今回は「MGガンダムMk-II Ver.2.0 ティターンズ」のガンプラレビューです。
機動戦士Zガンダムに登場するガンダムマーク2Ver.2.0の、ティターンズ版をご紹介。
2006年発売。
付属のガンダムデカールにより、1~3号機が再現可能。
Ver.2.0版のティターンズカラーで再現されているほか、スネアーマーや足首などに装甲連動型可動アクション方式が採用されています。
という事で、MGガンダムMk-II Ver.2.0(ティターンズ)をレビューしていきたいと思います!
MG ガンダムMk-II Ver.2.0 ティターンズ
Ver.2.0のMG版マーク2ティターンズカラーさん。
エゥーゴ仕様のVer.2.0と比べボックスサイズが小さくなっており、カタパルト型ディスプレイ台座などが同梱しない分価格が4,400円から3,850円(税10%込)に下がっているのが特徴です(*´ェ`*)
ちなみにVer.1(最初のMG Mk-II)は1998年に発売されていたため、MGとしては8年ぶりにリニューアルされた形となります。
ホイルシールのほか、マーキングシールとガンダムデカール(ドライデカール)が付属します。
いずれもティターンズ専用のものになっており、特にガンダムデカールには1・2・3号機の数字が印刷されているのが特徴です。
付属品一覧がこちら。
※「ビーム・ライフル」「ビーム・サーベル×2」「ハイパー・バズーカ(+予備カートリッジ)」「シールド(+裏側に予備Eパック×2)」「バルカン・ポッド・システム」「1/100パイロットフィギュア」
1/100パイロットのフィギュアをアップで。
立ち姿のほか、コクピット内部に座った状態のものも付属します。※後述
そして完成したMGガンダムMk-II Ver.2.0(ティターンズ)がこちら。
2006年製といえど高ポロポーションで立体化されており、MGらしく色分けが良好です。色の足りないところは、胸部左右にあるサブセンサーとランドセルのメインスラスター内部程度です。
今回ガンダムデカールを貼っていませんが、同梱するデカールを使う事により1/2/3号機が再現できるのがティターンズ版の売りといったところ。
本体や付属武器は、成形色以外エゥーゴ版のVer.2.0と全く同じです。
それでは各部細かく見ていきます!
可動域から。腕は水平以上上がり、開脚範囲も広いです。
顔を上げる動作も得意だぞ!
手足の関節は二重関節構造で、90度以上大きく曲がりキレイにヒザ立ち可能です。
特に腕関節は180度近く曲がり、足は装甲がスライドするギミックを搭載しています。
真横を向く事はできませんが、腰はそこそこ撚る事ができます。
頭部をアップで。トサカやツインアイは、シールで色を補います。
頭部は前後はめ込み式で、トサカ上部から側面にかけて合わせ目が出ます。
バルカン・ポッド・システムは、後ろからスライドさせる形で装着させます。
左側のアンテナは多少動きます。
胴体をアップで。前後はめ込み式で合わせ目部分は段落ちモールド化されていますが、上部分には多少合わせ目アリです。
胸部左右のサブセンサーはシールが付属しないので、グリーンで要塗装です。
コクピットハッチは開閉します。
中はこのようになっていて、しっかりとムーバブル・フレームが再現されているよ……(*´ェ`*)
腕部は、肩ブロック部分に合わせ目が出ます。
前腕部も合わせ目のようになっていますが、作例を見る限りモールド扱いで良さそうです。(設定画ではモールドがありませんが)
ランドセルの動力パイプには、布製パーツが使用されています。
4基のメインスラスター内部は、レッドで要塗装。
画像では見えませんが、ランドセルは前後はめ込み式で上部分などに合わせ目アリです。
腰部をアップで。フロントとサイドアーマーは可動し、裏側にもモールド有りです。
腰部右にはビーム・ライフルを、左にはハイパー・バズーカの予備カートリッジをマウントする事ができます。
取り付けたあと下にスライドして固定するタイプですが、カートリッジのポロリ率は高いです。
リアアーマーには、ハイパー・バズーカをマウントする事ができます。
マウントさせる場合は、グリップをたたみます。
脚部の合わせ目は少なく、基部の球体にしかありません。
足裏に肉抜きはなく、色分けも優秀です。
脚部の動力パイプにも布製パーツが使用されています。
脚部は、スライド装甲ギミックが搭載されています。
つま先も折りたたむ事ができるぞ!
また、足首付近のシリンダーはシルバーのメッキパーツで再現されており、動きに合わせて伸縮します。
股関節は軸位置アジャスト機構を搭載しており、前後に可動。
という事で、劇中の激しいアクションポーズも再現可能だぞ!
ただ、接地性はちょい悪です(*´ェ`*)
ガンダムMk-II(ティターンズ)、出撃!
それでは武装を見つつ、アクションポーズいってみます!
ビーム・ライフルから。
本キットの弱点はズバリ、ハンドパーツによる武器の保持力の弱さです。
指可動タイプしか付属しないので、ポロリ率がかなり高いです。(一応グリップと手首パーツ内の凹凸を合わせるようにして持たせますが、カッチリとははまらず)
ビーム・ライフルで攻撃!
シールドの保持力は高いです。
裏側には、ビーム・ライフルのEパックを2つ装備していて着脱可能です。
シールドは伸縮します。
ビーム・ライフルのフォアグリップは可動式で、両手で構えるようなポージングも可能だよ……(*´ェ`*)
ハイパー・バズーカがこちら。
グリップが前後に動くので無理なく構える事ができますが、こちらの保持力も弱いです。
ハイパー・バズーカをぶっ放すマーク2!
フレキシブルバーニアスラスターに搭載されているビーム・サーベルは、着脱可能です。
バーニアスラスター自体可動するので、取り外ししやすいです。
ガンダムMk-II、ビーム・サーベルを抜刀!
アクション!
二刀流で。
斬!
フル装備で展示できるのがいい感じだぞ……。
色々なガンダムMk-II(ティターンズカラー)のガンプラで比較。
※左から「HGUC194 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)※REVIVE版」「RG ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)」
HGのREVIVE版は2015年発売、RG版は2012年発売、今回のMG Ver.2.0版は2006年発売となります。(↑画像だと左にいくほど最新キット)
MGガンダムMk-II Ver.2.0(エゥーゴ)と比較。
本体自体は、シール・デカール類と成形色が変更されているだけですが
↑エゥーゴ仕様の方には、カタパルト型ディスプレイや整備クルーが同梱します。その分、お値段が少し上がっているよ!
MG ガンダムMk-II Ver.2.0 ティターンズの感想
ということでMGガンダムMk-II Ver.2.0 ティターンズのご紹介でした。
エゥーゴ版のVer.2.0と感想がかぶりますが、2006年製と古めなMGのわりにはそこまで古さを感じない内容になっています。
浮かせて飾ると「重さで足が勝手に閉じてくる」点など、関節強度に多少問題はあるものの合わせ目が少なく良プロポーションで立体化されている模様。
今回のティターンズ版ではカタパルト型ディスプレイが付属しないので、MGゼータガンダムVer.2.0と組み合わせて遊びたい場合はエゥーゴ版の方がオススメといった感じです!
以上、「MG ガンダムMk-II Ver.2.0 ティターンズ」のガンプラレビューでした!