしょうか……。
↑後ろ斜めから写真を撮ったのに、さっきの前斜めと同じ見た目です(>ω<)
上半身は左右に傾きます。
接続強度が強いため、止めたい位置で止まってくれます。
前後にも傾きます。
モノアイシールド(カバー)はメモリの印刷面が後ろになる構造で、非常にメカニカルな見た目になっています……(>ω<)
モノアイ自体はクリアイエローのパーツが使用されていますが、スモーク効果で少し見え辛くなってしまうのが弱点といったところ。
モノアイを可動させるには頭部をカポッと外し、
好きな位置に動かして戻します。
レール上なら、どの位置にも持っていけます。
ギロリ……。やはりモノアイはちょっと見えづらいですね。
ギュワッ……!アイアン・ネイルで威嚇するゾック!
頭頂部はフォノンメーザー砲が造形されています。
※実際にはメガ粒子砲との事
色分け、ディテールともに完璧です。
両肩には、前後合わせて8門のメガ粒子砲が搭載されています。
ジオン兵から「クチバシ」と呼ばれる整流殻、フェアリングシェルは裏側も色分けされており、モールドも細かく刻まれています。
見えにくいところの方がディテールが細かいぞ!w
腕はここまで開きます。
肘関節は90度曲がります。
アイアン・ネイルの基部は回転し、ネイル自体も関節が細かく可動します。
全て合わせ目が出るので、完璧に処理しようとすると結構大変な部分。
下半身は驚くほど簡素な出来で、速攻で組み上がります。
足裏は開口されており、モールドが細かいです。
スリッパのパーツはわざわざ穴が空くように別パーツ化されているので、肉抜きではないようです。
全身の解説はこんなところ。
同じランナーが前後分2枚ずつ付属し、ほぼ全ての側面に合わせ目が出ます。
ただABS樹脂は使われていないので、塗装派モデラーさんには嬉しい内容になっている模様。
股下のカバーを外し、アクションベースに展示させてみます。
よくある3mm穴タイプではなく、大型のアクションベース1に対応する専用ジョイントパーツが付属します。
↑のように一応アクションベース5にも飾れましたが、ゾックが重すぎるため落下の恐れ大でした(*´ェ`*;)
素直にアクションベース1に飾ってみます!
ゾック側の穴がそこまで深くないため、ガッチリと接続されるわけではありませんが
一応倒れる事もなく展示可能です。
めちゃめちゃ場所を取りますw
巡航形態に変形させてみます。
前後のフェアリングシェルを下げ、腕を内側寄りに配置。
お腹のカバーを外し、先程のスタンド用ジョイントパーツをここに接続します。
ゾック、巡航形態の完成!
「見つけたぞ、ジャブローの入り口だ」
ガンダム現る!
「うおおーっ!!!」
『ジャブローの地下坑道にボラスキニフの雄叫びが響き渡る……!!』←組み立て書に書いてありましたが、HGUCゾックを担当された方がノリノリで書いているのが伝わってきました……w
HGUC RX-78-2ガンダム(リバイヴ版)と大きさを比較。
ゾック、かなりデカイです。
マッドアングラー隊、ジャブロー攻略作戦開始!
ジオン水泳部でディスプレイ。
HGUC ゾックの感想
ということでHGUC ゾックのご紹介でした。
まず、前後2枚ずつのランナー構成という事でほとんど全ての側面部分に合わせ目が出ます。(計6本のアイアン・ネイルも)
一部パーツの合いがキツい箇所もあるので、組み立ての際はご注意を!
プロポーションに関しては、これ以上無い劇中再現度を誇るゾックになっていると思いますw
色分けが完璧な点もポイント高し。
それと驚いたのは、こんな分厚い箱なのに組立時間があまりかからない点。
1パーツが大きいので、素組みなら気軽にサクッと組む事ができると思います。
完成した後ニヤッとできるガンプラになっているので、ゾック好きなモデラーさんにはめちゃめちゃオススメです!
以上、「HGUC ゾック」のガンプラレビューでした!