今回は「HGBD ガンダムラヴファントム」のガンプラレビューです。

ガンダムビルドダイバーズに登場し、マギーさんが使用するガンダムラヴファントムが発売されました。
名前が「ラブファントム」じゃなく「ラヴ」になっているあたりにこだわりを感じますw
ベースにHGCEストライクフリーダムガンダムを使用し、新規造形のノワールストライカーが付属します。
ハート型の額形状も再現され、「ビームカマ」「ストライカーサイズ」といった鎌状の装備(意味深)にこだわった白兵戦特化の機体に仕上がっています。
という事で、HGBDガンダムラヴファントムをがっつりとご紹介します!
HGBD ガンダムラヴファントム

放映中には気付かなかったのですが、「鎌状の武器に対し特に強いこだわりを持って製作された」ってそういう意味だったんですね(>ω<)

ダイバーはフォース・アダムの林檎に所属するマギーさん。
機体コンセプトは「鎌へのこだわり」の他、ストフリのスーパードラグーンをオミットし近接特化に仕上げたという機体になります。

パーツ分轄による色分けが優秀なため、付属シールは目と頭部センサーを補うもののみとなります。

今回のランナーはLP(ラヴファントム)ノワールストライカーの表記でしたが、少し足せばオリジナルのノワールストライカーも再現できるランナーでした。
HGCEストライクノワールが発売される可能性が高くなった気がします。

付属武器はシンプルで「ビームカマ(+エフェクトパーツ)」「左右の平手」「ビームシールド」になります。
ビームカマのエフェクトパーツが分厚くて迫力のある形状をしているぞ……。
※ビームカマの柄はグレーで要塗装

そして完成したHGBDガンダムラヴファントムがこちら。
ベースキットのHGCEストライクフリーダムガンダムと共通パーツが多いものの、成形色の変更・ノワールストライカー(ラヴストライカー)の追加で別物のような見た目になりました。

このラヴファントム、パーツ分轄による色分けが優秀なので素組み派モデラーさんにはかなりおすすめです。
悪魔的なシルエットがかっこいいっす……(*´ェ`*)

背中のラヴストライカーはそこそこ重いですが、↑の基本位置だと安定して自立します。

ベースキットのHGCEストライクフリーダムガンダムと比較。

HGCEストフリ自体2016年に発売されたキットという事もあり、今の目で見てもスタイル・可動域等優秀なキットに仕上がっており

その良さがラヴファントムの可動域の広さにも継承されています。
手脚はよく上がり関節も超可動、上半身も360度回転します。

カオスガンダムのようなアンテナ形状。
目とセンサーはシールで補いますが、その他は色分けがバッチリです。

額はハート型になっています。
ラヴアタックするには必要不可欠(*´ェ`*)

頭部側面には合わせ目が出ます。

胴体は上部・側面ともに合わせ目無し。
胸のダクトやお腹のカリドゥス複相ビーム砲もばっちり別パーツで色分けされています。
ここはほとんどHGCEストフリと同じパーツ形状ですが、腰のレッド部は新規造形になっておりモールド形状が追加されています。

ショルダーアーマーは新規造形で上部に合わせ目が出ます。

肩は前後にこのぐらい可動。

二の腕は筒状1パーツ、前腕部も合わせ目が出ません。
側面のパーツが新規造形になります。

腰まわりはストフリと同じ形状です。
モモは筒状パーツで合わせ目なし。

側面のクスィフィアス3レール砲の展開ギミックも同じ。※後述
リアアーマーが後方へ可動するため、足可動の妨げになりません。

脚部は側面に合わせ目が出ます。

ふくらはぎにも合わせ目あり。
排熱装甲部は開閉します。

スリッパ部分は、合わせ目は出ないものの足裏つま先付近に肉抜きがあります。

特徴的なラヴストライカーは細かなイエロー部も別パーツで色分けされています。
ただ合わせ目が出る箇所は多め。

接続強度が強めに設計されたKPSジョイントの恩恵で、決めたい位置で止まってくれます。
最近のガンプラという感じがしてほんとストレスフリーだわ(>ω<)

ジョイントの角度を変えれば「ストライクノワールのノワールストライカー位置」にもできます。
バンダイさん、HGCEストライクノワール絶対出すでしょ!

ビームカマのマウント基部は360度回転。
ここは普通にプラ同士の接続になり、少しきつめになっています。
※ビームカマの柄部分が本来グレーのため「塗装してマウントすると塗装がハゲるぐらいの接続強度」になっています。塗装派モデラーさんは要調整箇所

マウントされたビームカマを引き抜き、装備させてみます。
手の甲パーツを一度外してから持たせます。

ガンダムラヴファントム、ビームカマを装備!

ビームシールドもそうだけど、最近のクリアパーツって形状がかっこいいよね……。

悪魔・道化師的なシルエットがかっこいいっす。

挑発するマギーさん。

ビームシールドを装備させてみます。
ここは取り付ける基部パーツが新規造形で、ストフリと逆位置になっていました。

↑HGCEストフリのビームシールド。
ご覧の通り、ラヴファントムではシールド色がクリアブルーから無色のクリアに変更されています。

ビームシールドを展開するとラヴストライカーに干渉するため、ポージングが限られます。

ストライカーサイズはラヴストライカーに組み込まれています。
モチーフとなったビームブレイドの機構とほぼ同じギミック。

違う点は、刃先が↑のように展開し鎌状になります。

ガンダムラヴファントム、ストライカーサイズを展開!

左右分取り外して装備可能です。

カッケェ!
ただハンドパーツ穴とサイズがあっていないので、角度によっては抜け落ちます。ご注意を。

ストライカーサイズとビームカマでポージング。

クスィフィアス3レール砲を展開させてみます。
ここは左右分轄式で合わせ目あり。

2連装リニアガンとストライカーサイズはマウントした状態でも広げる事が可能です。

ちょっぴりヴァサーゴチェストブレイク臭がしてきたぞ!(*´ェ`*)

ラヴストライカーの位置を横向きに変え、2連装リニアガンを前方へ展開する事も可能です。

↑では少し見えづらいですが、リニアガンの銃口部分もグレーで色分けされています。

サーベルエフェクトパーツは付属しませんが、ストフリ同様クスィフィアス3レール砲にマウントされたシュペールラケルタビームサーベルも装備可能です。
※写真は他キットからサーベルエフェクトパーツを拝借しています

もちろん連結ギミックも搭載。

モチーフとなったHGCEストライクフリーダムガンダム、HGストライクノワールガンダムで比較。



HGCEストフリベース(ランナー流用)の3機で比較。



余剰パーツでストライクフリーダムの頭部も組めるぞ!
※ストフリ用の頭部シールは付属しません
高エネルギービームライフルはパーツが足りないため組めませんでした。

HGBD ガンダムラヴファントムの感想
ということでHGBD ガンダムラヴファントムのご紹介でした。
目立つ合わせ目は「頭部」「肩」「脚」「クスィフィアス3レール砲(腰の武器)」「ラヴストライカー」と、そこそこ量がある模様。
色分けは優秀で、ラヴストライカーの細かな黄色いパーツや銃口部分がパーツ分轄により色分けされている点が素晴らしいです。
先述したとおりビームカマの柄をグレーで塗装する際は、マウント基部の強度調整は必須になると思うのでご注意を。
個人的にはシャッフル同盟にいても違和感のないデザインが気に入ったぞ……(特に足が尖っているとこ(*´ェ`*)
このクオリティで実売1000円代なら安過ぎるのではなかろうか。
以上、「HGBD ガンダムラヴファントム」のガンプラレビューでした!


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